劇場公開日 2025年2月28日

ANORA アノーラのレビュー・感想・評価

全335件中、81~100件目を表示

2.0デートでは観ないで!

2025年3月15日
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鑑賞方法:映画館

アノーラがなぜあんなダメ男にハマってしまったのか普通の思考じゃ理解不能だけど、それだけ彼女は人生に希望もなく、結婚すれば全てが変わると思いたかったのかな?

たまに真顔になるアノーラがそれを物語ってる。

最後の最後で彼女が少しは救われてたならいいなとは思う。

映像はきれい。アノーラ役の人は魅力的なので他の映画でも観て見たいなと思った。

でもデートで観るのは推奨しない。

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fin

4.0会話の妙が楽しめます

2025年3月15日
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鑑賞方法:映画館

 本年度アカデミー賞作品賞はじめ主要部門獲得作品。見終わった直後より一日経ってじわっときました。
ストリッパーと結婚したロシア大富豪のバカ御曹司、その結婚を無効にしようとする大富豪の命を受けた3人の男、と登場人物の会話の掛け合いが秀悦。
離婚したくないストリッパー、何も先の事を考えないバカ御曹司は、もとより、三人組、ロシアの大富豪夫婦、そして周りの友人達のキャラがすべて憎めない。人間讃歌でありながら、国や階級や職業蔑視などの風刺をこめた作品です。意外と思えるラストまで楽しめる作品です。マイキー・マディソン、主演女優賞おめでとうと言いたいですね

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masa.k

3.5この作品が賞とるの時代変わったなあ‥

2025年3月15日
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「ANORA アノーラ」

アカデミー賞最優秀作品とカンヌ作品賞取った作品
セックスワーカーが主人公なんで絡みと金持ち息子のバカ騒ぎが前半をしめるので「賞とる作品かなあ?」なんて思ったけど、後半の旦那失踪、離婚話のコメディノリになるとギアがかかったように面白くなった。
でもこんな複雑な味わいの作品が賞とるのは時代変わったなあ

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サート

3.0fuck!!

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

全ての登場人物の口が悪すぎます。
相手が金持ちすぎて、格差社会という監督の意図は伝わってきませんでした。

マイキー・マディソンがセクシーでした。いっぱいおっぱいが出てくるので気を付けてください。

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じょー

1.0私には分からない

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

難しい

性描写がこんなに必要なのか?深読みができない。私にはアメリカ映画が分からなかった

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ゆううう

4.5めっちゃコメディじゃん!!

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

ポスタービジュアルと予告編を見て
あー、オスカー作品っぽい
癖のあるラブストーリーかなって思ったら…
めっちゃコメディじゃん!!!
しかも、しっかり見応えのあるコメディ!
観終わって

「あー、いい映画だったなー。ほっこり」

っていう感想でした。
とはいえ万人にお勧めかっつーと

もーめっちゃエチエチ18禁!!
やりまくり(^_^;)

でも、楽しかったです!
冒頭数分は、バカ息子のバカ息子っぷりに
めっちゃバカイライラしましたが、
わざとイライラさせてた感が後半になって
どんどん楽しくなってくる。

さすがのオスカー5冠!
おめでとう御座います\(´ω`)/

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溶かしバター大盛りポップコーン

4.0うるさい

2025年3月14日
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イヴァンが逃げ出すまでは最高に良い!
逃げ出してからはみんな終始うるさすぎてうんざりする。

この監督の画は何がいいとかよく分からないけど、なんか好きだなーと思った。色味?画角?とにかく好き!

