エミリア・ペレスのレビュー・感想・評価
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ゾーイ・サルダナのカッコ良さが際立っていました
メキシコの麻薬王マニタスからエミリア・ペレスとなった女性と、そのエミリア・ペレスとして生きる助けを引き受けた弁護士のリタのストーリー。
主演はマニタスであったエミリア・ペレスだけど、リタが主演に思えるくらいの存在感でした。
そのリタを演じるゾーイ・サルダナが歌もダンスもカッコ良かったです。
舞台はメキシコ、麻薬王が主役ということで、ミュージカル作品=楽しいっていうイメージだからどんな感じかと思っていました。
普通に話してるセリフがリズミカルになって歌に変わっていって、それがとてもスムーズでした。
治安の悪いメキシコ、人種差別、社会での女性の位置、麻薬、誘拐、いろいろな問題がストーリーを通して見えてくるので明るいミュージカル作品ではなかったです。
かと言ってそんなに重くもなかったです。
それは麻薬王だったとは思えないようなエミリア・ペレスの生き生きとした感じからかもしれません。
何で急に善人になったのかと違和感もありましたが、自分らしく生きられるようになったことで満たされて、人に優しくできるようになったということなのでしょうか。
でも過去をすごく悔やんでっていうようには私には感じられず、善人のエミリア・ペレスがあの活動を始めただけで、過去の自分がやったことの贖罪とは私には思えませんでした。
だからあんなラストになったのかなぁと。
「パパの匂い」は切なかった。
エンドクレジットの曲の歌詞がしみじみと良かったと思いました。
VIVA MEXICO
「カンヌ国際映画祭」で、トランスジェンダー俳優が
初めて女優賞を受賞したと話題の本作。
が、その後の「アカデミー賞」では、
最多ノミネートにもかかわらず
受賞は「助演女優賞」のみとの惨敗は、
当該俳優による「Twitter」上での不適切発言の影響とも言われるが、
それが事実なら、2023年に続き
ハリウッドの空気感が影響を及ぼしたことになり、
極めて残念な結果と(個人的には)言わざるを得ない。
作品はあくまでも単体で観るべきで、
ここに盛り込まれた幾つものメッセージは十分に重い。
メキシコでの誘拐ビジネスについては
〔母の聖戦(2021年)〕でも描かれた通り。
誘拐し、直ぐに殺害した上で金を要求する。
被害者家族は一縷の望みを託し身代金を払うものの、
親族は当然戻って来ず、連絡もふっつりと途切れてしまう。
女性蔑視についても同様か。
社会では差別を受け、家庭でも虐げられ、
三界に家無しが一生続く。
メキシコシティの弁護士『リタ(ゾーイ・サルダナ)』は
その肌の色と移民との出自、更には女性であることから、
有能にもかかわらず表舞台に出られずくすぶっていた。
そんな彼女に
麻薬カルテルのボス『マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)』が目を付ける。
彼は幼い頃から体と心の性差に悩み、
女性への転換を願っていた。
高額の報酬で『リタ』に一切を仕切らせ、
妻と二人の愛息を安全な場所に移した上で
自身は死を偽装、行方をくらまし性別適合手術を受ける。
ここで面白いのは、
男性且つカルテルのボスとの二重に強く奪う存在が、
女性で組織のバックアップを持たない二重に弱く奪われる立場を自ら選択すること。
勿論、犯罪により蓄えた潤沢な資金との後ろ盾はあるものの。
性別の違和感は当人にとってそれほど重いものなのか。
それから数年、得た資金を基にロンドンに出た『リタ』は
社会的にも成功する。
そんな彼女の前に、女性となった『エミリア/マニタス』が現れ、
再び力を貸せと言う。
『マニタス』の親戚と身分を偽り、
妻と二人の息子ともどもメキシコに戻りたいのだと。
再び彼(今では彼女)の望みを叶えるために奔走する『リタ』の健闘もあり、
新たな生活は順調に滑り出す。
そこでの『エミリア』は、
母性愛としか思えぬ愛情を、子供たちに注ぐ。
恐怖を与えることで、地位を保って来た人間の豹変ぶりに驚くのだが、
更なる意外な展開が待っている。
誘拐された(そしてたぶん殺害された)息子を探し続ける
市井の母親の心情にほだされ、
遺体を探し出し、遺族に引き渡すNPOを立ち上げてしまうのだ。
もっとも、この先には
不安な展開しか、観客には見えていない。
外見を変え性別を変え、
隠棲したことで安全な場所に身を置いたのに、
再び陽の当たる所に躍り出る。
それがどのような結末を招くのか。
折々に挟まれる{ミュージカル}の仕立ても相俟って、
現代のメキシコの病巣を取り上げ、
一石を投じる寓話として起伏のある展開を堪能する。
そして終幕。
活動の結果「聖女」並みに祭り上げられる『エミリア』だが、
彼女は本当に居なくなってしまったのか?
