劇場公開日 2025年2月28日

ANORA アノーラのレビュー・感想・評価

全465件中、121~140件目を表示

4.0ブロンディは

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

使わなかったと思う、tatu.懐かし。
店内のBGM以外音楽を流さず、浮かれモードをひたすら描く前半。アカデミーはこういうドキュメントタッチがお好きなのかもね。エンディングにも音楽が無くて出だしと同じく、カッコイイと感じられた。
アノーラは角度によってはアジア系に見える所が、又イイ。

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トミー

5.0陰と陽、静と動のコントラスト

2025年3月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

意外性のあるストーリーではないけれど、
最後まで画面に引き付けられて止まないのは、
すごく魅力的なそれぞれ登場人物のキャラクターと、
スピード感のある展開、映像が要因でしょうか。

ロシア語も混ざりつつ、
お互いが微妙に嚙み合ってない会話のやりとりも、すごく面白いですね。

中盤のドタバタ喜劇も、
徹底的にしつこい繰り返しのアクションもありますが、
ぎりぎり胃もたれする位で楽しく見ました。

そして映画の余韻を最も高めているのは、
アノーラの罵詈雑言や突飛な行動も、すべてを観察、静かに受け止める、
イヴァンとは対称的なイゴールの存在ですね。
終盤、語彙の少ない、他愛のない会話でも
心の動きが滲み出てくる表情が素晴らしいと思いました。

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HK

3.5あにーのこと。良作なれど…

2025年3月14日
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またぞう

4.0人間の欲が詰まってた

2025年3月13日
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楽しい

単純

興奮

映画は大体娘(成人済)と行くのですが、今回は1人で行って良かった。だいぶ気まずかったはず笑

親のスネかじりのクズ寄りの御曹司だったのが
私的には残念だったかな。
コメディと言われてますがそれも弱かったかな?私的には。

〜ここからややネタバレ含む〜
後半アニーを置いて逃亡するのだけど、泥酔したイヴァンがアニーと出会ったクラブに行ったのはアニーを求めての本能的な行動だったと勝手に思っておこう。
そうでないとマザコンか親が怖いだけのしょうもないガキに成り下がるので(苦笑)
(クラブで違う女性を相手にしている時点で、そうではないのだろうけど…)

ひとつだけ理解できなかったのは怖い存在と思っていたイヴァンの父親の爆笑。ママがパワフルなだけで、パパは大らかな性格なのだろうか?
逃走ドタバタ劇の爆笑締め括りは好きだな。

私の勝手なイメージとほんの少しズレたストーリーで、微妙な違和感を感じながら観ていましたが、
ラストからエンドロールはかなりやられました。
アニーはずっと自分に正直に行動してたと思っていたけど…

あの数分間だけでアノーラ鑑賞して良かったと思いました。

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あっこちゃん

4.5痛み

2025年3月13日
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カンヌ映画祭パルムドール、ゴールデングローブ賞、
アメリカアカデミー賞では作品、監督、主演女優、脚本、編集賞5部門受賞。
他の様々な映画賞でも受賞を重ねた。

監督はレッド・ロケット、フロリダ・プロジェクトなどで
市井のアメリカを描く
今注目される気鋭のショーン・ベイカー。
アメリカの声なき声を掬い上げ、市井に生きる労働者、社会の底辺を生きる人々の物語を描いてきた、と言われる。
今、だからこその時代の傑作を作り上げた。
圧倒される139分。

優れた作品というのは、私たちがある程度考えられる物語の結末を裏切り、思ってもみないところへ連れて行ってくれるものである。
今作、まさに私にとってはそうだった。

NYでストリップダンサーとして働くアノーラが、客として来たロシア富豪の御曹司と知り合い、結婚。しかしロシアからそれに反対、潰しにかかる両親がやってくる。
さて、2人はどうなっていくのか、という物語。

ジャンルでいえばスクリューボールコメディではあるが、
前半部と後半部で、味わいが全く変化する。2人のラブストーリーを騒々しいまでの派手さとスピード感溢れる演出で描く。一転、ロシアコミュニティ、両親がやってくる後半はアニーの焦燥感、哀切感を全面に押し出したロードムービー的展開に変転する。富豪青年イヴァンが逃走するからだ。

かつてならプリティーウーマンのような、豊かな紳士男性が女性を幸せにする、という定型ジャンル映画がヒットした時代もあった。
ロマンティックコメディも全然否定はしないし、面白い作品、良い作品もある。

