「「時よ、止まれ!」とは「創造を、しよう!」ではないか、コッポラ渾身の作品に込められた想い」メガロポリス シネマ大好きさんの映画レビュー(感想・評価)
「時よ、止まれ!」とは「創造を、しよう!」ではないか、コッポラ渾身の作品に込められた想い
あくまでも「傑作」を凌駕する質!です。
コッポラの愛、寛容、宿命、、、そして死さえをも込めた入魂の作品です!
決して難解ではありません。
理解しようとするから、そうなるのであって、「映画」を感じようとすると自然にすんなりと「物語」さえもが、すっと「心」に入ってきます。
この作品に感動して、エンディング後に秘めやかに「拍手」してしまいました。
コッポラの表現する「時」とは、
「創造」に打ち込むと「時が消える」ということではないか?と感じました。
「時よ、止まれ」とは、
「創作を、しよう」という意味ではないか、と穿った見方をしてしまいます。
コッポラのメッセージ、
「すべての人々に、長い命を、教育を、正義を」それらを享受するのは当然のことなんだよ、と。
僕は、そのように受け取りました。
先週、IMAX で「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を観ましたが、、、
少なくとも僕は「メガロポリス」は「地獄の黙示録」以上のクオリティであり、「ゴッドファーザー1.2.」の次に好きです。
コッポラに感謝の念しかありません。
ただ作品の時間が2時間少ししかないのが残念!です。もっと長く「メガロポリス」の世界にいたかった、、、です。
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ゆっきさんのコメント
2025年7月5日
もっと長く「メガロポリス」の世界にいたかった、、、
↑
自分ももっとあの世界に浸っていたいと思って観ていました。
でも、よくよく考えたら、観終わっても、ずっと、ずっと、頭の中や心の中に、あの世界観が入り込んでいるので、どんどんカタチをかえて別の物語、創作物として増殖していきそうです

