ANORA アノーラのレビュー・感想・評価
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前半気まずいが後半引き込まれる
あまり題材として興味は惹かれなかったものの、アカデミー賞なら見とくか。。と鑑賞。
前半これまでかというくらいのセックスシーン三昧、両隣男性だったからなんだかとても気まずい、男性側も横に女性座られたら気になるだろうなと思いつつ。両隣のおじさまがポップコーン食べ続けているのは照れ隠しかとどうでもいい勘ぐりをしながら、これハズレかなあと見てた。
でも後半のドタバタになってからは、大してストーリー何も進んでないのに釘付けになった。ひとえに主演のマイキーマドソンの体当たり演技にやられたのかも?ファッキンとマザーファッカーをひたすら繰り返す、語彙力の少ない悪態も逆にわかりやすく、また出てくる人ほとんどロシア人で英語が得意でない設定だったのが少し身近に感じられた。娼婦、にあたる単語がいくつか出てきてその度にアニーがブチ切れるのも彼女の矜持なんだなあと。しかし身分差の恋の物語かと思いきやただ逃げるだけのお坊ちゃん、アルメニア人の警護役?と一緒になって怒るアニーにちょっとだけ感情移入。
そしてイゴール役のユーリーボリソフさんかっこよかった。はじめはいつ暴力振るうのかとビクビクしつつ、最後はただのいいやつでいつ手出すのかなと思いつつ。キスは拒まれるも抱きしめるラストシーンに少し救いを感じた。でも彼らは結ばれるわけではなくあの後会うことはないんだろう。
面白かった、けど、作品賞かあ。。?は疑問。主演女優賞はわかるけど、そこまでのメッセージ性やこの作品ならではの斬新さがあったわけではないように感じる。ノミネート作品まだそんなに見れてないけど、duneもwickedも断然作品としては上な気がするけどなあ。。不思議。
コミカルで軽く進行しながらも段々と力強いテーマ性が見えて来る
同じ日に4本観ることを予定していた映画の中では、一番期待していなかった作品でしたが、結果として、一番面白かった映画でした。
心にも少し残りました。
話の始まりは、非常に軽くて下らない。
でも、展開は予想外で、深刻な事態なのに軽妙なやりとりがとても面白い。
そういうコミカルで非常に軽い内容で進行しているようでいて、段々と、かなり力強いテーマ性が見えて来る。
私の映画のセレクトって雑だとは思っているのだけれど、雑に選んでいるからこそ、こうした意外な出会いが有るのだと思う。
深夜に観終わったけれど、いい気分で家路につけました。
翌日にアカデミー賞の発表。
作品賞と主演女優賞を獲りましたね。然ありなん。
受賞、おめでとうございます。
ロシア版から騒ぎで疲れました
今年のアカデミー賞は、もはやアカジミー賞としか言いようがない地味な作品ばかりでした。本作は、作品、監督、脚本、主演女優賞など主要部門を押さえた作品だけど、正直言ってどこがいいのかさっぱり分からない映画でした。ロシア系風俗嬢がロシア人成金のボンクラ息子と勢いで結婚したことで巻き起こる騒動を描くコメディだけど、まるで感情移入できない登場人物達が大声で喚いて騒いでいるだけで、うんざりしました。現代版シンデレラストーリーとは言うけど、色と金の欲望バカップルの狂乱生活を延々と見せられ、共感がわきません。中盤からコメディになってくるけどなんかイマイチ切れが悪いし、ダラダラ話しが続いてしまりがないように感じました。役者では、イゴール役のユーリー・ボリソフがちょっとよかったかな。
アカデミー賞って???
本作がアカデミー賞 作品賞を受賞したので、観に行きました。
良くも悪くも、僕がイメージする 男にグゥパンチをするような"アメリカ女性像"そのものであり、
「本当は好きだった」「女だからこそ 泣きたい時もある」とラストシーンにに影響されて、共感してしまう女性が多々派生してしまう事を危惧します。
男には都合の良い事ではあるが。。。
アノーラは、自分に対する言い訳を、自分自身に魔法のように洗脳しているが、しょせん お金だけの人間
映画の節々を観ていて、感じました。
この映画を観たら、同じく春を販売する事を非常に稀で、異常だと考えないアメリカンなリアル"シンデレラストーリー"
「プリティ・ウーマン(1990年)」と比べた方が良いと思う。
しかし本当の"シンデレラストーリー"なら、「愛と青春の旅だち(1982年)」を観る事を勧めます。
シャボン玉
一気に観れた。
が、終わってみればやるせない話だったし、嘘のない話だった。
劇中でアノーラは自身の事をシンデレラに例える。御伽話と違うのは、王子が絵に描いたようなクソ野郎で、王家が寛大な心も持たず、社会には身分も階層もあると認知し行使してる普通の権力者だった事だ。
ラストのSEXは悲しいなぁ…。
強がり100%というか、初め自分が返してあげれるのは身体くらいしかないって事なのかと思ってたけど、アレは施しだったんだな。マウントを取ろうとした相手に同情を向けられたら情けなくもなるわなぁ。
悔し涙だったんだろうか…ありもしない幸せを夢見た自分への怒りなのだろうか?