だが今、プリティーウーマンは過去のものになった。

アノーラが恋するイヴァンは調子が良いだけの、金持ちボンボン息子。ルックスだけはよい。イヴァンの両親はいわゆるセックスワーカーのアノーラを見下し、露骨に差別する。
アノーラは満身創痍になりながらも、最後まで諦めない。

映画はアメリカン・ドリームの幻想をも描いているのか。
いやそもそもそんなものはあったのだろうか…
シンデレラはただのファンタジーなんだろう。
しかし、切り捨てられる物語でもない。

カンヌ審査委員長であったグレタ・ガーウィグが
今作についてハワード・ホークスやエルンスト・ルビッチ
の名前まで出して絶賛した、という。

アノーラ演じるマイキーマディソン。威勢のよいパワフルな演技で魅せつつ、繊細さも存分に表現。素晴らしかった。
後半、イヴァンを共に追うロシア系アメリカ人イゴールを演じるユーリー・ボロソフの眼差し、たたずまいが良い。

アメリカ社会の一断面、いやアメリカだけでなく日本でも同様だろう。
また自身にとっても…。
ショーン・ベイカー監督の人間を真摯に見つめる眼差し、ユーモアと共に社会批評的側面も持つ物語群の、ひとつの到達点となった映画であると思う。

性的描写が多く、R18映画でもあり足が向かないむきもあるかとは思う。
しかしながら、パワフルかつスピード感溢れる演出、人間性の繊細さをユーモア溢れる描写で描いた作品。
一見に値する。得るものは必ずある、と私は思う。

ラストシーンが痛みに満ちている…。

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たま

5.0マイキー・マディソンの魅力全開とやはりショーン・ベイカー監督のセンスが観どころ

2025年3月13日
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以前より公開を楽しみにしていたショーン・ベイカー監督の新作で、しかも第97回アカデミー賞6部門ノミネートで作品・監督・主演女優賞等々5部門受賞の快挙とのことで期待満々で劇場へ。
さすがショーン・ベイカー監督節あふれるオープニングに瞬時魅了される。本監督のこういうセンスが大好きだ。
そしてノンストップの派手派手贅沢三昧生活がスタート。マイキー・マディソンがもうキラキラでまぶしいほどだ。
後半の暗転からは、少し騒がし過ぎたり中弛み感が気にはなったが、やはりマイキー・マディソンの魅力で一気にラストへ。
ラストシーンからのエンドロールがまた本監督らしい。嗚咽そしてエンドロール、ひた続くワイパー音、そして永遠にも感じるサイレント。余韻がハンパない。
本作はマイキー・マディソンの魅力全開独壇場のようにも映るが、やっぱりショーン・ベイカーの才能が世界的に示された作品であろう。
アカデミー賞受賞の風格はというと正直それほどでもという感じなのかもしれないが、個人的にはじゅうぶん星5つに値する作品だ。

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いけい

3.5フォーカスが自然と変わる不思議さ

2025年3月13日
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松たけ子

4.5コメディーが優れていた良作!

2025年3月12日
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ハンガー

3.0ただ男性に喜んでいただくのがお仕事だったアニー

2025年3月12日
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Qoo

4.0走りきった先にあるもの

2025年3月12日
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うっか

4.5アノーラを抱きしめてあげて

2025年3月12日
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初めましてのユーリー・ボリソフにイチコロです。
終盤の表情にやられましたぁ超カッコいい!

ロシアのTOPが違う人なら、ロシアの映画を沢山観れたかもしれないのに‥最低。
何にもかも失うだけの戦争を仕掛けたP、最低。

乱闘騒ぎはリアルな感じなのに、コメディほど面白かった。
結果,いい映画でした。

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ねこのあお

4.5チンデレラ・ストーリー

2025年3月12日
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楽しい

これは珍デレラ・ストーリーだな。
哀愁があってなかなか面白かったけど、こういう作品がアカデミー作品賞というのはちょっとびっくり。
でも意外とアカデミーって、セックスワーカーを演じてのオスカーって多いんですよね(15人目らしい)。
アノーラの暴れっぷりと口の悪さが笑えました。
哀愁たっぷりなラストシーンが好き。アノーラのこれからの幸せを祈ってます。

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光陽

2.5コメディ…なんですか?

