「ナポリに行きたくなった。」パルテノペ ナポリの宝石 にっくさんの映画レビュー(感想・評価)
ナポリに行きたくなった。
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「The Hand Of God」で自伝的映画を作ったソレンティーノ監督が、今度は女性(パルテノペ)を主人公として、
ナポリに生まれ、ナポリの他あちこちで様々な経験をし、最後にまたナポリに戻ってくる生涯を、美しい映像とともに撮った作品。
「The Hand Of God」ではマラドーナがいたころのサッカーチーム「ナポリ」がリーグ優勝するが、この映画ではやはりSSCナポリが優勝しファンが大喜びしているのを73歳になったパルテノペがとても素晴らしい笑顔で見ているシーンで終わるのは、素敵な「遊び」でしょう。
チャーチル役として「ヒトラーから世界を救った男」の主演をしたオールドマンが、アメリカ人の小説家役をしたのも良かった。
あと奇病に冒された息子を持つ、マロッタ教授役のオルランドもいい味を出していた。
全体に「ナポリ大好き」感があふれた、素敵な映画だった。
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