鑑賞動機:賞レースのトップランナーから失速の顛末7割、4人のアンサンブル3割
下衆い動機もあって選択したけど、観終わってみたら、非常に見応えがあって…それだけにケチがついてしまったのが惜しまれる。
最近『テスカポリトカ』を読んだので、メキシコパートのイメージで勝手に想像する。『ニューオーダー』でも『トラフィック』でも『ノー・カントリー』でも『ボーダーライン』でもいいんだけど。ゆ、ゆびーー!?
歌の組み込み方が上手い。まさか銃器であんな…ね…。冒頭の「何でも買い取りまーす」みたいな曲がエンディングで全く違う顔を見せるところすごい。
前半はともかく後半はリタ自身が葛藤する場面が少なくなってしまったのは、ちょっともったいなかった。そういった意味では出演シーンは多いけれど、「助演」で違和感ないと思った。それでもサルダナがキビキビとした身のこなしで歌いながら進んでいく各シーンは、ただただ見惚れてしまう。カッケー!
最初からガスコンが演じてたのね。終盤弱ってる時の方が個人的にはグッときてしまったのは、ギャップにやられたからかも。
最初から話していたらまた違った結末になっていただろうか?
「人生はやり直しが効くのか?」という問題
人間、誰しもが自分らしく生きたいと望むものだが、自分らしく生きることを許容しない社会状況があるのも現実だ。リタやマニスタ(エミリア)、さらにマニスタの妻ジェシーやエミリアが後に出会うエピファニアなどの主要な登場人物たちは、問題はそれぞれ異なるが、一様に自分の人生に違和感を覚えながら生きている。
それぞれが抱える怒りや悲しみ、葛藤などを如何にして昇華していくのか、閉塞感のある人生から抜け出すために再スタートすることで問題は解決するのか?ひょっとするとやり直して一見変わったように見えても、実質的な部分では変わっていないのかも知れない。そして、結果的に変われなかったことを因果応報と言うこともできるだろう。
振り返って、一度つまずいた者にセカンドチャンスをなかなか与えようとしない日本社会で皆がもう少し寛容になれば、誰にとっても、もっと生きやすい世の中になるのになぁ、と無いものねだりをしたくなった。
実は、事前情報をあまり入れずに劇場に行ったため、これがミュージカル作品だとは知らなかった。賛否はあろうが、曲にするからこそ胸に直接刺さってくるということもあるだろう。劇中曲が幾つかエンドロールでかかるのを改めて聞いて、全体を思い返しながら歌詞に注目すると、その想いがより強まる。
酸いも甘いも知った大人向けのミュージカル作品だ。
自己中麻薬王のわがままに共感ゼロ、いやマイナス。ゾーイ・サルタナが良かった!
歌とダンスは良かった。
しかし自己中麻薬王のわがままという物語で、主人公に共感ゼロ、いや、マイナス。
散々悪いことをしてのし上がった麻薬王が、すべてを捨ててでも女になりたい、と弁護士に仕事を強要。
妻子は、夫・父が死んだものと思わされて、外国へ。
暫くすると、エミリオとなって仕事も成功した彼→彼女は、すべてを捨てたはずなのに、妻子が恋しくなり手元に引き寄せる。
独身になった妻が、再婚しようとするとその相手に暴行して追い払おうとする、という男だった頃、麻薬王だった頃とやること、考え方は少しも変わってない。
結局、麻薬王がわがままを通しただけで、妻子は自分の思い通りになると思い込んでいるし、考え方は悪い男のまんまで変わらない。
その末路も、いかにもギャングの最後にふさわしい。
ゾーイ・サルタナが良かった!
