「土木工学としての「メガロポリス」」メガロポリス あほーだんすさんの映画レビュー(感想・評価)
土木工学としての「メガロポリス」
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映画「メガロポリス」。
主人公カエサルは都市計画局長ということもあり、土木工学の視点で整理してみた。
主人公カエサルは新素材「メガロン」でノーベル賞を受賞した技術者。この新材料を用いた理想郷「メガロポリス」を実現すべく奮闘する。
映画でもあるように、都市は(土を除くと)コンクリート、鋼(スチール)、木が用いられている。
近年は高張力鋼として780N/mm2程度の鋼材、コンクリートの設計基準強度が100N/mm2の材料が開発されている。(出展:Wikipedia)
現在はSI単位だが、40年前より映画を構想したということで、当時のアメリカの単位(PSI)と仮定すると、1N/mm2=1MPa=145PSIとして、780N/mm2=113,100PSI。メガロンと名付けたぐらいなので、この値がメガクラス。高張力鋼の10倍クラスの素材であり、とんでもない材料をカエサルは開発していることになる。これを構造物に用いることできればブレイクスルーが可能となる。
メガロンを用いて材料を薄くする
→構造物の軽量化が可能
→建築物において高層化を実現
→住環境が大きく改善
→移民問題が解決
→人類みな家族
1度観ただけでは理解が追いついていないが、メガロンと理想郷に繋げないとこの映画が全く理解できないため、このように考察した。
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