劇場公開日 2025年6月20日

「コッポラ主催の宇宙規模のパーティに今回2度参加しました」メガロポリス sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 コッポラ主催の宇宙規模のパーティに今回2度参加しました

2025年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

世評はすこぶる良くないです。最寄りのロードショー館で、1週間での打ち切りを久々に体験しました。ゴールデンラズベリー監督賞にも選ばれていますし、やっぱりさもありなんなのでしょうか?

79年の「地獄の黙示録」は大傑作ですが、当時は賛否両論あり、「ワン・フロム・ザ・ハート」や「コットン・クラブ」でも巨費と作品の出来について、とやかく言われました。2007年の「胡蝶の夢」あたりから、コッポラはもはや異次元に行ってしまってるので、今更観客に寄り添って映画を作ろうと思ってはいないはずです。

メッセージを読み取るとか、暗喩やオマージュを探るのもありなのですが、巨匠による21世紀最大の私財消費イベントに、映画ファンとして敬意を表して参加するぐらいの感覚でよいのではないでしょうか。
上映時間も138分と苦行レベルの長さではないですし、権力抗争に関わるストーリーの本筋は意外と単純だし。

でもトランプ映画関税の発案者ジョン・ヴォイトが、ロビン・フッド役で分断を阻止するのはとても笑えます。

sugar bread
ノーキッキングさんのコメント
2025年7月9日

ウケました〜 私財消費イベント!

ノーキッキング