傲慢と善良のレビュー・感想・評価
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奈緒ちゃんが良い!!
番宣と予告編をみて興味を持ち、迷いつつも原作未読のまま鑑賞したけど観て良かった!終わった瞬間から原作も読みたくなるほどこの作品に引き込まれたし面白い。
なによりも奈緒ちゃんのお芝居がずっと良い!
ひたすら彼女に魅了されて目が離せないし、藤ヶ谷さんとのコンビネーションも抜群の安定感で良き。
ただの恋愛・婚活やミステリーものではなく、あくまでも人の心理や人間そのものが描かれている印象。前半と後半のコントラストが象徴的。
善悪つけ難い心の葛藤や、見えない心の奥底など、痛い所を突かれるような重たさがありつつも、それが露わになった先にある景色になんとも言えない爽やかさが残る。
本当の善良ってなんだろう、どこからが傲慢なんだろう、ぐるぐる考えてしまう。何かを選択すること、人と関わる上でどこまでもついてくる「傲慢と善良」。向き合うのは決して楽ではなく、でも生きてる限り逃げられないテーマなのかもしれない、、
小説読みました
去年読んだ小説が素晴らしかったので楽しみにしてました。再現度は高いと想います。キャストが奈緒さんなのはぴったり、藤ヶ谷さんもいいと思いました。欲を言えば瑛太。結婚相談所の前田美波里さん、オーラがありました。ばってんとか言ってたので熊本かなぁと思ってたら佐賀(肥前)だったんですね。架君の時計、最初GMTマスターだったのがサブマリーナに変わってましたね。架君の愛車はゲレンデだとセレブ過ぎるのでボルボXC60とかにすれば良かったのでは。
人間くささをよく表しているが、映画としては70点
奈緒さんみたさに久々の恋愛映画を鑑賞した。
なかなかに心の矛盾をはらんだ複雑な映画であるが、平凡な人間の人間くささがよくでていて、わからなさが逆に心地良い作品である。
マッチングアプリを使ったことあるかで共感がわかれ、すんなり結婚した人には二人の気持ちはわからないかも。自分は前者でよくわかる。
原作の良さというところと、奈緒さんの演技で魅入ってしまうものがあった。裏表があるかないかわからない役というのをよく演じている。
ただ、映画としては、もう少しがんばれたのでは。
ところどころの軽すぎる劇伴、花などのいささな分かりやすすぎる演出、そして原作に頼りすぎているのか、一つ一つのシーンが必要最低限ですすみ、奥深さが出ていない。
玄人むけにもっと凝って欲しかった。
藤ヶ谷さんにはあまり期待はしていなかったものの、役としてはピッタリ。キザになりすぎず、控えめすぎず、純粋で不器用さがちょうど出ていた。最後の山バックのショットは、この映画唯一の印象に残るショットだった。
大枠満足できたが、映画としては原作というステータスに頼った、普通の作品に落ち着いてしまっている。
お前らが言うなッ!!!!!
昨年話題になりました、辻村深月による同名大ベストセラー小説の映画化でございます。
本当はこんだけ話題になったわけだし、しっかり原作を読んだ上で臨もうも思っていたのだけど、かなり好き嫌いの分かれるタイプの作品らしく、そのうえ読んだ人の感想を聞いた限り、とても自分が好むようなものではなく、むしろチョー苦手なタイプの物語だったから、結局見らず、一先ず映画からと思い鑑賞。ただまぁ、90パーセントの確率で自分が受け入れられないだろう映画を見るのはなかなかキツイもので、期待値はあまりに低かった。というか、自ら下げきっていた。
そんなこんなでの映画だったわけだが、一寸たりとも期待していなかったおかげか、意外にも悪くないと思える作品で、恋愛観とか結婚に対する向き合い方とか、ストーリーに共感は全くと言っていいほど出来なかったんだけど、「ブルーピリオド」の萩原監督による演出はやはり確かなもので、映像作品としてはなかなかいいものだった。
原作からどれほど改編されているのかは読んでない自分には解説しようがないけれど、少なくとも監督は本気で向き合っているように伺えたし、映像や全体的な空気感なんかは辻村深月だなぁと、上手く言語が出来ないけどそう感じさせるものがあって作りはしっかりしていた。
ただやはり、価値観に共感できないというのが高評価にならない一番の理由で、婚活アプリどころか婚活そのものをしたことがないから境遇がかけ離れているのは大きいけど、自分ならこんなことにはならないだろうなぁと思ったし、全編すごく客観的に見てしまった。どうしても主人公2人のことが好きにはなれないし、とてもじゃないけど理解し難い。なんでこうなるかが分からない。
そもそも登場人物が2時間に収めるにしては無駄に多くて、原作ではキーパーソンとなっていただろう人物もこれといった活躍がなく、結果的に要らない余計な存在になってしまっている。それであんた、何がしたかったの?何が言いたかったの?