主人公はSEXワーカーで、大富豪の息子と知り合い結婚する。バカ息子がホントにバカっぽくて恐れ慄く。彼がこの作品にもたらした功績は計り知れないように思う。俺は彼を見て「この作品は面白いかも」と思った。
なるほどと思うのは「結婚」が実行されるまで、彼女は幻想を抱かないのだ。コレは仕事。対価として金を要求し、バカ息子の甘言にも振り回されはしない。
男は21歳、女は23歳。
口約束ではない、法的に認められている「結婚」をする。…どう考えても男に誠実さはない。アノーラも愛している風でもない。
でも、彼女はこの契約を機にクソみたいな自分の現実から這い上がろうと必死だったように思う。
いや…たぶん俺がそう解釈したいだけなんだけど。
そんな彼女はなかなかにタフだ。
屈強なボディーガード達に屈しないし、怒鳴り散らす後見人に言い負かされる事もない。
この男達が登場してからは、かなりコミカルなシーンが続く。
ただ、敢えて面白い事をするわけでもなく、間がいいというか、笑えてしまうと言うか…ボディーガードの登場は車内のツーショットで長回しなんだけど、なんいい。すこぶる気負いがないし、なんなら脚本の所在も忘れてしまいそうだ。
口論してる4人(参加してるのは3人だけど)のシーンも、のべつまくなしに喋りまくる。おそらくアノーラの台詞はほぼアドリブじゃないのかと思うのだけど、噛み合ってる。
不思議なんだけど、英語を話せない俺ですらそう思う。長いシーンなんだけど全く飽きないのだ。
皆様勿論、芝居巧者なのだけど監督のセンスも光るシーンだった。
坊主のボディーガードもいい味出してて、コイツだけが常識人だった。片方のデカいのは途中からずっとラリってるし。
イヴァンが逃走してからは、ホントに色んな事が差し込まれる。笑って見てられるのはどれもコレもキャラに沿ったエピソードのように思うからだ。正直あんなに長くやる必要はないのだけれど、ラストに向かう肩慣らしだったんだろうなぁと思う。
結局、2人は離婚する。
高慢ちきな母親はナイスなキャスティングだった。「母親が嫌いだから、母親が嫌うような女と結婚したのよ」って捨て台詞は強烈だったけど、それに大笑いしてる父親とかワザありな演出だったなぁ。
きっと父親もあの奥様には手を焼いてて、浮気もしてるし、興味ないんだろうなぁって。
全て手に入れてるであろう上流階級の人々でも、金を払っても買えないものが「愛情」なんだなぁなんて事を思ったカットだった。たぶん婿養子なんだろうなぁとか…w
終わってみれば、当初から彼女が予想していた現実は、なんら覆る事はなかった。
シャボン玉は割れるのだ。
でも、アノーラは
「本気なの?」
「本気だよ」
その言葉を真実にしたかったんだろうなぁって思う。自分の居場所を作りたかったんだろうなぁって。
遊女の手練手管じゃないけれど、行為の一環としてする告白など信じるられるような境遇ではなかったのだと思うんだけど、日常に擦り潰され、粒子程の大きさになっても、唯一残された彼女の純潔が「結婚」だったようにも思えて、切なかった。
縋りたくもなるよなぁ…。まやかしだと思っていても、目の前に結婚証明書なんて現実があれば。
センセーショナルなトップシーンからは想像もつかないような切ないラストカットだった。
アカデミーでは編集賞も取ったそうな。
なるほど、と思う。
面白いアングルはいっぱいあったし、編集する事で倍増する箇所も多々あった。加速したりチェンジアップがあったりと楽しかった。
虚無感キラキラ✨✨ハーモニー・コリンみたい
ショーン・ベイカー作品は、アメリカのキラキラした高揚感と底なしの虚無感のバランス描写が絶妙だと思う。
