ボーン・トゥ・フライのレビュー・感想・評価
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開発に軸を置いた中国版トップガン
中国版トップガン。
メッチャストーリー展開がしっかりしてます。
ラブストーリー少な目、キス無しなのが中国版って感じ。
でもBGMはやっぱり西洋風ロックなんだよね。
中国っぽい曲だと、やっぱり雰囲気に合わないもんね。
テストパイロットのお仕事
せっかくのTOHOシネマイレージデイなので急遽予定を変更してこちらを見た
オープニングの配給会社の多さにまた中国バンザイかな、やな予感した
エースパイロットの下りでまさかのバッドエンド?と思ったらそこからがまた長かった いつ頃の話だろう?中国ってあんなに開発ポンコツなのかなちょっとビックリ トップガンには及ばないけどお仕事の意義は分かりやすいし、緊急事態が多すぎるような気もしたけど、音楽も中国らしからぬ中々楽しめました しかしBorn to flyと云うよりむしろFly to dieになっているような
射出座席の方の原因究明もお願いします
第4世代戦闘機のエンジン開発に携わるテストパイロット達の話。
それは実戦じゃ?なドッグファイトで限界を超えてエンジントラブルを起こしたものの、熟知したパラメーターをフル活用して帰還したレイ・ユーが、テストパイロットにスカウトされて巻き起こっていくストーリー。
トップ・ガンと違ってエンジンや機体に付随する装置のテストに終始する内容で、実話ベースでもないのにこういう題材は珍しい気がする。
上には上がはわかるけれど、序盤だいぶ持ち上げておいてレイ・ユー結構ポンコツ?テストなのに自己主張の為に規律を守らないとか、降りてからもフィジカルチェック断るとか軍人としてあり得ないしね。
そしてまさかの開発側にも!?
何だかご都合主義満載だけれど、迫力満点だし漢臭いところもあるしでなんだかんだ面白かった。
この職場、危なすぎない?
売りは航空機のムーブとリアリティのある内装、新疆ウイグルの風景だろう。
砂漠に太陽光パネルが広がる情景は現代中国ならでは。
ただ、プロットのリアリティラインの低さは評価を大きく落とす。
軍事境界線を越えたときの敵の行動が警告ではなくミサイルの使用であったり、テストパイロットが次々と危険な目に合う流れはちょっといただけない。こいつら本当にプロなのか?エンジニアは首を括るべき。安全第一を職場に飾ろう。
キャラに視点を置くと佳作(☆4)で、全体を俯瞰すると駄作(☆2)。間を取って3点で。
好き嫌いは分かれようがおすすめ枠
今年232本目(合計1,324本目/今月(2024年6月度)32本目)。
(前の作品 「関心領域」→この作品「ボーン・トゥ・フライ」→次の作品「クワイエット・プレイス」)
本作品は中国映画で、その中国の領土問題…というより海軍のテストパイロットを扱う映画であるために、どうしても内容的にセンシティブな話題が多々出るのが、映画と政治は思想を別と考えても好き嫌い考えられるかなといったところです。
またその趣旨上、「お好みの表現」をしないと検閲か何かに通らないのか、やたらにプロパガンダ的な発言もままあります。この上に軍隊映画という事情から、かなりマニアックな単語がどんどん出てくるので、ある程度字幕に苦労する方はいるのではないかな…といったところです。
ただあからさまに思想の押し付けもないし、趣旨も理解できるものではあります。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/字幕がない部分がある)
看板などで一部見られますが、「今天」(日本語では「今日」)など、字幕がないところもあります。これらのために時間軸がずれているのかとかがわかりにくく(実際には時間軸はごく一部の回想シーンを除いてない)、ただ字幕がない部分でも常識的に漢字から類推できる部分は一応かなり多いので、採点幅としてはこの程度でしょう。
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(減点なし/参考/韓国においては何がおきたか)
この映画のように、中国(台湾・香港などを含まない狭い意味)がこのように極端に「空の領土」をめぐって領土問題を主張されているのはこの映画でもリアルでもご存じの通りです。
一方、韓国は北朝鮮との朝鮮戦争とは休戦状態にありますが(終了していない)、韓国においてはその周りがいわゆる「共産主義ばかり」の国であるため、飛行機を一つ飛ばすだけでも苦労し、実際に共産国とこのトラブルで相手国からの攻撃で民間機が墜落を招いた事件もあります。
こうした理由から韓国は飛行機に対する「恐怖感」が(日本では、経験した悲惨な事件とは別に)存在する以上に、飛行機ものの韓国映画では「ハワイなど日本は通っても南側にしかいかない」展開が大半になるのは、こういった部分が波及しています。
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