2025年3月12日
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愛称アニーである時は夢を見てられるけど、アノーラは現実を知る。

目先の富ばかりでも、自身の頑張り無しでも、幸せになれないということかな😟前半はただチャラチャラしたパリピを見せられただけな気がします。
振り切った設定とシーンは流石R18でしたが。邦画では無理でしょうね。

後半イヴァン親子に振り回されながら行方を追う4人のパーティの姿は面白かったです。このコメディを見せたかったのか…

けど僕にはチト刺さらなかったカナ

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monchan

3.5ずっとシリアスなのかと思っていたら

2025年3月12日
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笑える

楽しい

興奮

事前の評判を読む限りでは、社会問題を提起するようなイメージで、ずっとシリアスな展開なのかと思ったら、コーエン兄弟の「ファーゴ」みたいな感じの、シリアスなのに、なぜかマヌケなことをしてしまうことが続いて、結構笑いました。
相手一族がロシアの大金持ちという設定も、文化や価値観の違いを利用して、ストーリーをうまく組み立てられていましたね。
ニューヨークに戻ってからのシーンが好きです。その前の段階から、少しそれらしい感じがありましたけど、あれによって、酷い目に遭った主人公の心も癒えるんでしょうね。
途中、「動かなくなったロボットが砂に埋もれてしまった」ような海岸が出てきますよ。

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豊島区のはずれ

4.0??

2025年3月12日
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鑑賞方法:映画館

映画内の金持ちの豪遊がこわい
思わず家庭菜園でも始めようかと思った
アノーラは、とても強いし毅然としてるのがいい
イゴールの役者さんの存在感が印象的
映画内のゴタゴタはいくら雇われてるとはいえ、全部犯罪だよ、やりすぎだよって焦った
ラストの理解が追いつかないので、考察的なの読みます

追記
監督が、それぞれ考えて欲しいからあのラストにしたと言っていたそうなので、ちゃんと自分で考えようと思う

アノーラは、愛を信じたかったのだと思う
でも、あっけないほど簡単に相手が心変わりするのを目の当たりにして
一瞬でも信じた愛が、こんなにも陳腐な結末になるのかと
惨めで悔しくて情けなくて発狂したくなる気持ちだったと思う
ラスト、イゴールに惹かれてるのは間違いないと思うけど
惨めさ、悔しさ、やるせなさは引いては寄せる波のように押し寄せてくるものだから
まだ時間が必要かなと思う
2週間の出来事だから、案外早く立ち直るかもだけど

さらに修正
ラストは、アノーラ自身プロとして始めた行為だったのでは?
だけど、また感情に流されそうになった自分に悔しくてあのラストになったのかな
うーん、難しい
人の心を察するのは

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タケコ

3.5

2025年3月12日
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終盤の雪が降り出してからのシーンがとても印象的。それまでの派手な人生観から本当の自分に戻っていく感情表現がステキ。

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heys

4.0やがて、哀しき物語かな

2025年3月12日
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地方のシネコンのレイトショーで観たが、アカデミー賞6部門ノミネート5部門受賞という話題作品なのに、平日ということもあってか観客は私1人だった。

序盤と中盤は明るさに満ちている。このような娼婦を主人公とする作品では、貧困や暴力から逃げられない哀しさや苦しみが執拗に描かれることが多いが、本作ではそういうのはない。唯一、自宅アパートでのシーンがトーン低めに撮られているのが例外。

中盤からはドタバタコメディ色が強まり、アメリカ映画というよりはイギリス映画という感じだった。メジャーではない独立系プロダクション作品ということの影響かもしれない。

用心棒の男の視線が何気に気になっていたが、それがラストシーンへとつながる。

社会の底辺に生きる者を満たしてくれるのは、やはり底辺で生きる者だった。底辺から抜け出そうとしたとき、クモの糸はあっさりと切れた。ささやかな希望は、雪ふる中で嗚咽する。

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alfred

4.5エンドロールの向こうの彼女(達)に

2025年3月12日
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泣ける

笑える

楽しい

▼脚本賞受賞時スピーチ
監督ショーン・ベイカー「本当に信じられません。ありがとうございます。アカデミー、この栄誉を本当にありがとうございます。(中略)
そして、私はセックスワーカーコミュニティにも感謝を伝えたい。彼らは自身の物語を、人生の経験を、長年にわたって私に共有してくれました。心からの敬意を表します。ありがとう。この賞をあなたたちと分かち合います」

映倫+18。 キャッチコピーにもある『ううん、現実(リアル)』。 声出して笑ってハラハラしたけど、本当にこの映画で感じたのは、
女性の有り難さ、素晴らしさ、逞しさ。

