「松田るか頑張ってた」かなさんどー Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
松田るか頑張ってた
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オープニングは「松田るか、もっと可愛いだろ」と思ったんだけど、堀内敬子に寄せてるんだね、それで可愛さ控えめ。
全編通じて可愛さ控えめだったね。可愛い女優じゃなくて、演技ができる女優に向けて頑張ってるのかな。
浅野忠信と堀内敬子に挟まれて、よく頑張ったなと思ったよ。
話は「母が死にそうなときに助けを求めた電話に出なかった父を娘は責めていたが、母と父の間には娘が知らない愛があり、娘は父を許す」ってことなの。
知らない愛ってなにさっていうと、母と父が出会ったときの恋愛なんだよね。
そりゃ、この夫婦に限った話ではなく、子供が知らない恋愛話を持ってるよ父と母は。
話が普遍的すぎて、ベタを超えてるぐらいベタなんだけど、だからこそ共感はするね。
それで、単純な話なんだけど、浅野忠信と堀内敬子がやったら、なんとかしちゃう。
あと台詞がうまいというか、間が良いんだよね。
ここはスゴイと思った。
Kジャージとのやり取りは、なんとなく笑えるしね。
そしたら脚本・監督はガレッジセールのゴリか。やっぱり間の取り方はスゴイね。
父母の恋愛話って、当然あるはずなんだけど、子供はそこに想像がまわらないんだよね。
なんせ産まれたときから、恋人の男女じゃなくて、お父さんお母さんと認識してるから。
でも、自分もかつての父母の年齢に近付くと、色んなことを思うよね。
あとお母さんの日記うすすぎるよ。
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