「ホントに羨ましいよ…。それと隊長カッコイイ。」ボーン・トゥ・フライ わたるさんの映画レビュー(感想・評価)
ホントに羨ましいよ…。それと隊長カッコイイ。
☆どんなストーリー?
中国初のステルス戦闘機J-20を完成させるべく、
若き選ばれしパイロット達が、危険なテスト飛行の任務に。
血と汗と涙を流しながらも前に進んで、
アメリカ人にミサイルぶっ放しますw
☆感想
普通に面白くて最後まで観れました。
いやー、びっくりしました。
☆良いところ
①隊長カッコイイ。
パイロットとしての心・技・体が揃っており、
よく言われる理想の上司的な。多分日本人は好きなタイプ。
器がデカくて面倒見も良くとっつきやすい。
②自国だけで戦闘機開発する苦悩や試練が描かれており、
その辺は日本とダブるので、共感出来る。
③テンポは良い
序盤はダレルかな…
④J-10、J-11、J-20が観れる!
※本物とは言ってない…
★悪いところ
①かの国。
忖度無しで言うと今現在はイメージ良くないっすよね。
②主人公が???序盤のアレは劇場で笑いそうになった。
限界を見たいのは良いが…直ぐに…
③中華版アイスマンがほぼ飛ばない…
喋ってばかねーで、もうチョイ飛んでくれよ(笑)
飛んだら飛んだでさ…もう。。
④戦闘機はほぼCGでTOPGUNのクオリティーとは程遠い。
期待しては駄目。けどCGとしてはまぁまぁ。
◇最後に
本当に羨ましかった。
だって、映画で堂々とアメリカは敵でミサイルぶっ放して、
追い払って『うぉーーー!!』ってやってるんですよ?
そして、その映画を堂々と日本に売り込んで上映させるって、
マジで凄い事っすよ。。
中国すげぇわ…ってガチで思ってます。
数年前に日本では”空母いぶき”が公開されましたが、
原作は中国と尖閣で戦う話なのに、
忖度して”東亜連邦”という変な新興国を敵にしました。
Born to flyを日本で上映するくらいなら空母いぶきも、
『原作通りやれやボケが…』って呟いちゃいました。
日本にはBEST GUYという名作(迷作…)がありますが、
比較の対象にならんくらい映画としては良い出来でした。
(F-15の撮影シーンだけはぶっちぎりで勝ってるよ)
なんか、この映画を見ながら色々考えさせられました。
万人受けするようなおススメではないですが、
かの国にアレルギーが無ければ、一見の価値はあります。
主は観て良かったと思ってます。
隊長はとてもカッコよかった!ちょっとファンになったぞ。