アニーとイヴァンが過ごした1週間は、資本主義ってサイコー!ハッピー!な躁状態。反面ふたりの内面はきっとサイコーじゃない。虚無感がひどいからドラッグやセックスで不安を掻き消している。
お金って、イヴァンみたいに持ちすぎても頭がおかしくなるし、アニーみたいに持たなすぎても選択肢が少なくなる。持ちすぎた人と持たない人で変になっているのが今のキラキラ&虚無国家アメリカ。
キラキラ&虚無国家アメリカにいると資本主義の魔法から目が醒めたくなくなって、お金、ドラッグ、アルコール、セックス、ジャンクフードなどに依存しないと生きられないのかもしれない。だから、お金を持ちすぎたイヴァンと持たないアニーは、資本家であれ労働者であれ、何かしらの依存症を抱えたアメリカ国民の象徴なのかもと思ってしまいました。
ラスト、魔法が切れたアニーはまた逞しくキラキラ&虚無国家アメリカで生きていけます。イゴールの様に分かってくれる人は少なからずいるのだから。
ショーン・ベイカーは、アメリカの荒廃を描いていたハーモニー・コリンの感性とすごく似ていますよね。そういえば、ふたりとも同世代だし同じ大学なのかあ。日本の次世代の映画監督にもふたりの様な感性の人が欲しいですね。
思ってた感じとちょっと違ったかも?
前から気になってはいたがアカデミー賞受賞したので見に行ってみた。
もともと姉と見に行くかーってなってたけど、1人で見に行って良かった。冒頭40分ぐらいはしょっちゅうエッチをしている描写が描かれていて驚いた。
この映画では終始、誰かがお互いを罵倒し合っており見ていて気持ちが悪かった。またボンボンのクソガキがマジでクソガキすぎて、イライラ。せっかく主人公と結婚したのに、1人でゲームをしたり、言動が幼稚だったり。アニーが可哀想。
まぁ「シンデレラストーリーではなく、現実」っていう売り文句やったから、マジでそのまんまっていう話でした。予告だけみてまぁまぁ面白そうだなぁってなってたけど、実際はそんなにって感じ。なんでこの作品がアカデミー作品賞を受賞したのかが分からぬ。勉強不足なので、この映画のスゴさわかった方は教えてください。主演女優の演技は良かったです。
幸せを求めるアノーラが痛快!
「アノーラ、いい名前だ」
▼感想
映画館で鑑賞!
アカデミー賞作品賞受賞ということで、せっかくなので映画館で観てきた!
序盤はアノーラとイヴァン達の調子の乗り具合がすごい。結婚後に強面の男達が家に集まってくると不穏な雰囲気に…。
「ああ、これからアノーラ達はこの人達に酷い目に合わされるのか…」と思いきや酷い目に合うのは強面の男達で笑ってしまった。
アノーラが思ってたよりタフで、見ていて痛快だった!そんなアノーラと男達との珍道中のドタバタ感も癖になった。男達も全員印象に残った。特に用心棒がピュアな性格をしていたのはギャップがあった。
刺激の強い序盤、中盤から一転して終盤は静かに幕を下ろした。なぜこの作品がアカデミー賞を受賞したのか?それは一回の鑑賞では分からなかったから、他の人のレビューも見てみようと思う!
▼お気に入りのシーン
アノーラがイヴァンの家で暴れるところ!高そうな家の物が壊れまくって絶句した笑。
最後のオチがオチない...
言ってしまえばセックスワーカーの女性が金持ちのボンボンの気まぐれを真に受けて本気になって捨てられる。ただそれだけの作品。
たしかに前半の部分の色彩とか、結婚直後の色使いとか印象的な部分はあるものの、ストーリー全体として見たときに特に何も起こらず終わってしまう。
アンチシンデレラはいいけど、にしても何かしらないと映画としてはやり切れない思いになった。
結構笑えた。。よ?ね?!