お金では買えないものがある
メキシコの弁護士リタは、麻薬カルテルのボス・マニタスから、女性としての人生を用意してほしい、と依頼を受けた。リタは世界中を調査のため訪れ、完璧な計画を立て、性転換手術による問題を全てクリアし、マニタスは過去を捨て姿を消すことに成功した。4年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、エミリア・ペレスという女性となったマニタスが現れ、リタに新たな依頼をしてきた。それは、残した子供と一緒に暮らす事だった。マニタスのいとこ、という設定で、元嫁と子供との同居が始まったが、元嫁が再婚すると言い出し、子供を連れて家を出て行った。さてどなるという話。
マニタス改めエミリアが女として生きる事を選び、それを完璧にフォローしたリタなのに、また難題を依頼され大変だなぁ、と思いながら観てた。そして、エミリアも自分が新たな恋をしたように、わかっちゃいただろうに元嫁の再婚、子供との別れを切り出され、なんとか阻止しようとしたが・・・お金では買えない物があるという事なんだろう。悲しい結末だった。
メキシコはほんとに誘拐事件が多く、何度も出張で行ってるけど、住んでた場所は高い塀で囲まれてて、そのエリアから出てはいけないと言われてたし、あの状況すごく実感があった。
エミリア役のカルラ・ソフィア・ガスコンが実際に性転換を行った俳優らしく、なるほどというキャスティングだった。
子は鎹
主演女優?さんのコメントで炎上、キャストがメキシカンではなくて不評らしいですね ミュージカル仕立ては知らなかったけど、エッ?トランスジェンダー女優さん役柄ピッタリで面白かったですよ? セレーナ・ゴメスしれっと出てるしゾーイ・サルダナはすごい痩せてる、スペイン語も話せるんだー
ジェンダー問題もメキシコ麻薬カルテル王ともなるとさすがスケールでっかいわ 自分AMEXのゴールドが関の山なのにインフィニティカードって...目を見張ってしまいました メキシコ国境には医療費馬鹿高い米国向けに歯科と美容外科とあるらしいですが、本国では出来なかったのかしら?
ふとした時の仕草や癖でバレるんじゃないかと思ったけど、意外と気が付かないものなんですね あら、とってもいい人じゃんなどと感心していたら、やはりそうは上手くいかず...如何にもメキシコなラストにはやっぱり唯の美談じゃないのかとなった 180度転換してまた元に戻ったみたいに結局女性が好きだったり、元妻にもやきもちを妬いているかのような複雑な様子には過去を捨てて生まれ変わるのはやっぱり難しいのかなと思ってしまった
歌とダンスと人間ドラマ‼️
女性へ性転換した麻薬王マニタスことエミリア・ペレス、それを手伝った女性弁護士リタ、夫が女性になったことを知らない妻ジェシーと子供たち‼️今作はメキシコで社会問題になってる麻薬抗争、その犠牲者たちみたいなテーマ、それに絡ませた家族愛、友情、そして多様性を描いています‼️しかもミュージカル‼️オペラからパンク、ラップなど、多彩な音楽が感情を高揚させてくれるんですが、特にリタに扮するゾーイ・サルダナがパーティーで歌い踊る「El Mai」が素晴らしいですね‼️人間ドラマとしては後半、エミリアが過去の自分の贖罪に目覚める展開と、ジェシーが再婚することで子供たちと離れ離れになるエミリアが、ジェシーへ本物の愛情を示し始める展開で、ものすごくプロットが濃くなり、見応えがさらに出てきます‼️さすがジャック・オーディアール監督ですね‼️そしてやはりエミリアを演じたカルラ・ソフィア・ガスコンの存在感‼️特にジェシーの腕の中で自分がマニタスであることを告げるシーンはホントに泣ける‼️「預言者」と並ぶオーディアール監督の最高作だと思います‼️
誰が見ても満足度は高い映画。
今年94本目(合計1,636本目/今月(2025年3月度)28本目)。
いわゆるトランスジェンダー等を扱う映画です。もちろんその後のいわゆる「裏の世界」というか「闇の世界」の部分のほうが多いですが、アカデミー賞を取った一つの理由であろうところの「いろいろな文化を受け入れて映画として成立させている」という点においては納得できる点がありますね。
お話自体は完全に架空のものですが、日本でも急速に議論が進んでいるいわゆる性多様性の問題に間接的に問題提起をしたこの映画、内容としても満足できるし、しかも内容としても極端に不愉快になるような描写は存在しない(一般指定。一部PG12いくかなという部分は一応あるが、それでもその程度)という点で押せます。ポイントで見るのもありですし、ドルビーシネマ等のいわゆる大音量で見るのも良いですね。