あと、話に関係ないっちゃないんだけど、架の女友達がはらわた煮えくり返るほどイッライラする奴で、もういてもたってもいられなくなった。いや結局居たんだけど。そう思わせるってことは演じた2人の演技も演出も上手いってことだから、まんまと監督の思惑通り、手のひらの上で転がされているわけなんだけど、とても同じ人間とは思えない所業で、映画であることを忘れてしまうほどストレスが溜まってしまった。なんかでも、原作は多分こんな風に描かれていないはずだし、こうなっちゃうと結末での感じ方が結構変わっちゃうんだよね。いちばん傲慢なのはお前らじゃん、って話になるもの。
しかしながら、奈緒の演技には「先生の白い嘘」に引き続き、今回もまた魅せられてしまった。真実(マミ)に関しては奈緒の迫真の演技のおかげで、原作よりも深みのあるキャラになっているんじゃないかと推測できる。やっぱりすごい女優。
ただ一方で、藤ヶ谷太輔はダブル主演とは言いながらも、出演バランスが6:4か7:3くらいだったこともあり、奈緒に比べるとあまりインパクトは残らなかった。脚本もかなり真実に寄ったものになっていて、架の傲慢っぷりはさほど描かれておらず、藤ヶ谷太輔も限られた中ではよくやったと思うけどあまりクズ男感がなくて、役者としてはまだまだこれからだなと。だけど、この人が普段めちゃくちゃ優しくていい人だってことは、この映画を見てすごく感じたけどね笑
「傲慢と善良」というタイトルにも関わらず、傲慢描写と善良描写に差が生まれてしまっているのも、本作の問題点。しかも傲慢→善良→傲慢→善良と、2往復くらいしかしないから結構単調でタイトル回収し切れていないように感じてしまう。
そもそも現代の恋愛観を問うみたいな、かなり壮大で壮絶なものをテーマにしているってのに、結局行き着くところはそこかい!とげんなりしてしまう。ネタバレになるので明言は避けるが、やはりタイトルは最初から最後まできちんと活かして欲しかった。こういう恋愛がしたいよね、結婚観でいたいよね、みたいなそういう雰囲気は別に求めてないし、後半にかけては特に色々と納得できないところが多すぎる。
映像的な部分や奈緒を中心とした俳優陣の熱演、そしてバッチリ合っているなとりの主題歌などなど、個人的にいいなと思えるところは多かったし、不満大爆発みたいなそういうことは全くなかったんだけど、結果的に自分がこの作品で評価しているところって、映画になったから生まれた部分であって、元々この「傲慢と善良」という作品が持っていたストーリーやメッセージについては全然ハマれなかったし、総じてこのくらいの点数しか上げられないと思ってしまった。それでも期待していたよりは良かったけどね。
ただまぁ、冒頭でも書いたようにそもそも原作が好き嫌いハッキリ分かれる作品だから、本作を大好きだと思える人もいれば、自分のように受け入れられない人もいるはず。恋愛観、価値観に着いての話だからこんな風に感想に差が出るのは当たり前。たまたま自分は理解できなかったよってだけで、同じ境遇にある人、または経験したことのある人なら頷き疲れるほど共感するのだろう。
そういった観点からも一度見て欲しい。そして、この映画を見てどんな感想を抱くのか。それで結構自分がどんなことを考えて生きているのか、なんとなくでも分かるはず。そんな風に考え、そう考えることを狙っているのであれば、すごく意義のある素晴らしい作品なのかもしれない。と、思ったけど、やっぱり自分は無理だな、この2人。
以下、若干のネタバレあり⚠️
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〜余談〜 ちょいネタバレ注意⚠️
ここからはレビューでもなんでもないけど、自分が監督ならあのラストにもうひとカット追加したかった。それは、植え替えた植物のカット。根の枯れた植物を植え替えるという行為は、人間からすると善良な心を持ってしていることなのだと思うけど、俯瞰的に見れば命のサイクルを崩しているとも言えることで、そこで無理くり救出しようとするのは、植物からしてみれば人間の傲慢と捉えられる。
まさに、この作品はそんなようなことの繰り返しで、「あなたのことを思って!」だとか「あの子は善良なんです!」だとか言って、結局高く評価しているのは自分自身。善良な心でいる自分は、なんて素晴らしいんだろうと棚に上げるこの一連の行為こそ、傲慢な心である。だから、ラストには植え替えた植物をクローズアップして欲しかった。これは余談でしかないので、通りすがりの戯言だと思って聞き流してください。
カタルシスのあるドラマはやっぱりいい。婚活のドラマだから、高慢と偏...
