劇場公開日 2025年5月16日

「デミムーアさんの美しさとマーガレットちゃんの可愛さに脱帽」サブスタンス プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5デミムーアさんの美しさとマーガレットちゃんの可愛さに脱帽

2025年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

まず驚いたのは、62歳のデミ・ムーアの美しさ。レオタード姿だけでなくオールヌードでも見事なナイスバディは凄いひとことに尽きる。

そして30歳のマーガレット・クアリーの可愛さ。エクササイズで踊る完璧な若々しいボディと蠱惑的な表情は見るものを虜にする。

あの「エイリアン」の誕生シーンを彷彿させるように、背中が割れて“何か”が出てくるシーンはあまりにグロテスクであり、しかもそれをあの麻袋でも縫うような雑な縫い方で割れ目を閉じる過程は「我々は何を見せられているのだろう」と、半ば呆然として見ていた。

そして大晦日の生放送での惨劇は、「キャリー」のごとく血しぶきをステージから撒き散らして、それこそ観客やスタッフを血の海に沈める狂気のラストは圧巻のひとこと。

でも、とても哀しい物語だったなぁ。そもそもの原因となったのはスーのワガママな行動からだけど、それを否定する気持ちにはなれない。それもエリザベス本人の望んだことなのだろうから。You are the one.

PS この映画でいちばん気持ち悪かったのは、ラストの異形の姿になってしまった彼女(たち?)ではなく、最初のレストランの食事シーンでエビにむしゃぶりつくプロデューサーの口元だった。ま、そういうことなんだな。

プリズナーN0.6
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