「最高の見送りを。」かなさんどー SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の見送りを。
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認知症を患ってる父・悟の余命がわずかの知らせで7年ぶりに故郷の沖縄県伊江島に帰る赤嶺美花の話。
亡き母・町子の死の直前、何度も悟へ電話を掛け助けを求める町子だったが、電話に出なかった父・悟を許せず縁を切ってた美花、実家に戻り…町子、悟との思い出、やり取りを思い出し、惨めな母と思っていたが悟の会社の元社員からの話、母の話、日記を見つけ、父と母はちゃんと繋がってたと分かり…。
聞き慣れない沖縄の方言にユーモアさと本作の雰囲気にあるコメディたっちで見せる序盤中盤と、現在と過去の行き来で父との現状、父、母との思い出、7年前はまだ少し子供で母の言ってる意味も理解出来てる様で理解出来てなくて…。
悟に女がいるのでは?と匂わせ、美花からも疑われるとなるけれど…、一面のテッポウユリ畑(の意味)から涙腺崩壊、その辺りからラストまで涙。
コメディも織り混ぜながらも泣ける話で父・悟と母・町子の愛、その2人の関係性を知り最高の形で悟を見送ろうとする美花の姿には笑えたし泣けた。町子の悟の前ではいつでも綺麗に!って気持ちと、悟の何十年たっても町子を喜ばせてあげたいって気持ちは素敵!
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