カタルシスのあるドラマはやっぱりいい。婚活のドラマだから、高慢と偏見をもじったのだろうけれど、誰が高慢、善良みたいな分析が多いけど読んでてほとんど面白くない。婚活というものにどうしても潜んでしまう物語を恋愛に戻って脱構築した話。女子の友人たちの残酷な仕打ちのお陰で壊れた恋は本当の恋になったわけだけど、それにしてもあの声かけはひどいと思う。嫉妬と彼への想いもあったのだとはいえ。宮崎美子は嫌な役を演じててえらい。そして西田は救い。
警告とメッセージどちらもあいまい
今の時代、
どこにでもありそうな婚活アプリでの「出会い」
一見、良い人そうな人だったが、実は作り話とうそ、、
ここまではいかなくても何らかの隠し事、人にはあるもの。
それを自分で背負っていく覚悟がなければ、
恋愛も結婚もするべきじゃない、
付き合う以上は、しっかりと中身のわかる付き合いをして
結婚する以上は、決心と覚悟、動じない心が必要ではと思う。
映画として伝えたいのは、
婚活アプリでの出会いに対する警告なのか、
出会いが簡単に出来る時代だからこそ、
こうして欲しい、こう向き合って欲しい、というメッセージなのか、
どちらも腹八分、どちらかに比重を置くと
作品として面白くなるのでは、、、と思うが。
奈緒という女優を使い切れていなかったのでは、、
と思うが、
原作読みたくなりました
お見合い的な出会いも自然な出会いも、お互いに相手に気に入られたいし、こんな人であって欲しいと考える期間は同じ。恋愛への導入では同じ感覚なんだって、改めて感じました。その人の本来の姿の表層を感じながら、結婚という契約に至る決断を考えるリアルな演技に引き込まれました。
主演のお二人も、女友達、毒母も素晴らしかったです。
ダメオもメンヘラ彼女も自然で、親父としてみてもキュンキュンでした。
観てきました
かけるはマミのどこが好きだったんだろう。
ラスト、単なる軽い恋愛ものみたいでちょっとがっかりしてしまった。
ラストも全体も、もっと大きく心に響くものを期待していた。
でもつまらなかったわけではないです。
前田美波里さんの舞台演技のような力強い声…!
