傲慢と善良のレビュー・感想・評価
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ちゃんと奥深いラブストーリーだった!
予告からの想像と奈緒さんが出てるから(笑)ちょっと謎的なドラマだろうと。前半は予想通り、これはこれでやはり面白い。が、失踪してから、あれ?デジャヴ。なんか観た事ある展開だなーって。そうだ、ドライブマイカーじゃん。そういう感じかーって。いや違った、もっと好みの映画だった。嘘がバレた辺りは奈緒演じる女性キャラにイラッとしたが、西田尚美に本音を言った辺りからは好感に変わり、最初から最後まで、観てる自分の気持ちもずっと変化しっぱなしだった。(笑)後半になるにつれてドンドン面白くなるし、最後はどんな終わり方すんだろ?って。それはそれは自分の想像とはだいぶ違った、凄く良い納得するエンドだった。観てる人任せの映画あるあるじゃなくて良かった。上っ面だけの付き合いからの結婚予定だったけど、振り返るとあん時から無意識にちゃんと恋愛してたんだね!終わってみたらちゃんとした、逆に奥深いラブストーリーでした。もっと奈緒さんがいるからミステリアスな内容かと。。
傲慢と善良。見栄と本音。そんな映画でした。
余談、女子から見た女子のツッコミはやっぱり女子にしか分からん。この映画は男女によって見方変わるのかも。
あと、観客は若い方が多かった。この手の映画はいつもならもっと客層が上なんだけど。なんだか嬉しかった。
リアルで痛いけど恋愛映画としてキュンもあり
原作読んでの鑑賞。ラストにかけては原作通りでないストーリー展開だったがよくある必要のない改変ではなく原作のエッセンスプラスより恋愛映画としての要素=ハラハラと甘さとキュンを肉付けした感じ。前半が現代の婚活や人間関係、社会の痛々しさをリアルに描いていたので後半の恋愛要素で救われて私は好きだった。主役2人は完全に美男美女なんだけど意外にリアルにいるカップルに見えてそこも良かった。
原作愛読‼️❓映画はほぼ原作‼️❓でも‼️❓この違和感‼️❓
原作に感動して、待ち望んだ映画、ガヤは切望して、奈緒も原作者からしたらそのものらしい。
ストーリーも原作そのまんま、でも違和感、ガヤは性格や生き様が主人公と重なるらしいが、このイケメンで婚活アプリ必要かな、嫌いな女友達との距離感も余計に気になる。
原作をそのまんま映画にしても、なんか気の抜けたラブストーリーになる、なんかデフォルメも必要かもしれない、でも、良い映画でしたよ、期待し過ぎたのかもしれない、ごめんなさい。
婚活、恋愛、に関わらず、好きかそうで無いかが境界線なんでしょうね。
モヤモヤしました。
婚活アプリの恋愛小説の映画化
2023年恋愛小説ベストセラーとのことで興味が有り初日に鑑賞。小説だからフィクションの部分もあるのだろうが、自分の感覚とは、だいぶ違った。そこそこ金持ちのイケメン藤ヶ谷が婚活アプリを使うところ、女友達もいるのに。。。また、付き合いだして一年も経つのに彼女、奈緒がInstagram使っているのを知らないとか?奈緒の方は、なんでストーカーに有ってるって嘘つくかなぁ~?藤ヶ谷の女友達は、鋭かった。女の敵は女ってよく表現された映画だった。あの送別会の後、奈緒が藤ヶ谷の女友達に会わなければ、また、ちがったストーリーだったね。奈緒が寝ている藤ヶ谷に泣いて訴えてるのに起きないってのは、ありえん!
奈緒がいなくなって、一年経っても想い続けている藤ヶ谷は、良かった。最後は、ハッピーエンドで良かった。
70点の恋人 ありのままの気持ちをぶつけろ!