やっと観たよアノーラ。
ショーン・ベイカー作品なので一応は観るリストに入れてはいたが、フライヤーのビジュアルから想像していたのは、アメリカンドリーム的なお話しかと思っていたので、やや気が進まずにいて。。
未だノーアザーランドの余韻冷めやらぬ状態で、気持ちが追いつかなかった。
(ノーアザーランド、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞しましたね。
これを機に多くの方が目にしますように)
だけどみなさん高評価。
監督も先日来日しましたね♪
パルムドール、こないだのアカデミー賞も多数受賞でしたから、やっぱり行っとくかって事でレイトショー。
私がよく行く家から近くの劇場は、いわゆるシネコンなので、アカデミー賞とかあんまり関係ないのかな?
もうレイトショーのみの上映(°▽°)
(シャラメのディランも1日1回。
春休みになたよー通常通りワンオペ。
行けそうにない( ̄∇ ̄)
で、予想に反して結構笑っちゃったんですけど、だっ!大丈夫ですか?!
たまたまお隣さんが外国の方で、その方と笑いのツボが同じで安心したんですけど、だっ!大丈夫ですか?!
裸ん坊イヴァンのでんぐり返しや、強制終了となったあの時のイヴァンのパンツのシルエット、教会から抜け出すトロスや、彼との電話中からの、みんな勢揃いでアニー拘束の一連のシーンとかねw
屈強な男2人!
ロシア人の用心棒(ギャング)って怖そうだから、イゴール(ユーリー・ボリソワ)とガルニク(ヴァチェ・トヴマシアン)が到着し、イヴァン(マーク・エイデルシュテイン)も逃げて行った後、トロス(カレン・カラグリアン)の命令でアニーちゃん(マイキー・マディソン)が酷い目に遭うんじゃないかと心配でしたが、逆にあんな事にw
アニーの名セリフからのパパんの爆笑には、こちらもつられ笑い。
2人でゲラゲラやっちゃったw
そんな気が合う私達だったが、でもよ??
私は今日開始30分前、ギリにチケット取ったわけ。
その時点での予約は後ろ側2席だけだったの。
ヨシヨシ♪余裕でいつもの真ん中列真ん中席取って、伸び伸び鑑賞!のはずが。。
入ってびっくりその外人さんが隣ら〜(°▽°)
やっぱり気ぃ合う〜٩( 'ω' )و
いや!!ちがうちがう!!!
何でわざわざ隣りを取るんーー!!
さすが自由の国の人。
わびさびとかナイ。
ワレが見たい席で見るんじゃい。
2リットルコーラ持参で着席してきた!
コラッ!
ソソソーっと2つ移動しましたm(__)m
で、なんだっけ?そうそうアノーラ。
アニーって呼べなのね、了解です!
とにかくね、アニーを演じたマイキーマディソンちゃんがキュートでしたね。
感情をむき出しにするシーンの台詞回しもお見事だったし、豪快な大立ち回り、暴れっぷりも本気!
そして、文字通り身体を張ったシーンは女のワタクシから見てもセクシーで綺麗で魅力的で惚れ惚れバディでした。
この役が、白人のブロンズの、ボン!キュッ!ボン!のグラマラスなアメリカンじゃなかったのも個人的に受け入れやすかったです。
いや、勿論素晴らしいプロポーションなんですけども、いやらしく生々しく見えなかったのも彼女だからだったと思います。
(エマちゃんもそうだけど、あまり肉々しくないのが見やすいわ)
時折りアニーがアジア人っぽく見えたりしました。
で、バカ息子!これぞバカ息子!のイヴァンを演じたマーク・エイデルシュテイン君。
もうバカ息子過ぎてそこだけに目が行きがちで、終始呆れちゃうんだけど、イヤイヤ演技力高い!!!
(個人的には超可愛かったわ〜)
ラリってる時、泥酔してる時の何ともいえない目の演技、表情仕草も巧かった。
ティーンネイジャーでもあるまいし、バカ騒ぎのパーティやホテルでもやりたい放題。
親の金使いまくる。
全くもう。。呆れるのも通り越した感情になったが、実際の(一部の)セレブジュニア達のリアルを見せられているようで、大きなため息が。。
マークお見事!
シラフでゲームに夢中な時の様子なんて、何を言っても聞いちゃいねー!
うちの子を見ているようだったw
まだまだ"ガキ"のイヴァンがアニーに夢中になっていくのもよくわかりましたね。
そして、アニーはイヴァンのお金目当て、イヴァンはアニーとのセックス三昧で、お互いオイシイ7日間を過ごすだけのはずが。。。
結婚しちゃったからさぁ大変!!!
デーデン!デーデン!デデン!!!
ロシアからやってくるぞ父ちゃん&鉄仮面母ちゃん!!!