失踪先にかけるが来ることになるようにしたマミって…驚いていたけど再開して当然だと思った。
マミの母親の毒親ぶりは上手かったな。
思うこと沢山ありました。
藤ヶ谷さん、久しぶりに観たけどカッコ良かったです⭐︎
自分の傲慢さに気づくことの大切さ
ベストセラー小説を映画化した恋愛ミステリー。タイトル通りに前半と後半が二部構成になっているかのような雰囲気が一変する展開が面白い。
自分の傲慢さに共感できるような内容でもあり過去の自分と照らし合わせながら鑑賞していました。
2024-163
映像化は無理と思っていた辻村先生
原作を読了しての鑑賞。タイトルのように辻村深月先生が「映像化は無理」と思っていた作品。読んで私もそう思った。マッチングアプリは未経験だが、原作はこれでもかというほどズバズバガシガシ突き刺さる。人の内面を貫く文章でできている。これを映画化…。
まずどうしても尺が足りない。例えば真実のストーカーがいたとなる辺りでも「ストーカーの身を考えて警察を呼ばない」という妙な心情をカットせざるを得なかったのは分かるが、それで真実の嘘が弱くなる。こうまでして架に想って欲しかった傲慢さが小さくなる。読んでしまった身としてはこのようなところに欲求不満を感じてしまう。ぶつ切りは覚悟していたつもりだったが…。
映画で架は元カノの充実しているような姿に「皆そのように生きられたら」と言うが果たしてそうだろうか。恐らく架が元カノを100点と思うからこその発言だろうが、皆が彼女のようになったら社会はパンクする。満点でなければ生きられない社会は地獄だ。そして満点に見える人でも抱えるものが、これから起こるかもしれないものがある。ここは脚本に疑問を覚える。
あの話を本当に頑張って映画にしようとした。ラストを変えても物語にしようとした。その頑張りは大いに認めるがやはり薄いと感じた。公式サイトで辻村先生が「きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、(略)」と言われているが、原作にグサグサやられた私はその「きれいなラブストーリーにしかならなかった」と思わざるを得なかった。もし真実が耕太郎を選ぶラストだったら。耕太郎は映画で脚色されているので恐らく非難轟轟になっただろうが「おっ」という別の満足感があったかもしれない。
やはり『傲慢と善良』の映像化には限界があった。今回の映画ではそう考えるしかなかった。
〈辻村先生の辻の字がどうしても正しく表示できません。ご了承ください〉
100%
人が好きって言う人はいるかもしれませんが、結婚する人が全員そうだとは言えないですよね。むしろ、70〜80%くらいで充分なのでは。それよりは劇中にあった様にフラットな自分が相手に見せられるかでしょう。
ヤギは100点。
原作未読です。
主演の2人は空気感とかすごく良かったです。
予告がミステリーっぽい感じだったのでいなくなった恋人を探すうちに…みたいなストーリーかと思ったら全然違った 笑
途中の女友達マジやばすぎた。
ああいうのが結婚できずに残ってくんやろうな〜
前カノの時も色々邪魔してたんだろうか、と思った。
あと、前田美波里さんの声量が凄すぎて他の役者さんと一線を画してました。
放漫と浅慮
定番の恋人失踪映画。
まず素晴らしかったのが、ホームパーティでの友人女子ふたりの目。
一瞬の値踏みの上での嫉妬や見下しなど複雑な感情が、リアルかつ鮮明に表れていた。
あのワンカットだけで助演女優賞あげたい。
しかも、性格悪いながら洞察が鋭いのがまた…
さて、本題として今作の架と真美の関係はとても自然だったと思う。
“婚活”というスタートからしてカタログスペックが前に出るし、それは自分が手を出せない理由のひとつだ。
問題は、一年経ってもそこから抜け出せなかったこと。
七山での真美や、再会した時の架の表情や口調が全然違ったのことが、当時の不自然さを浮き彫りにする。
(あのあたりの演じ分けは素晴らしかった)
個人的に、「どこが好き?」って質問が嫌い。
その視点って、理想(しかも大抵は曖昧な)に対して合致してる部分にすぎないから。
“人”を好きになるって、“項目”じゃなくて“存在”だと思う。
「いつまでもプロポーズされない」って、まだ一年だろとは思うが、そこは価値観の違い。
結婚はタイミングと言われる所以だろう。
高橋からドライブに誘われた時に後ろで蕾を映してたから、ラストは少々意外。
でも、多少なり本音を出せて前進ではあるのかな。
このあと何事もなく上手くいくとは思わないけど、まぁ気持ちがそう言ったなら仕方ない。
しかし吉岡睦雄のキャラ、『Chime』の松岡だろ、怖いわ。
フラレた高橋に寄り添いにいくヤギが癒し。
失踪。。
が、続きますね。安心出来ないな。
「四月に〜」の弥生(まさみ!)
「スオミのはなし〜」のスオミ
(まさみ〜!!)
