「予測不能な贖罪と因果のエンタメ作品」エミリア・ペレス よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
予測不能な贖罪と因果のエンタメ作品
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ゴールデングローブ賞作品賞やアカデミー賞の13部門ノミネートという情報のみを知ってる状態で拝見しました。
いや、面白い!!
とても面白かった。
予測不能のストーリーに加え、ミュージカル演出も個人的には新鮮でとても楽しめました。リタとエミリア、という二人の女性の贖罪と因果を描いた作品でした。
リタもエミリアも贖罪の意味で「正しい事業」を展開しつつも、その資金源は闇社会との関係を絶つことはできなかったようです。
エミリアは社会的には聖人として人生を終え、リタはそれらの「遺産」を継承することができたわけです。非常に辛辣な意味でのハッピーエンドを迎えます。
アカデミー賞関連の中でも非常に見応えのある作品でした。
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