フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価

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3.5思ったより真面目

2024年7月28日
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話しの内容からしたら、もっとトンデモ内容になるかと思ったら、アポロ11号の発射の裏側を虚実混ぜて丁寧に、ユーモラスに描いた良作。詐欺師な役スカーレット・ヨハンソンと、誠実な役チャニング・テイタムの対比が面白い。陰謀論を茶化してから、しっかり否定してるのも、スッキリな終わり方。黒猫ちゃん、伏線と思ったけど、そう使うか笑
スカーレットさんもチャーミングでテイタムさんもイケメン。脇役の人もいいね。食えない男モー役のウディ・ハレルソンも良い。(汚れ役なのに、なんか憎めないのである)

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mz

5.0関わった人全員で楽しむ感じ

2024年7月28日
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アームストロング船長が月面に降りたつ映像って実はフェイクだとかって話あるじゃないですか、あれホントのところはですね、という物語

月面着陸は皆で目指すとして、
それはそれとして結果的に得たい何か、そしてその為に飲みこめる誇張の強度も、人によって派手にバラつく

カラッと明るく創意工夫がモリモリと積み重なる

ハリウッド映画が人を惹きつけるのは、中の人が楽しんで作ってるのがビンビン伝わってくるから、ってのを久々に見せつけられた感ある、これは良作、素晴らしく楽しい

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sysr

5.0これでいいんだよ+αな映画

2024年7月28日
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久しぶりに洋画を見たこともあって、終わった時に「これでいいんだよなあ」という充実感があった。間違い無しのシナリオである上に、1960年代のアメリカの雰囲気が味わえる点に満足感があった。アポロ計画と世論の関係も、いまに通ずる何かを感じます。

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もってぃ

2.5USAの嫌な所を突きつけられて

2024年7月28日
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アメリカという国の軽薄で傲慢で浅はかな特徴が
嫌と言うほど描出されて、如何にもこうにも嫌気が差した。
自虐ネタなのかしら、、
数年、米国に住んだ経験が有って個人的な感想ですが、、

役者は良かった。
主演2人のロマンスは取ってつけた感があるけれど、、

ウッディハレルソンの軽妙な、最後のあの歌は話の筋と関係無く、お洒落で最高だった。

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ゆうすい

3.5本当はどうなんでしょうか?

2024年7月27日
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楽しい

興奮

幸せ

昔、お台場で月面着陸のセットを見た事がありましたがそれを思い出しました。スカーレット・ヨハンソンさんが魅力的ですね~

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イ・ジア

4.0スカーレット・ヨハンソンもチャニング・テイタムも好演だけど、ウッディ・ハレルソンの怪演が場をさらった感のある一作

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

「1969年のアポロ11号による人類初の月面着陸をとらえた映像は、実は偽物だ」という有名な陰謀論を物語の重要な柱の一つに据えているところが本作の最大の特徴といえます。

主演のチャニング・テイタムは発射計画の着実な実行に専念するNASAの職員を、一方のスカーレット・ヨハンソンは月面着陸計画を周知する宣伝のプロとして働きつつ、ある陰謀にも加担してしまう、という役どころに対して、見事な演技で応えています。

が、変にユーモアで得体のしれない政府の工作員を演じたベテラン俳優ウッディ・ハレルソンと、偽映像を撮影する映画監督、ランス役ジム・ラッシュの「怪演」がかなり際立ち、結果として主演二人が割を食ったような格好になりました。

アポロ11号を搭載したロケット打ち上げ施設、その建造から発射までの経緯の描写は、その巨大構築物としての威容を細部まで描いていて、圧倒的という言葉がぴったりです。当時のフィルム映像とCG、セットを組み合わせた映像は、見学者としてそこに立っているかのような臨場感を与えてくれます。この迫力を体感できるだけでも、劇場で本作を鑑賞する価値は十二分にあるでしょう。

スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムの恋愛要素が前面に出てくるかのような印象を与えるポスターなんですが(本作と同名タイトルの歌もラブソングだし)、二人とも割と自分の職務に専念していて、実際の描写は割とあっさりめ(すべてがさばさばしてる、という訳でもないんだけれども)。そのため本格的な恋愛要素を期待すると、ちょっと物足りないかも。

ある小動物が出てくる場面だけ、急にコメディー要素が強まるので、「なんか作品から浮き上がってるなー」とちょっと困惑してたんだけど、あれは「このあたりの話はフィクションですからねー」という作り手側の目くばせなのかも。じゃないと陰謀論の部分まで事実と信じる人がいそうですからね……。

