「インド初の女性監督による作品らしい…」私たちが光と想うすべて うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)
インド初の女性監督による作品らしい…
インド映画といえば、お気楽なダンスとアクション映画をイメージするけど、本作品は全くちがった。
インド初の女性監督の作品と聞いてなるほどと思った。
インドも相当な男性優位の社会のようである。
インドの宗教やカーストなどの社会の詳細を知っていればもう少し没入して鑑賞できたのではと思うと、自分の知識のなさが残念である。
市井のインド女性のことなど考えたこともなく、お気楽インド映画を楽しんでいたことに胸が痛む。
インドののGDPが世界第4位だとか5位だとか言われているけれど、国民一人あたりのGDPは最貧国のレベルの究極の格差社会(階級は特権という看板の家族の肌の色は白く、この映画の大半の登場人物の肌は黒い)でなおかつ男性優位社会で、このような映画が作られて、世界的に評価されたことは大きな意味のあることだと思う。
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