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ぞの

4.0やっぱり…

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

個人にサービスするストリップで体を張って生きているアノーラそこに金持ちクズ息子がやってくるアノーラを気に入り結婚するが両親に反対され息子も反論出来ない。
こういう仕事をしてる後シングルマザーの人とかクズに当たりやすい、子供懐かないから虐待したりしてじゃ別れろ!子供可哀想。
クズ息子の冷めた態度を見てアノーラも悔しいけど諦めるその方がいい。
最後は両親の部下の人に泣き付いて終わるこの人はいい人この人と結婚した方がいい。

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Lec

4.0ブロンディは

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

使わなかったと思う、tatu.懐かし。
店内のBGM以外音楽を流さず、浮かれモードをひたすら描く前半。アカデミーはこういうドキュメントタッチがお好きなのかもね。エンディングにも音楽が無くて出だしと同じく、カッコイイと感じられた。
アノーラは角度によってはアジア系に見える所が、又イイ。

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トミー

5.0陰と陽、静と動のコントラスト

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

意外性のあるストーリーではないけれど、
最後まで画面に引き付けられて止まないのは、
すごく魅力的なそれぞれ登場人物のキャラクターと、
スピード感のある展開、映像が要因でしょうか。

ロシア語も混ざりつつ、
お互いが微妙に嚙み合ってない会話のやりとりも、すごく面白いですね。

中盤のドタバタ喜劇も、
徹底的にしつこい繰り返しのアクションもありますが、
ぎりぎり胃もたれする位で楽しく見ました。

そして映画の余韻を最も高めているのは、
アノーラの罵詈雑言や突飛な行動も、すべてを観察、静かに受け止める、
イヴァンとは対称的なイゴールの存在ですね。
終盤、語彙の少ない、他愛のない会話でも
心の動きが滲み出てくる表情が素晴らしいと思いました。

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HK

4.0人間の欲が詰まってた

2025年3月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

映画は大体娘(成人済)と行くのですが、今回は1人で行って良かった。だいぶ気まずかったはず笑

親のスネかじりのクズ寄りの御曹司だったのが
私的には残念だったかな。
コメディと言われてますがそれも弱かったかな?私的には。

〜ここからややネタバレ含む〜
後半アニーを置いて逃亡するのだけど、泥酔したイヴァンがアニーと出会ったクラブに行ったのはアニーを求めての本能的な行動だったと勝手に思っておこう。
そうでないとマザコンか親が怖いだけのしょうもないガキに成り下がるので(苦笑)
(クラブで違う女性を相手にしている時点で、そうではないのだろうけど…)

ひとつだけ理解できなかったのは怖い存在と思っていたイヴァンの父親の爆笑。ママがパワフルなだけで、パパは大らかな性格なのだろうか?
逃走ドタバタ劇の爆笑締め括りは好きだな。

私の勝手なイメージとほんの少しズレたストーリーで、微妙な違和感を感じながら観ていましたが、
ラストからエンドロールはかなりやられました。
アニーはずっと自分に正直に行動してたと思っていたけど…

あの数分間だけでアノーラ鑑賞して良かったと思いました。

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あっこちゃん

4.5痛み

2025年3月13日
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鑑賞方法:映画館

カンヌ映画祭パルムドール、ゴールデングローブ賞、
アメリカアカデミー賞では作品、監督、主演女優、脚本、編集賞5部門受賞。
他の様々な映画賞でも受賞を重ねた。

監督はレッド・ロケット、フロリダ・プロジェクトなどで
市井のアメリカを描く
今注目される気鋭のショーン・ベイカー。
アメリカの声なき声を掬い上げ、市井に生きる労働者、社会の底辺を生きる人々の物語を描いてきた、と言われる。
今、だからこその時代の傑作を作り上げた。
圧倒される139分。

優れた作品というのは、私たちがある程度考えられる物語の結末を裏切り、思ってもみないところへ連れて行ってくれるものである。
今作、まさに私にとってはそうだった。

NYでストリップダンサーとして働くアノーラが、客として来たロシア富豪の御曹司と知り合い、結婚。しかしロシアからそれに反対、潰しにかかる両親がやってくる。
さて、2人はどうなっていくのか、という物語。

ジャンルでいえばスクリューボールコメディではあるが、
前半部と後半部で、味わいが全く変化する。2人のラブストーリーを騒々しいまでの派手さとスピード感溢れる演出で描く。一転、ロシアコミュニティ、両親がやってくる後半はアニーの焦燥感、哀切感を全面に押し出したロードムービー的展開に変転する。富豪青年イヴァンが逃走するからだ。

