「ロシア版から騒ぎで疲れました」ANORA アノーラ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア版から騒ぎで疲れました
今年のアカデミー賞は、もはやアカジミー賞としか言いようがない地味な作品ばかりでした。本作は、作品、監督、脚本、主演女優賞など主要部門を押さえた作品だけど、正直言ってどこがいいのかさっぱり分からない映画でした。ロシア系風俗嬢がロシア人成金のボンクラ息子と勢いで結婚したことで巻き起こる騒動を描くコメディだけど、まるで感情移入できない登場人物達が大声で喚いて騒いでいるだけで、うんざりしました。現代版シンデレラストーリーとは言うけど、色と金の欲望バカップルの狂乱生活を延々と見せられ、共感がわきません。中盤からコメディになってくるけどなんかイマイチ切れが悪いし、ダラダラ話しが続いてしまりがないように感じました。役者では、イゴール役のユーリー・ボリソフがちょっとよかったかな。
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シネマディクトさんのコメント
2025年3月28日
冬霧さん、共感&コメントありがとうございます。エブエブは最初から行く気が失せて観ていません。アカデミーもダイバーシティに配慮しまくりなんでしょうか?
冬霧さんのコメント
2025年3月27日
全く同意ですね。教皇選挙じゃなくてどうしてこれが作品賞になるのか全く理解できません。数年前のエブエブも?でしたが近年の作品賞はこんなのが基準なんですかね。内容は仰る通り娼婦と露助がワーワー騒ぎ立てるだけで中身なし。観ていてうんざりしました。