「なかなか野心的な力作」エミリア・ペレス 石岡将さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか野心的な力作
ミュージカルなのに全体のトーンが軽くならないのは、各ドラマ部分が人間臭さを押さえたしっかりした演出だからだろう。そしてミュージカルシーンもキレがあり、狭い空間でキビキビと動く俳優達のパフォーマンスに感動した。
暗さをベースにしつつも、その中でカラフルにギラつかせている映像もいい。
最後にもう一つZサルタナのシーンがあればもっと余韻があったとは思うが、それでも充分楽しめた。
それにしても麻薬王の豹変ぶりには驚いた。
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