かつてならプリティーウーマンのような、豊かな紳士男性が女性を幸せにする、という定型ジャンル映画がヒットした時代もあった。
ロマンティックコメディも全然否定はしないし、面白い作品、良い作品もある。

だが今、プリティーウーマンは過去のものになった。

アノーラが恋するイヴァンは調子が良いだけの、金持ちボンボン息子。ルックスだけはよい。イヴァンの両親はいわゆるセックスワーカーのアノーラを見下し、露骨に差別する。
アノーラは満身創痍になりながらも、最後まで諦めない。

映画はアメリカン・ドリームの幻想をも描いているのか。
いやそもそもそんなものはあったのだろうか…
シンデレラはただのファンタジーなんだろう。
しかし、切り捨てられる物語でもない。

カンヌ審査委員長であったグレタ・ガーウィグが
今作についてハワード・ホークスやエルンスト・ルビッチ
の名前まで出して絶賛した、という。

アノーラ演じるマイキーマディソン。威勢のよいパワフルな演技で魅せつつ、繊細さも存分に表現。素晴らしかった。
後半、イヴァンを共に追うロシア系アメリカ人イゴールを演じるユーリー・ボロソフの眼差し、たたずまいが良い。

アメリカ社会の一断面、いやアメリカだけでなく日本でも同様だろう。
また自身にとっても…。
ショーン・ベイカー監督の人間を真摯に見つめる眼差し、ユーモアと共に社会批評的側面も持つ物語群の、ひとつの到達点となった映画であると思う。

性的描写が多く、R18映画でもあり足が向かないむきもあるかとは思う。
しかしながら、パワフルかつスピード感溢れる演出、人間性の繊細さをユーモア溢れる描写で描いた作品。
一見に値する。得るものは必ずある、と私は思う。

ラストシーンが痛みに満ちている…。

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たま

5.0マイキー・マディソンの魅力全開とやはりショーン・ベイカー監督のセンスが観どころ

2025年3月13日
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鑑賞方法:映画館

以前より公開を楽しみにしていたショーン・ベイカー監督の新作で、しかも第97回アカデミー賞6部門ノミネートで作品・監督・主演女優賞等々5部門受賞の快挙とのことで期待満々で劇場へ。
さすがショーン・ベイカー監督節あふれるオープニングに瞬時魅了される。本監督のこういうセンスが大好きだ。
そしてノンストップの派手派手贅沢三昧生活がスタート。マイキー・マディソンがもうキラキラでまぶしいほどだ。
後半の暗転からは、少し騒がし過ぎたり中弛み感が気にはなったが、やはりマイキー・マディソンの魅力で一気にラストへ。
ラストシーンからのエンドロールがまた本監督らしい。嗚咽そしてエンドロール、ひた続くワイパー音、そして永遠にも感じるサイレント。余韻がハンパない。
本作はマイキー・マディソンの魅力全開独壇場のようにも映るが、やっぱりショーン・ベイカーの才能が世界的に示された作品であろう。
アカデミー賞受賞の風格はというと正直それほどでもという感じなのかもしれないが、個人的にはじゅうぶん星5つに値する作品だ。

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いけい

4.5アノーラを抱きしめてあげて

2025年3月12日
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初めましてのユーリー・ボリソフにイチコロです。
終盤の表情にやられましたぁ超カッコいい!

ロシアのTOPが違う人なら、ロシアの映画を沢山観れたかもしれないのに‥最低。
何にもかも失うだけの戦争を仕掛けたP、最低。

乱闘騒ぎはリアルな感じなのに、コメディほど面白かった。
結果,いい映画でした。

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ねこのあお

4.5チンデレラ・ストーリー

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

これは珍デレラ・ストーリーだな。
哀愁があってなかなか面白かったけど、こういう作品がアカデミー作品賞というのはちょっとびっくり。
でも意外とアカデミーって、セックスワーカーを演じてのオスカーって多いんですよね(15人目らしい)。
アノーラの暴れっぷりと口の悪さが笑えました。
哀愁たっぷりなラストシーンが好き。アノーラのこれからの幸せを祈ってます。

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光陽

2.5コメディ…なんですか?