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yui

4.5月に行くのは並大抵のことじゃない

2024年7月27日
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技術的な面は当然のこと、海外情勢、経済面、政治的な面、優秀な人材の確保含めて、色んな条件が揃ってはじめて成立する話ということがよく伝わってきました。
見応えのある映画でした。ありがとうございます。

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オート

5.0破綻寸前の完璧

2024年7月27日
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のっけからスワンソン選手のマシンガントークが炸裂して、CMのような映像が高速展開します。続いてアポロ計画の基地に移って、シリアスなドラマが始まると思いきやお姉さんと怪人が周りをかき回し始めます。

発射シーンの高揚感はツボを押さえた演出でしょう。
ドタバタ喜劇的な狂言回しを軸にして発射準備の緊張感と政府高官の陰謀のサスペンスが交錯するので、一歩間違えればビッコを引くような作品になるところを絶妙のバランス感覚で一級の娯楽作品に仕立てました。

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越後屋

4.0タイトルの意味にジーンとくる

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

ハッピーな映画をみたくて、スカヨハが出ているのもあり鑑賞。

期待の通り、先の展開にワクワクしつつ、主役の二人を見ながら楽しめた。

自分にとって、月に行くまでの過程というのはどの作品でもロマンがある。それプラスPRという要素が加わり新鮮にみることができた。

展開的にツッコミどころはあるものの、コメディということで目をつむれば、話のテンポも、メリハリもあって、ちょうどいい。

登場人物もみんな親しみやすい。
スカヨハはちょっと化粧が濃いけれど、これも役柄の過去があってこそ。チャニング・テイタムもかっこいい!体つきも衣装もカラフルでいいね。

そして、欠かせない、猫ちゃんがどこで出てくるかも一つの魅力。笑
登場シーンでは待ってたかのように劇場でちょっとした歓声が。

何が嘘か真実か、自分を信じるか偽るか、答えはないけれど、変わらないのは、毎晩夜空に月が輝いて見えているということ。
そこに向かった過程に嘘はない。

いろんな意味がとれるタイトルに、鑑賞後、ジーンときた。

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ひでぼー

5.0黒猫に+☆1

2024年7月27日
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笑える

楽しい

冒頭のR&Bムーンリバーでテンション爆上がりしたものの、ケリーの畳みかける台詞とスピーディな展開に最初はついていけず、置いてきぼりにならないように必死で食らいつきました。最初だけなら字幕でなく吹替の方が楽に入っていけるかもしれませんね。
その後はテンポも落ちて問題ありませんでしたが。

スカヨハは目で芝居するのが上手いですね。
チャニング・テイタムもちゃんと目芝居に応えていたし。さすがです。
スカヨハの衣装替えも素晴らしかったし、60年代の再現性と当時のニュース素材の挿入も的確で文句のつけようがありません。

1番気になってたのは、「黒猫は縁起が悪い」です。
うちには黒猫が2人いますので、そこは「え~そんなことないよ!」って思ってましたが、確かに最後のあの展開に限って言えば、縁起が悪いw
自分は観てて大喜びでしたけどね。家で観ていたらたぶん手を叩いていました。

エンドミュージックをフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンで締められたらどうしようと思いながら観ていましたが、素人の浅はかな心配を裏切ってくれたのは流石です。
そのフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンもちゃんとカウント・ベイシーのピアノが聞けたのでその時点で選曲に◎でした。

月面着陸もののリアルさとそれにまつわるフェイクを上手くかみ合わせた後味のとてもいい良作だと思います。お勧めです!

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Basie

3.5中継が切り替わっていなかったら…

2024年7月27日
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連日暑いですね〜。暑いと映画を観る気が失せてしまいますが、ほっとくと公開終了してしまうので行きました。でも身体のほてりが治らず、話の抑揚もあまりないので、前半は頭がボーっとしてしまい、よく分かりませんでした。

でも時代を感じさせる粗い画質やファッション・音楽はとても良かった。
ロケット発射で自分の頭もようやく回転が始まりました。
ラストの🐈‍⬛の前フリがあったのか分からないので、それが分かっていたのならもっと良かったのだろうが。

この映画は Apple Studios 作品で、元々が Apple TV+ 独占配信だったので、今後の配信はどうなる?他社有る? Apple TV+ にタイトルは載っているけど…。

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imaxmax

4.0楽しませていただきました

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

イイですね❤️
ニヤニヤ、ドキドキ、ホッコリ、製作陣の観客を楽しませようとする要素に満ち溢れた映画でした。その思惑通り存分に楽しませていただきました😊
ツッコミどころを粗探しする事なく、ピュアな心で映画に浸ってしまえば心地よい映画体験ができると思います。

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はらこ

2.5発射責任者である主人公 コール が着ている服は、首回り こそが少し違うが、エンタープライズ号(スタートレック)の制服ではないのか?