なお、全編にわたってスペイン映画なので要注意です(ここではなぜかフランス扱いされているが、予告編等からわかる通りスペイン語。英語やロシア語等もいくつかは出るが、基本的にはスペイン語)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/スペイン語の過去表現の翻訳の配慮不足)
このあたり、愛知・静岡などのブラジル人等の支援をする行政書士会(愛知、静岡などでは一定数の需要があるので、全体としても「ある程度」は常識扱い)などでも、実態はそうだとしても、ポルトガル語を学習する機会が極めて限られるため、代替言語(90%以上の互換性があるといわれる)のスペイン語を学習することはままあります。
ただそのときに、英語などと違ってスペイン語には、「過去」表現が大きく分けて2つある(点過去と線過去)ことを把握していないと、字幕が微妙なときに聞き取ったときに何を言いたいかわかりにくいところがあります(実際には、点過去、線過去は、それぞれ完了時制として、点過去完了(直前過去。現代スペイン語では通常使わない)、線過去完了(普通の過去完了。普通に用いる)がさらに分岐します)。ただ、時間に関するトリック(特に点過去、線過去がらみで「いつ、だれが何を言ったか」がポイントになる映画ではない)を含んではいませんし、スペイン語映画なんて年に5本あるかないかの世界ですし、そこまでは気にしませんでした(やや知識を持っている人が混乱するかな、程度)。
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吾唯知足
エミリア・ペレス
やりたい放題して、死ぬ時は全てを捨てでも、本来の性である女で死にたいと言って、
性転換を完全済ませると、望郷を希望し、捨てた家族と住みたいと宣い、自分たちが始末したであろう行方不明の遺体を探すNPOを派手に立ち上げ、昔の悪い関係に寄付をさせ、自分に女の恋人ができて幸福を満喫し、未亡人の妻に恋人ができたら追放の脅迫をしたら、妻とその恋人から恐喝された。
また、そんなことを共謀協力する弁護士もどうなっていのやら…
彼等のとてつもない強欲は、
最初からそうであって、
性転換しても、
社会生活を変えても、
心が改心しないとダメでしょう。
ましてや、自分だけ精算できても家族や関係者は、精算できないものだよ。
メキシコの風景にスペイン語、死者への敬意に地声の歌声がの太くて荒々しくて良かった。
(^ν^)
エミリア・ペレス
「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」などでフランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、
2024年・第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞と4人の俳優が女優賞を受賞した作品。
メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨て、性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩みはじめたことから起こる出来事を、クライム、コメディ、ミュージカルなどさまざまなジャンルを交えて描いた。
メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。
リタは完璧な計画を立て、マニタスが性別適合手術を受けるにあたって生じるさまざまな問題をクリアし、マニタスは無事に過去を捨てて姿を消すことに成功する。
それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。それをきっかけに、彼女たちの人生が再び動き出す。
カンヌ国際映画祭ではアドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメスの4人が女優賞を受賞。
特にエミリア・ペレス/マニタス役を演じたカルラ・ソフィア・ガスコンは、カンヌ国際映画祭において初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞した。
第97回アカデミー賞でも作品賞や国際長編映画賞をはじめ、非英語作品としては史上最多となる12部門13ノミネートを果たし、
助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門を受賞した。
カルラ・ソフィア・ガスコンもトランスジェンダー俳優として初の主演女優賞ノミネートとなった。
エミリア・ペレス
Emilia Perez
2024/フランス
ゾーイ・サルダナが大活躍!