架の真実への結婚熱意が70%であるところを、「真実は70点の人」と真実に知れ渡ってしまったため、紆余曲折を経ることになる話です。
ただ、真実の方も架の家を出てから、直接架と会わずに架の気持ちを拒み続けるため、心が冷たいなあと思っていました。
おそらく、現代人は恋愛のコミュニケーションが苦手なんだと思います。
お互い驕らず、ありのままの気持ちをぶつけることで誤解が解けていくのだなと思いました。
ラストは、リアルでドラマチックでした。
やっぱり奈緒はいいよなあ(変なオジサン風😘)
感情表現が抜群に上手い奈緒さんを最後まで堪能できる素晴らしい作品😆
あ〜っ、お互いの道を歩んでエンディングのパターンか〜と思っていたら、そこでかい(笑)とちょいとツッコミかけましたが、いやあスッキリしました☺️
+0.5しました🥳
奈緒の魅力がふんだんに詰め込まれた作品で大満足なのに、かたや長澤まさみの魅力がふんだんに詰め込まれたあの作品は酷評の嵐で、何故、こうも違うのか?(笑)
上質なラブストーリー
キャスティングが見事!奈緒ちゃんに惚れる(笑)
男ならあの笑顔と涙目には絶対騙される!
出来杉くんかよ…ってほどの展開ですが何故か許せちゃう。
ガヤさんの人柄⁈が成せる技なのか?
途中「前田美波里」の一言が沁み過ぎます。さすがです。
長い事損得無しに付き合ってる女友達の恐ろしさに閉口します。 ありえる!って。
そこんとこ男友達ってドライだなぁって思うわ。
お金持ち感をさりげなく?ひけらかす所は引いちゃうけど『ただしイケメンに限る』って許されちゃうんだろうな(笑)
気持ちよく終われる作品で若い2人のデートに打ってつけ。
以外に良かったです。
普通のラブストーリーって評価があったので、退屈しないかなと見るか迷ったけど、婚活とか結婚至るまでの気持ちとか丁寧に描けてたと思います。
意地悪な女友達とかも、ストーリーにリアリティを与えて、あの人達、私も苦手とか共感しました。
みかんとビール
婚活アプリの実態とはこんな感じなんですね。参考になりました。恋愛はそもそも好み・好きという気持ちから始まるものだと気づくまでの道のりを描いていたんですね。回り道もたまには近道?
クラフトビール・地ビールは良いアイテムだった思います。でも奈緒ちゃんだから許される事のような気がしました。
113
オンナって😅
配役が絶妙でした
イマドキの人たちが、とてもリアルに
描かれていて
自分の頃とは違うとは思いますが
それなりに納得できます
それにしても、オンナって
怖いし、めんどくさい生き物ですわ😅
小さくて、かわいらしい
結局、コレが最強なのか。。。
とも、思いました
イマドキの若者の恋愛事情っぽさが滲み出る、自己愛と承認欲求のせめぎ合い
2024.9.27 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(119分、G)
原作は辻村深月の同名小説(朝日新聞出版)
婚活アプリで知り合ったカップルに訪れる試練を描いた恋愛映画
監督は萩原健太郎
脚本は清水友佳子
物語の舞台は、都内某所
ちいさなビール工場を営んでいる西澤架(藤ヶ谷太輔)は、元カノと別れて以来、婚活にのめり込むようになっていた
だが、誰と会っても形式的な会話しか成り立たず、空虚に思えていた
そんな折、婚活アプリを通じて坂庭真実(奈緒)という女性と会うことになった架は、そこでこれまでにない何かを感じてしまう
友人たちに揶揄されながらも、架は真実との時間を育み、そしてお互いの家に行き来するほどになっていた
真実は群馬の前橋から東京に出て英会話教室の事務員をしていたが、彼女の両親は口うるさい人で、架の職業に対しても何かと言ってくるような人たちだった
ある日、架が友人たちとバーで飲んでいると、悲痛な声で真実から電話がかかってきた
それは自分の部屋に人影が見えたというもので、架は慌てて彼女の元に駆け寄った
何事もなかったものの、真実を守りたいと思った架は、「アパートを引き払って、一緒に住まないか」と提案する