本作の真実(奈緒ちゃん)
何だろ?失踪モノ、個人的にいまいちコナイなぁ〜('◉⌓◉’)
どれも失踪の背景が見えずらい共感しずらい。
もっとちゃんと"失踪"させて。
あ、でもそもそもその選択をする人の心って解らないのか??
まぁ、それは置いておいて。。
今月は観たい作品が多過ぎて、お小遣いオーバーだし、時間もしんどいし、辻村原作だけれど見送ろうかと思っていた本作。。
だがしかし!
アイラブ倉君が出ている!ぐぅぅ。。
コーポ・ア・コーポも観たかったのに近場での上映なしで行けず( ; ; )
市子は観たけど、その後の骨子は、、
へへへ( ̄∇ ̄)
って思って行ってない。
これじゃ、好きと言いづらいじゃないか!と悩み、、
。。。行ったれ!!行ってきました!
おかず減るけど仕方なし٩( ᐛ )و
笑っとけ笑っとけ٩( ᐛ )و
私は読書も趣味なので、辻村先生の作品も何冊も読んでおりまして、こちらも既読なのですが。。
んーーーー。。何でしょ??
(つか、男性って皆んな、奈緒ちゃんと
あいみょんと波瑠ちゃん好きですよね)
小説と映画は別モノとして楽しみたいし、比べても仕方ない。
わかっちゃいるけど、だって読んじゃってるからねムズカシイ。。
ちょっと厳しくなってしまったかも。、、
まず架。
藤ヶ谷さんのアレでは架の心の機微みたいなもの、未読の方に伝わったのでしょうか??
真実においても。。
奈緒ちゃんの演技力で補えてはいましたが、あれではただの"逃げ"では??
真実(奈緒ちゃん)と母親(宮崎さん)との関係性も、単純な"毒親と子"としては充分に描かれてはいましたが、真実がなぜ、こんな性格になったのか?
彼女の人格を形成する上で良くも悪くも介入してきた母親の存在感を、もっと強調して欲しかった。
いや、宮崎さんはとても良かったのですが、いかんせん前田美波里先生が良い所持っていってしまい過ぎww
すごいインパクト。さすが蔵人の母!
あと、女のイヤ〜な部分を見られたあのシーンは良かったです。
良い胸糞!頂きました♪
ただね。ちょっとフォローしますけど、架と美奈子は友達なので。
架に対しての真実の態度や嘘(裏切り)が許せなかったのだと思うのです。
だからあの発言も、美奈子にとってみれば
"善良"だったのでは?
自分に自信があって、自分の意思で発言できる彼女のようなタイプの女性からしたら、真実のような、あの手の女にイラつく気持ちも。。
ちょっとわかりますw
と、まとまりもない文章を連ねるだけになりそうなので、個人的な意見を。。
"結婚"って、究極の個人意思によるものだと思ってます。
してもしなくても個人が自分の意思で選択すれば良い。尊重されるべき。
うるさい外野は黙ってろと思う。
したいならマッチングアプリでも合コンでも何でもやって出会いを求めたら良い。肯定派です。
婚活なんて言葉すら生み出して定着している。
で、個人意思と書きましたが、結婚てやっぱり厄介で、家と家の繋がりが出来てしまう確率が高い。
好きだから結婚しましょ〜なんて簡単な事ではない。日本では特に。
周りが結婚して行き取り残される不安、親孝行としての一面、将来のある意味保険、社会的に安心したい。。
(あと、子、か。。)
単純ではない様々な事情も含むのが結婚だと思うが、やはり、個人として1人の大人として、自立していない人は、誰かと一緒になっても上手く行かないんじゃないかなぁ〜?と思うのです。
依存できる相手を探すのは違うんじゃないかなぁ〜?と思うのです。
覚悟がない半人前の人が婚活なんてしていいのかなぁ〜?と思うのです。
とかちょっと偉そうに書いてしまいましたが。。
すいません。自分の事は棚です(°▽°)
まぁ、そんなに出来た人間ばかりではないし、誰しも傲慢な部分も善良な部分も持っていますからね。
上手く折り合いを付けて生きている人が大半だと思います。
けれど、
結婚(だけじゃないけど)は
相手ありきなので、相手には真摯で誠実でありたいものです。。
そして、
自分の幸せ。自分の人生。
自分で考える事を放棄してはいけません。
真実ちゃん、もっと自分を出して生きていいんやで!