麻薬王が性転換手術して女性になるという奇想天外な話ということで、リアルさは捨ててミュージカルに仕立てた感じ
自分の心に正直に生きるとはと、いろいろと考えさせられたけど、長年染み付いた性分は変えられないものか
ゾーイ・サルダナはアカデミー助演賞の名に恥じない活躍ぶり
助演というかほぼ主役だね
面白かった
予告に惹かれて見てみたら面白かったですね。
どういう展開になるんだろう?と思いながら見ていましたが、まぁ救いが無い話ですね。
散々悪いことしてきたら、そりゃどんだけいい事しても自分に返ってくるよな、という。
子供が可哀想だよなぁ…
お話は流れに緩急があり、飽きは来なかったな。
この展開だと最後は救われそうではあるけど…しょうがないよね。
いやー、役者さんがよかったなぁ…
事前情報を入れずに見に行ったら急に歌い出したのにはびっくりしましたがw
よくできた 必然の 序破急 【起承転結よりは乱れてる】 最初はミュージカルですが 後半は・・・
たぶん 本年のアカデミー関連作では一番 面白いです 私的には
アカデミー 助演女優賞 歌曲賞🏆受賞❗️
ゾーイ・サルダナ弁護士役 ガスコンさん主役 ゴメスさん妻
内容以前に この 濁点の名前で圧倒された。
ガスコンさんは ホントに トランス・ジェンダーとのこと
で ガタイはデカいが
ノドボトケ 喉仏 は処理されてて 感心
男からの性転換的な場合 ノドボトケ喉仏がポイント 声帯の関係で なんちゃって喉仏除去が多いから
【YouTubeとかで adams apple reduction. または adams apple removal とかヒットします
もどかしい
少し🤏しか削らない あっ 私は 女性好きスケベ😍で邪悪な 普通の成人男子ジジイです】
でも トランス・ジェンダーの方 主題というより
無料リーフに書かれてる 過去と現在 罪と救済 愛と憎しみ が 主題
『罪と赦し』とも言えるかも
メキシコ🇲🇽イギリス🇬🇧スイス🇨🇭
フランス🇫🇷映画らしくない スペイン語🇪🇸
ミュージカルシーンは控えめだし かなり ケレン味を排していて かえって そのシーンが万人向け
助演女優賞受賞した ゾーイ・サルダナさんは ダンサーも本職らしいから 💃納得
有料🈶パンフは コメント→写真 コメント→写真 コメント→写真 連続の王道派
しかし 『工夫が足りない』とも言い換えられる この細かいコメント 読み込むのは難儀 私は眺めて終わり❗️
まあ 買っても買わなくても その方の センスというか 有料パンフへの向き合い方次第 どちらもあり
途中まで どうかと思ったが 展開が面白かった。
【あっ 年度末時短レビュー継続中でした。普通に書いてしまいましたね🙇
予告の印象に反して薄味
常に半分だから満たされない
王であり女王である、そんな本質は変わらない
ミュージカルに違和感はなく普通のドラマにならないように効果覿面か、前置きが長くとも再会してからの方向性が予測つかないながら終盤は雑にも感じられる展開に少し残念な気も!?
争う二人の板挟み、そこをリタがどう解決していけるのか?姿形が代われても本質は変われない、そんなエミリアの暴走気味な変化・元通り?から物語はどう変わっていくのか?
麻薬カルテルに誘拐されるならまだしもあんなチンピラに拐われる無理矢理感に強引さと終盤に全てを告白する場面は蛇足にも、観ていながらリタが流れ弾で最悪な展開は避けたいと、でもこんな終わりならその方が良かった感じが!?
タイトルロールを演じた役者よりゾーイ・サルダナが主役な本作、助演でオスカーを受賞したが主演でノミネートされるべき、でも、それならオスカー獲れてなかったかも!?
