「ドラッグって儲かるんだな」エミリア・ペレス su-zuさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラッグって儲かるんだな
最初、ドラァグクイーンとドラッグを掛けているのかと思いました。
でも、そんな単純な話ではなく。
性別や人種で差別されている人、見た目で差別されている人、学歴で差別されている人、国で差別されている人……本質は同じところにあり、且つ、差別されているからっていい人じゃない。
人を殺した先に、法律を破った先に、生きづらさの答えはあるのだろうか。
単純には解決できない問題は山積みなんだけど、エミリアのリッチぶりが、韓国ドラマの財閥もびっくりな具合で。
結局は、ドラッグを買う主な層は貧困層で、そこから搾取して、さらには貧困層には理解できない、生きづらさも存在するわけで。
ドラッグに手を出さないことが唯一の、アイデンティティーの確立かもしれないと思いました。
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