こんな世の中で笑って強く逞しく生きる女性たちに男は何が出来るのか。

エンドロールも終わり、真っ暗な小窓のようなスクリーンの向こうに現実(リアル)にいる彼女は、彼女達は、今も泣いているのか、今は笑っているのか。笑っていて欲しい。
大雪の中に埋もれ、沈黙に思える中にも、色々な声を想像させる監督の演出に敬服m(_ _)m

みて、良かった👍

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へんそん

3.5高慢チキな姑とソリが合わなくて、旦那ともギクシャクしだした嫁さんが買い物ついでに息抜きに観るにはうってつけの映画

2025年3月11日
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幸せ

ショーン・ベイカー監督の新作なので、アカデミー賞云々抜きにしてそりゃ観ますわ。
ニューヨークにブライトンビーチというロシア人街があるらしい。
高慢チキな姑とソリが合わなくて、旦那ともギクシャクしだした嫁さんが買い物ついでに息抜きに観るにはうってつけの映画。
オカンムリのオバハン(失礼)
一方で、ロシアの新興財閥のオヤジはぶっちゃけ笑う。
懐の広さなのか、自虐なのかはさて置いといて、しょうもない状況を笑い飛ばすコメディ要素はショーン・ベイカー監督がまるで北野武のお笑いをパクったような感じ。
お坊っちゃま君はロシアのティモシー・シャラメのマーク君。俺は好きだなぁ。御本家以上に。
21歳の男なんて所詮おこちゃまなのよ
アノーラ(アニー)役のマイキー·マディソンちゃん。とても快活で気持ちいい。
女優をめざす前は馬術の選手だったらしい。
だから騎乗がサマになるんだな😎
お顔はあんまり好みじゃない。吉川ひなの似。
東洋系に見えるけどユダヤ系らしい。
R18+の設定はほんのちょっとだけロシアのティモシー・シャラメ君のナニが見えそうになったから?
高校生にも堂々と観てもらいたい。
私的にはいかにもなロシア人青年のイゴール役のユーリーボリソフがずーっと好感度高かったので、あのラストは忘れがたい。
彼は第74回カンヌでグランプリを獲った「コンパートメントNo.6」でのかわいい青年役だった。彼にもアカデミー賞あげたかったね。

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カールⅢ世

3.0Does this movie really deserve the Academy Award for Best Picture?

2025年3月11日
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As many viewers felt, it was unclear why this film won the Academy Award for Best Picture, and it also didn't seem like a film that would be talked about for a long time. If the award was unexpected, the following could be considered.
1. A situation occurred where the award could not be given to a strong work.
2. In order to maintain the authority of the selection committee, they do not want to give the award to a replacement work.
3. It has been rumored that the Academy Awards have (some degree of) political considerations for some time.
In this year's selection, a European work dealing with transgender people was effectively left out of the selection. Moreover, it was not because of the evaluation of the content, but because of a problem with the leading actress's comments. It is only unfortunate.
As a result, works that originate from Europe or are based on Europe are at a slight disadvantage. At the opposite end of the spectrum are cheerful American works.
Now, while Cannes is said to be art-oriented, it is actually a film trade fair, while the Academy Awards is the most watched film award in the world. To some extent, we cannot help but think about the social impact. Even if it is a free person who decides, they would want to avoid being biased towards either the Jews or the Palestinians. Also, if possible, they do not want to side with Ukraine and back Russia.
No matter how you look at it, the world-famous singer who is the model for one of the nominees must be of Jewish descent, considering his appearance and creativity. I don't know about his religion. Also, the architect who came to America from Hungary and became active there is probably of Jewish descent. On the other hand, this film features a hopeless Russian wealthy family.
If these elements had crossed the minds of the selection committee, this film would be a strong candidate for the Best Picture award. What a shame.

So, what kind of film is this?
The beginning is vulgar, but even though it was made 18+, its appeal was not conveyed. In the middle, the hopeless "spoiler-dovey son" runs away from his mansion, leaving his new wife behind, and goes around New York's bars, while the butler and his new wife struggle to find him. At the end of the film, the wealthy Russian couple rush to New York on a private jet or charter flight, and things get hectic.

The most troubling thing for me was that the wealthy couple's butler (who is apparently Armenian) and lawyer didn't realize it was from Las Vegas, even though they had seen the marriage certificate.
The only saving graces were the boundless vitality of the main character, Anora, and the modest genuine affection shown to Anora by one of the bodyguards, who seems to be a distant relative of the wealthy couple or something.
However, I would like to see as many of the other films nominated for the Academy Award for Best Picture as I can.

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詠み人知らず
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