「自己中麻薬王のわがままに共感ゼロ、いやマイナス。ゾーイ・サルタナが良かった!」エミリア・ペレス ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
自己中麻薬王のわがままに共感ゼロ、いやマイナス。ゾーイ・サルタナが良かった!
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歌とダンスは良かった。
しかし自己中麻薬王のわがままという物語で、主人公に共感ゼロ、いや、マイナス。
散々悪いことをしてのし上がった麻薬王が、すべてを捨ててでも女になりたい、と弁護士に仕事を強要。
妻子は、夫・父が死んだものと思わされて、外国へ。
暫くすると、エミリオとなって仕事も成功した彼→彼女は、すべてを捨てたはずなのに、妻子が恋しくなり手元に引き寄せる。
独身になった妻が、再婚しようとするとその相手に暴行して追い払おうとする、という男だった頃、麻薬王だった頃とやること、考え方は少しも変わってない。
結局、麻薬王がわがままを通しただけで、妻子は自分の思い通りになると思い込んでいるし、考え方は悪い男のまんまで変わらない。
その末路も、いかにもギャングの最後にふさわしい。
ゾーイ・サルタナが良かった!
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トミーさんのコメント
2025年3月31日
共感ありがとうございます。
最後は蒸し焼きで苦しかったでしょうね。葬式の人形も指を切られた体だったのがちょっとキリスト像、手足に釘の跡が在る、に似てるなと思いました。