前半の裸祭りから一転。
後半は厳しい現実が!
これがリアル?!?!
前半のドタバタ劇やセックスシーンに目が行きがちですが、そんな中でもしっかりとアノーラの人となり、気持ちの変化が描かれているのが素晴らしい。
そして、イヴァン家の側だったイゴールの、アニーに対する心境の変化もさりげなく見せてくるのがニクい演出。
所々でアニーに対して優しいセリフや行動をとっていましたね。
アニーにサイコパス呼ばわりされていて不憫でしたw
人種・職業差別、移民問題、貧富の差など、社会問題の闇に切り込みながらも、重くなり過ぎていないのは、アニーが自分の意見を誰にでもバンバン言い放っているから爽快で、階級差別に抗う姿が深刻になり過ぎていないからだと思った。
ベイカー監督は、いつも弱者やマイノリティの側にいる人々の人生を切り取って見せてくれるが、単に可哀想な人達という見せ方で終わらせず、美化もしないが見下したりもしない。
そちら側の人達にも優しく寄り添う。
本作も、セックスワーカーを生業として生きるアノーラを、生き生きと、魅力的に描いていた。
きっとどんな人達(職業)の事もリスペクトしている方なのだろうと感じた。
そして、そんな彼女らとは真逆の地位を手にしているロシアの大富豪一族。
お金も地位もある成功者なのだろう。
しかしあの人達は、人として大切なものを何一つ持っていなかったという皮肉。
そんな奴らにやっぱり負けてしまうアニーが可哀想だった。
プロポーズされた時、何度も何度も確認していたアニー。
幸せを掴みたかった。
今の生活から抜け出せるかもと僅かに夢見た希望もやっぱり砕け散ってしまった。
一生懸命に頑張っていたアニー。
悲しい経験にはなってしまったけど、イゴールがいてくれて良かった。
イゴールが人として普通で、側にいてくれて良かった。
イゴールまじいい奴!
さすがおばあちゃんっ子!
大人の余裕も感じたが、昨日で30歳か〜い!
かなり歳下だわ(°▽°)
最終的には、人として豊かなのはアニーの方であって、本当の幸せを掴むのはアニーの方だと信じたいし、そうである事を望む。
あの指輪も売っぱらっちゃいな!
幸せになって欲しい。
私はアニーを応援する。
外は雪が降っている。
車のワイパーの音だけが規則的に聞こえてくる。
そこからあの静かなエンドロールに続く渋さよ!
ここでいちいち野暮なセリフを言わせないのが良い映画!
観客は、これだけで、充分に、アニーとイゴールの気持ちに寄り添う事ができるのです。
余韻を残す素晴らしいエンディング。
すっごい好きなエンディング!!
この10分足らずのシーンだけで、観る価値がある作品でした。
アカデミー賞とは、、、
底の浅いドタバタ劇と安っぽいメッセージの組み合わせ
なににも似てない。もちろんプリティウーマンにも。
前半と後半とラストで3つの味がする
オンナを武器に生きる女の子の話
ラストのシーンがたまらなく胸が苦しくなった。
自分がこうすればきっとまたバカな男は全員欲に負けて「レイプ」してくるはず、、、を裏切られ。
心の底では気づいていたけど目を背けていたこと、自分を大切にしてあげられてなかったことを受容した瞬間だったのかな、と勝手に想像。
作中終始強がってかっこいいオンナを演じていたアノーラの涙にグッときました。イゴールと一緒に幸せになれよな。
序盤〜中盤までのシンデレラストーリー(笑)も、危うさしかないというか、死亡フラグが立ちまくってるというか。笑
ハラハラしてみてて楽しく、アニーとお目付役の男たちのやりとりも痛快。笑 普通に笑ってしまった。観ていて飽きが来ず、面白かった〜
セックスの描写が多すぎてぶったまげましたが、これもまたアメリカンということで、いい勉強になりました。笑
付き合いたてのカップルで観にきたら気まずそうno1
どう考えてもイゴール一択だと思いました
結局決め手は⋯⋯
愛するって難しいのね。
何を愛していたのかって話やね。
文字通りハダカで向き合うのはなかなか出来ないやね。
イゴールのように気持ちに真っ直ぐ向かえる人は羨ましいね。
楽しくて切なくて最後は心もカラダも『ぎゅ〜』ってさせられた作品です。
クソ息子
中盤はコメディなのか?
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