2025年3月12日
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愛称アニーである時は夢を見てられるけど、アノーラは現実を知る。

目先の富ばかりでも、自身の頑張り無しでも、幸せになれないということかな😟前半はただチャラチャラしたパリピを見せられただけな気がします。
振り切った設定とシーンは流石R18でしたが。邦画では無理でしょうね。

後半イヴァン親子に振り回されながら行方を追う4人のパーティの姿は面白かったです。このコメディを見せたかったのか…

けど僕にはチト刺さらなかったカナ

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monchan

3.5ずっとシリアスなのかと思っていたら

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

事前の評判を読む限りでは、社会問題を提起するようなイメージで、ずっとシリアスな展開なのかと思ったら、コーエン兄弟の「ファーゴ」みたいな感じの、シリアスなのに、なぜかマヌケなことをしてしまうことが続いて、結構笑いました。
相手一族がロシアの大金持ちという設定も、文化や価値観の違いを利用して、ストーリーをうまく組み立てられていましたね。
ニューヨークに戻ってからのシーンが好きです。その前の段階から、少しそれらしい感じがありましたけど、あれによって、酷い目に遭った主人公の心も癒えるんでしょうね。
途中、「動かなくなったロボットが砂に埋もれてしまった」ような海岸が出てきますよ。

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豊島区のはずれ

4.0??

2025年3月12日
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映画内の金持ちの豪遊がこわい
思わず家庭菜園でも始めようかと思った
アノーラは、とても強いし毅然としてるのがいい
イゴールの役者さんの存在感が印象的
映画内のゴタゴタはいくら雇われてるとはいえ、全部犯罪だよ、やりすぎだよって焦った
ラストの理解が追いつかないので、考察的なの読みます

追記
監督が、それぞれ考えて欲しいからあのラストにしたと言っていたそうなので、ちゃんと自分で考えようと思う

アノーラは、愛を信じたかったのだと思う
でも、あっけないほど簡単に相手が心変わりするのを目の当たりにして
一瞬でも信じた愛が、こんなにも陳腐な結末になるのかと
惨めで悔しくて情けなくて発狂したくなる気持ちだったと思う
ラスト、イゴールに惹かれてるのは間違いないと思うけど
惨めさ、悔しさ、やるせなさは引いては寄せる波のように押し寄せてくるものだから
まだ時間が必要かなと思う
2週間の出来事だから、案外早く立ち直るかもだけど

さらに修正
ラストは、アノーラ自身プロとして始めた行為だったのでは?
だけど、また感情に流されそうになった自分に悔しくてあのラストになったのかな
うーん、難しい
人の心を察するのは

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タケコ

3.5

2025年3月12日
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終盤の雪が降り出してからのシーンがとても印象的。それまでの派手な人生観から本当の自分に戻っていく感情表現がステキ。

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heys

4.0やがて、哀しき物語かな

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

地方のシネコンのレイトショーで観たが、アカデミー賞6部門ノミネート5部門受賞という話題作品なのに、平日ということもあってか観客は私1人だった。

序盤と中盤は明るさに満ちている。このような娼婦を主人公とする作品では、貧困や暴力から逃げられない哀しさや苦しみが執拗に描かれることが多いが、本作ではそういうのはない。唯一、自宅アパートでのシーンがトーン低めに撮られているのが例外。

中盤からはドタバタコメディ色が強まり、アメリカ映画というよりはイギリス映画という感じだった。メジャーではない独立系プロダクション作品ということの影響かもしれない。

用心棒の男の視線が何気に気になっていたが、それがラストシーンへとつながる。

社会の底辺に生きる者を満たしてくれるのは、やはり底辺で生きる者だった。底辺から抜け出そうとしたとき、クモの糸はあっさりと切れた。ささやかな希望は、雪ふる中で嗚咽する。

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alfred
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