「ずっとシリアスなのかと思っていたら」ANORA アノーラ 豊島区のはずれさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっとシリアスなのかと思っていたら
事前の評判を読む限りでは、社会問題を提起するようなイメージで、ずっとシリアスな展開なのかと思ったら、コーエン兄弟の「ファーゴ」みたいな感じの、シリアスなのに、なぜかマヌケなことをしてしまうことが続いて、結構笑いました。
相手一族がロシアの大金持ちという設定も、文化や価値観の違いを利用して、ストーリーをうまく組み立てられていましたね。
ニューヨークに戻ってからのシーンが好きです。その前の段階から、少しそれらしい感じがありましたけど、あれによって、酷い目に遭った主人公の心も癒えるんでしょうね。
途中、「動かなくなったロボットが砂に埋もれてしまった」ような海岸が出てきますよ。
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