やっぱりエドガー・ラミレスだったんだ、最初はセレーナ・ゴメスに気付かず、監督であるジャック・オーディアールの映画を撮る攻めの姿勢には毎回、頭が下がる、新作が楽しみな映画監督上位と、個人的に。
LGBTQリーダーの苦悩
主役のトランスジェンダー俳優カルラ・ソフィア・ガスコンがその昔ツイッターでかました差別発言が明るみに出たせいで、オスカー最優秀作品賞をとりそこなったと言われている。イスラム教徒→「治療が必要な憎悪の根源」、警官に首を圧迫され死亡した黒人男性→「麻薬中毒者の詐欺師」とツイートしたのだとか。差別されていたものが差別する側に回るととんでもないレイシストに変わることはよく知られているが、ガスコンもまたその罠に嵌まったわけである。ハリウッドの宿敵トランプの「性別は男女のみ」発言に対抗する意味でアカデミー会員から本命視されていただけに、ゾーイ・サルダナの助演女優賞と歌曲賞のみというのは、寂しい結果と言わざるをえない。
デミアン・チャゼル監督『バビロン』やレオス・カラックス監督『アネット』などに比べると、ミュージカルとしては大分こなれていて、あまり違和感をおぼえなかった。オーディアールによれば「現実の世界で起こっていること」をフィクションやドキュメンタリー風に演出するよりもベターな方法論として“ミュージカル”を選択したとのこと。パリ五輪で元男性のトランスジェンダーボクサーが問題になったり、日本でも夫婦別姓制度が取り沙汰され話題になった“ジェンダー差別”をテーマとして扱うにあたって、『バービー』のようなまったくのフィクションにするのか、それとも『燃ゆる女の肖像』のような歴史上の人物タッチで描くのかを考えた時、より“おとぎ話”度の高いミュージカルにした方が(抵抗感なく)観客の心に刺さりやすく、トランピアンたちをあまり刺激しないですむ、という計算が働いたのかもしれない。
世界で最も危険な国の一つ“メキシコ”で、麻薬王として君臨していたマニタスから多額の報酬と引替に性転換医探索指令を受けた弁護士リタ(ゾーイ・ソルダノ)。マニタスが死んだと告げられた子持未亡人ジョジィ(セレーナ・ゴメス)。そして弁護士として成功したリタの前に再び現れたマニタス改めエミリア・ペレス(カルラ・ソフィア・ガスコン)。かつての罪滅ぼしのためエミリアがリタの協力を得てはじめた行方不明者探し運動で、エミリアが知り合った女性エピファニア。オーディアールによれば「変化をおそれず前進し続けた」女性4人の物語になっているそうだ。
エミリアの変化については説明するまでもないが、無能な男性弁護士のアシスタントに甘んじていた有能な女性弁護士リタの場合、闇の力を借りて表世界で大成功をおさめる。夫の性転換手術をなど知るよしもなかった(ちょっと鈍感すぎる)ジェシィは、エミリアの精神的束縛を脱し浮気相手と再婚する決意を固める。ドメバイ夫の暴力に苦しんでいたエピファニアは、エミリアから夫の死を聞かされ、エミリアとの同性愛?に目覚めるのである。それぞれの女性の苦悩が、“歌唱”という大変分かりやすい演出によって、ストレートにこちら側に伝わってくるのだ。
しかし、かつてフレンチ・ニュー・ノワールの巨匠としてならしたオーディアールは、幸福の絶頂にいたった女性たちをそのまま放置しておくわけがなく、ラストでは(ゴメスの唄の歌詞どおり)ちゃんと“崖下”に突き落とす。私は思うのである。オ◯マやマ◯ロン、ゼ◯ンスキーやゲ◯首相などLGBTQの疑いがある(元)指導者たちがなぜ左翼的政策に拘るくせに、(ネオコンや戦争屋の力を借りて)居丈高に振る舞いたがるのか。トランプやプーチンといったテステステロンビンビンの男性リーダーと対抗するためには、やはり“エミリア”という自分の内に眠る女性的な部分を封印する必要があったのではないか。だれにも売り渡したくない“私の人生や魂”を最後の最後まで隠し通す必要があったからではないだろうか。この映画もしかしたら、西側LGBTQリーダーたちの苦悩を裏テーマとして描いた奥深い作品なのかもしれませんね。
とても変
ロバート・ロドリゲス監督作品のようなメキシコで荒っぽい女たちが壮絶な撃ち合いをする映画かなと思って見たらまさかのミュージカルで驚く。主人公は弁護士だし、依頼人がカルテルのボスでなんと女になりたがっている。自分が死んだことにして妻子とも別れ、性転換に成功して女としての人生を歩みだす。
いつも思うのだけど、おじさんが女になってもおばさんだし、しかもこの主人公はごついおじさんだったのでどう見ても、『アキラ』で大活躍するみたいなごついおばさんだ。華奢な美魔女になるわけでなく、果たして納得いくのだろうか。そして性の趣向は元のままで男に抱かれるわけではなく彼女をつくる。自分とは隔たりがありすぎて気持ちがまったく追いつかない。
しかしそんなエミリアが子どもに会いたがる気持ちはとてもよく分かる。幼い息子に「パパと同じ匂いがする、パパ、パパ、パパ、パパ、パパ、パパ」と連呼され、それは人類が浴びる最上級の幸福の一つだと思うのだけど、息子はおばさんだと思っており、エミリアも実は自分がパパそのものであるとは告げない。なんという切なさだと心をむしられる。
元妻のジェシーの恋人がひどいボンクラで事態をどんどん悪くする。ジェシーも気の毒だ。
とても変で面白い。
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