やがて二人は結婚に対して前向きになって、婚約をするまでになっていた
映画は、真実が退職することになって、その送別会に向かう夜から動き出す
先に帰宅した架は疲れて眠り、そして、翌朝目覚めると真実の姿はなかった
電話も通じず、誰に聞いても行方がわからない
ストーカー被害に遭っていたことを知っていた架は「誘拐されたのでは?」と警察に連絡を入れても、事件性はないと言われてしまう
そこで架は、彼女の父(阿南健治)、母(宮崎美子)、姉・希実(菊池亜希子)らから話を聞くことになった
そして架は、彼らから「真実の知らない姿」を聞かされることになったのである
物語は、架は真実の家族3人、かつてのお見合い相手の金居智之(嶺豪一)、花垣学(吉岡陸雄)、そして彼らを引き合わせた結婚相談所の小野里(前田美波里)の6人の「証言」を追う架が描かれ、架の友人の美奈子(桜庭ななみ)から「その夜の出来事」を聞くという過程を経ていく
真実に何が生きてそうなったのか、を追っていくミステリーになっているが、物語全体の印象は「紆余曲折を経たラブロマンス」というものだった
タイトルはジェーン・オースティンの「傲慢と偏見」をなぞらえたもので、「自分の好みを譲らないけど、他人(親)には従順な部分を見せる」という意味の言葉となっている
この二つの言葉が同居しているのが現代の若者であり、それが結婚における障害の一つであると訴えている
また、恋愛に対して鈍感で、他人に指摘されないとわからないという部分があり、自分の状態に対する盲目性というものも露見している
そう言ったものを保ちながらも、自己主張が激しく、さらにそれを見ないようにしているという意味もあるように思えた
映画は、婚約者の上辺だけを見てきた架が描かれ、意図せずに点数化されてしまう現実を浮き彫りにする
今のあなたにとって何%=何点という心理テストのようなものは、否定しつつも本質を表しているとも言える
あの時点で100%と言えない理由は何か?
それが恋愛を覆い尽くしている自己愛であるとも言えるのではないだろうか
いずれにせよ、婚活という相手を数値化してから会うというプロセスと、会って感じる感覚の乖離が見える作品で、ピンとくるという言葉をうまく解説していると思う
男女の結婚適齢期の感覚の差も顕著で、「お? 結婚指輪?」と思わせてのネックレスからの落胆は、客観的視点で見ていると「それはダメだろう」とわかってしまうところも切ない
群馬の逃避行中のエピソードも面白くて、どちらも「過去の恋愛を思い出にできていない」というのがあって、その区切りというものは「直接会って話して、相手の気持ちを全身で受け止めてからこそ」前に進むものなのだなと思わされる
ラストシーンでは、言葉を遮ってハグをしようとする架が描かれているのだが、その感覚のズレというものは、いずれ二人に試練を与えるのではないか、と感じた
アプリ登録者は表面だけしか見えない記号のようなもの。でもその内側に...
アプリ登録者は表面だけしか見えない記号のようなもの。でもその内側には生身の人間がいることが良く描かれていました。純粋で不器用な主人公と奈緒の演技が凄くあっていました。その他、娘に執着する母親、人のカノジョを意地悪く値踏みする女友達がリアルな感じで、ヒリヒリしました。原作が読みたい!
まずストーリーがめちゃめちゃ好き! 原作読みたくなった キャスティ...
まずストーリーがめちゃめちゃ好き!
原作読みたくなった
キャスティングも脚本も設定もみんな良かった
美波里の圧が凄い、もっと色々出たらいいのに
ここに美波里を持ってきた人、天才
奈緒ももちろん良かったけど、
藤ヶ谷太輔も負けてない
西田尚美は、
昔ならひとの恋愛を引っ掻き回すような
妖艶な役どころが多かったけど、
まさか将来こんな役も回ってくるとは、
そのギャップも楽しかった
ヤギもなかなかいい演技してた
あれはわざとなの?やっぱり偶然なの?
早速、妹と姪へ勧めます
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