2024年7月27日
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鑑賞方法:映画館

当時、5歳の僕は、家族と"生LIVE"で、この永く続いた月面シーンをコマ送りTVで観ていました。
しかし 大人になった僕は「月面に人が立った事」を信じていません。

月には、地球の1/6の重力があります。
①溶媒となる"空気"はないが、重力は"引力として"伝わるので、なびく「星条旗」は、時間をかけずに"垂れ下がる"筈です。
また、②月面から離陸して、帰路に使う膨大な燃料を積むこともできていないのに加え、離陸時に射出されるガスにより、無重力故 ③地球以上に"砂ぼこり"が長時間派生して、月面にはその跡が残るだけでなく、月面に置いてきた「星条旗」「鏡」も 当然吹き飛びます。
当時に映像撮影をするにあたって、カメラ機材を小型化するならば、16mmもしくは8mmフィルム撮影の1択だが,
ASA1000レベル(軍であっても ここまでの高スペックはムリ)でも、当然大光量のライティングが必要だし、フィルムなので、LIVE放送はできない。
よって、技術装備的に ありえないVTR撮影を選択したのだが、
当時のVTRはフィルム以上に感度が悪く、フイルム以上の撮影時の光量が必要なのだが、
月面着陸機には ④外部に向けたライティング設備さえもない。
また、撮影したVTRを地球へ送る送信設備も、その為の大電源さえもない!

 それでも、アポロ計画により月面に立ったとされている13人の飛行士の内、12人がボーイスカウト出身者なのです。

月への周回は、50年前でも、ガッツがあれば、そう難しくありませんが、
無重力空間での減速と、月面からの再離陸は、現代でも至難の技です。

主人公コールのキャラクター的な立ち位置と、正確がはっきりとせず、ブレすぎなのは、俳優の演技力のなさと、監督の演出不足以上に
脚本家の程度の低さが際立つ。

この映画を観たら、「カップリコンone」ではなく、「2001年宇宙の旅」を観て、宇宙旅行への憧れを、再熱したい。

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YAS!

4.0いかにもハリウッド的な良質な娯楽大作

2024年7月27日
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予告を見て「カプリコン1」を思い出さざるを得なかったのですが、実際に見てみるとなかなかの娯楽作。
1960〜70年代のファッションに身を包んだスカーレット・ヨハンソンさんの魅力は素晴らしく、また、夢のある時代のアメリカ宇宙開発の模様が描かれていたのもよかったです。

ただ、前半の月着陸計画におけるPR活動や企業とのタイアップなどはどの程度実態に基づいたものなのか、判別しにくく、後半のフェイク映像制作などはさすがに完全な創作であるはずですが、予算を得るための上院の集票活動は実際にありそうで、どこまで物語にリアリティを感じながら見るべきかの戸惑いはありました。

とはいえ申し分なく楽しめた作品ですし、綺麗に終わったことも含めて、想定外に良かった作品でした。

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よして

4.0スカーレット!

2024年7月27日
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多分キャリアの中で一番好き。生き生きとして引き込まれる。チャニングテイタムも引き摺られて良い味になってます。唯一予告編が駄目でこの映画の良いところを全く伝えていなかったです。アメリカのラブストーリー王道です

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michi

3.5陰謀論?なにそれ?