「自己評価は低いくせに自己愛が高い」
ヒィィ! _(:3 」∠)_
原作はとにかくイタイイタイ作品でして、、
痛い所ツイテくるなぁ〜!!なのです。
自分が持っているネガティブな感情を引きずり出された感覚になったし"まひちさ"にザクザク刺されたような痛みまで感じたのですが。。
本作はあれみたい。
刺すと引っ込むおもちゃのナイフ。
シャカ。シャカ。って感じ。
痛くなかったなぁ〜。。
あ!!!倉君!!
原作と全然違ったけど、良い奴だった〜!男前やった〜!君には違う人がいいよ絶対!
倉君もヤギも可愛かったです♡
(それだけか〜いw)
鑑賞後の気分も悪くはなかったが、もっと彼らの成長を感じたかった。
2人を信用したかった。
未来を想像させて欲しかった。
あ〜なったけど、別れるんじゃね?って思ってしまいました。大丈夫かなぁ?
私もそんな風に感じてしまって大丈夫かなぁ??
イヤな奴でごめんなさいm(__)m
みなさんには、映画の印象が薄れた頃に原作を読んで欲しいです!
原作はもちろん素晴らしいですが、朝井リョウ先生の解説がとても良いです!!
傷みかん
とっても良かった
個人的にグサッと刺さる台詞が多くて。
自分はどうなんだろう?とシーンごとのセリフにドキ。
素直に気持ちを言葉にできちゃう人達に
素直に気持ちを言葉にできない自分
思い知らされ相手にも自分にも《嫌い》って思っちゃう
真実の『今思えば‥』が多かったなぁ
これからは少しでもその時に素直にぶつかれるかな?
前田美波里の台詞はとてもとても刺さった
自己評価
大自然の中で暮らす事で、真美は傲慢さを脱ぎ捨て、自分を取り戻す事ができ自分自信を愛す事が出来たのでしょう。架と真美のふたりのラストシーン、駅で向かい合う自然なふたりの姿に涙が溢れました。本当の自分を愛す為の自己評価は高くても良い気がします。自分を愛す事が出来て、初めて人を愛せると言う事を再確認できた、映画「傲慢と善良」でした。
良いセリフ回しが多い!
最近は女の人がどっか消えるのが多い
これだけは言っておきたかった。またそれかと。
アニメの異世界転生くらいテンプレだと個人的に思っている。
ただ原作は良いと思う。別に辻村深月さんのファンというわけでもないが
小説が好きな人なら誰もが一度は読んでいると思う。たぶん。知らんけど。
奈緒さんは抜群だったと思う。
普通に考えると、きちんと与えられた役を演じ
伝えるべきことを伝えたと思う。
悪い女友達もきっちり性格悪さが自然だった。
腹立たしくて席を立ちたくなるくらい。
なぜ奈緒さんが抜群と思ったかは、主演の男の人があまりしっくり来ていなかったから。
悪く言いたいわけじゃなく、はまっていないというか
伝わってこない。大事な言葉が、そこに込められた気持ちが。
小説も派手に売れた期待された映画だったと思う。
それなりの人選だったはず。
無名の人でもいいんだ。伝わってくれば。
奈緒さんは奈緒さんとずっとわからなかった。
エンドロールで気づいたくらいのレベル。
奈緒さんは真実さんだった。
原作ファンの評価は割れそうだなと思った。
原作を読んでない人で大人のラブストーリーが見たいならどうぞという感じ。
これはある意味ですごいかも?
善良というよりは偽善な気がした。実際、嘘ついてたしね…。
一方で、傲慢はあるかも?
そして、そして、お互いに興味がなく、Instagramで相手を理解するというのが、今の(今だけではないかも知れないけど)若者の関係性?
それをずばり指摘しているのは、すごいなぁと感じた。
最後、そうなっちゃう?と驚きがありました。
まあ、奥さんが旦那の友達を嫌いでも結婚生活は送れるかも知れないけど、決して、この奥さんは、旦那の友達を好きにならないだろうなぁ…と。
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