劇場公開日 2025年5月16日

「スーを差し上げます」サブスタンス きーろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スーを差し上げます

2025年5月22日
iPhoneアプリから投稿

まあ言いたいことはたくさんあるけども
俺含めてオトコは本当にゲスくてクズだ
という現実を何度も突きつけられるから
映画館の居心地がマジ悪いこと悪いこと

仕組みのわからんSFはわりと許せん輩
なわけだけどまあそこはあまり関係ない
という人が多いみたいで本読みとしては
なんとなく悲しかったり情けなかったり

サブスタンスって英題をそのまま使った
配給会社は本当に英断だったと思います

分身モノなのに記憶は引き継がれないし
そもそもあらゆる人々に愛されることが
主人公のコアサブスタンスなわけだから
自分のDNAからできた上位互換の存在は
下位の人間は奴隷のように使い倒すわな
たとえそれが自分に返ってくるとしても

とはいえ作中爆笑ポイントも多々あって
不朽の名作となる予感すら漂うこの作品

驚くことに一番のモンスターはスー役の
マーガレット・クアリーなんだよ絶対に
だってほぼティーンエイジャーみたいな
ツヤツヤでパンパンなのに齢31歳だぜ?

あれはもう世の美容女子皆ひっくり返る

オッパイはフェイクという噂もあるけど
お尻と肌艶は作れんだろ?作れるのか?
作れるのかもしれない…だとしたらさあ
この映画の1番の怪物はあのスーの肢体
を作り上げた特殊効果さんということだ

もちろん自らの鏡のような役のオファー
を執念と怨念に換えてラストまで演じた
デミ・ムーアがいちばんの功労者だけど

久々に人に勧めたくなる映画だわねコレ
で、見終わって反応や感想を聞きたいわ

それではみなさんハバナイスムービー!

きーろ
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