2024年7月26日
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60年代、宇宙に夢を見た人達。
ケネディの言葉を実現する為に奔走した人達。
色々と噂されてますが、映画は陰謀論なんて関係なく、素晴らしいエンターテインメントとして纏められてました。
健全で面白い映画でした❗️

#フライミートゥザムーン

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naichin

5.0エンタメの王道

2024年7月26日
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アポロ11号の月着陸については「月に行っていない」「月面からの中継映像は偽物だ」等の都市伝説があり、本作は「偽の映像があった」という大胆な前提からスタートする物語である。
プロジェクトの行方・中継映像を巡るスリル・対立から始まるメイン2人の関係の変化など、様々な要素を盛り込んだ王道エンタメ作品だった。

ケリーの「訳アリの経歴を隠している、美貌とアイディアと駆け引きを武器にする広告業界のヒットメーカー」という設定は、アメリカのドラマを思い出した。古いドラマ風の演出もあり、当時や当時を描いた作品をオマージュしているのだろうか。
ケリーの手腕として、当時のプロパガンダのテクニックを明け透けに描いている点も興味深かった。また当時は軍出身者でなければ宇宙飛行士にはなれない時代で、彼らが現代とはレベルの違うリスクを受け入れ、危険に目を瞑ってミッションに向かっていることをきっちり描いている点も良かった。砲弾が飛び交うわけではないにせよ宇宙開発の場もアメリカの戦場だったという点に触れたことや、ストーリー内の中継映像の扱いに、当時の関係者へのリスペクトを感じた。

色々なイズムを主張する作品や、刺激的な描写を競うような作品が日々送り出される中、久々に明るく熱く微笑ましい王道エンタメを楽しんだ気がした。いざ打ち上げが成功してしまえばヒューストンに全てを任せるしかないフロリダの面々をメインに据えた点や、第一線を退いて裏方に回ったエンジニア等、日本で受けそうなポイントも多く、誰とでも観に行ける作品だと思う。

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うぐいす

5.0陰謀論が蔓延る現代に、それを茶化して楽しむ最高の映画

2024年7月26日
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泣ける

笑える

楽しい

「陰謀論」は大昔からあった。
それは教育と報道で(ほぼ)撲滅されるハズだった。理屈では。
しかし、現代、しかも教育水準が高い(ハズの)米国には「Qアノン」による陰謀論とそれに同調する主要政党(共和党)と大手マスコミ(FOX)がある。
そしてそうした陰謀論を利用して大統領に返り咲きを狙うトランプ被告がいる。

そんな連中を茶化して笑うのが本作。
もちろんトランプや奴を連想させるモノは出てこないけど、ハリウッドからの「メッセージ」は明白。

ストーリーはコメディである。
それも軽いやつ。
虚実を織り交ぜた巧みな脚本、
気の利いたセリフ回し、
正直さ、誠実さを尊ぶキャラクター
(これもトランプ被告への皮肉だろうか?)
演技を楽しんでいる役者たち。

決して大ヒットはしないだろうし、賞レースに絡むことも無さそう。

でも私は大好きな作品。

コメディ、エンタメの中に社会的主張を込めるハリウッドの執念を感じた。

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みっく

4.0古き良きアメリカの再現

2024年7月26日
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60年代の民衆の持つそこはかとないエネルギーが感じられる映画でした。

エンディングも昔のアメリカ映画の定番で、安心安全な王道路線

ファッションも当時を再現して懐かしかったです。

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ちゆう

4.0月への想いが胸を熱くするフロリダロケット

2024年7月26日
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始めはSFサスペンスの名作『カプリコン1』みたいなお話しかと思ったら、いい意味で裏切られ、最後まで気分良く観ることができました。冷戦時代のアメリカ、ロケット開発でソ連に負け、事故ばかりのアポロ計画の逆風を挽回するために、凄腕の宣伝のプロがNASAにやってくるお話しです。スカーレット・ヨハンソン演じる宣伝のプロが、次々とタイアップ企業を引っ張ってきたり、議員を抱き込んでいくのが痛快です。一方、絵に描いたようなカタブツのチャニング・テイタムとの対比が面白かったです。ボーイ・ミーツ・ガールの定石と分かっていても、60年代のクラシックなラブロマンスが楽しく、P51マスタングに乗っての月夜のフライトはロマンチックです。また、アポロ計画に全身全霊で取り組むNASAのスタッフの熱い想いにジーンと来るとともに、国家の威信のためにフェイク画像を放映しようとする国家権力とのせめぎ合いも、そうくるかーって展開でした。役者では、クラシックでセクシーな役では右に出る者がいないスカーレット・ヨハンソンが、キレキレのキャリア・ウーマンである一方で、嘘で塗り固めた人生に苦しむ女性像を演じていて抜群でした。どちらかと言うと脳筋のイメージのチャニング・テイタムも誠実な古き良きアメリカの男性を好演してました。

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シネマディクト