フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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この情熱はリアルか?フェイクか?
「ビートルズより有名にする」
▼感想
気になっていたので鑑賞!
60年代のアメリカのファッションや雰囲気が好きだ!さらに舞台はNASA…!NASAを題材にした映画はなんかワクワクする!そんな言葉にできない魅力が宇宙、ロケット、NASAにはある。
ラブコメ映画かと思っていたけど、恋愛の情熱よりも仕事の情熱が強かった。月面着陸のフェイク映像の陰謀論を基にしたストーリーも斬新で面白かった!
主演はチャニング・テイタムとスカーレット・ヨハンソン。チャニングは最近認知したけど、コメディ俳優っていうイメージを持っていたから、今作の真面目な男っていう役は新しい印象を感じた。劇中ではイケメンと言われるけど、正直この人の顔はあんまりかっこいいと思わない笑。でも、これからも活躍を見たい!
スカーレットは久しぶりに正統派の美人の役で見たからか、普段以上に綺麗に感じた。やり手のPRマーケティングの役はぴったりだった!
こういう映画を見るとケネディ宇宙センターにいつか観光で行ってみたいな〜と思う!
▼お気に入りのシーン
コールとケリーが二人で飛行機に乗るところ!飛行機に乗る前の雰囲気も降りた後の雰囲気も好き。
「カプリコン1」×「アポロ11号」
もはや真実はどーでもよい
アポロ11号の月面着陸をテレビでドキドキ見ていたのは小学4年の時、その翌年大阪万博でアメリカ館に長時間並んで小さな「月の石」をありがたく拝見したが私のすぐ目の前をズルをして横から入ってきた秋篠宮(当時5歳)がなんの苦労もせず楽しそうに歩いて行くのが腹立たしかった。そんなことでアポロがらみの映画は避けて通ることができず、映画館で周りを見渡してもやはり同年代が多かった。子ども心に衛星中継だというその月面からの映像に違和感を覚えたのは事実で、その後「カプリコン・1」や「ムーン・ウォーカーズ」「ファーストマン」でもスタジオ撮影の疑惑が繰り返して描かれ、今回は直球ど真ん中である。もはやアメリカが威信を守るためにスタジオ撮影を行ったのはほぼ間違いないのではないか?と思わざるを得ない。テレビが普及し始めコマーシャルが力を持ち始める時代をNASAのPRやアポロ計画そのものの浮き沈みに焦点を当ててコミカルに描いており楽しい。逆に言うとシリアスに描くことはできないテーマで、実際に放送された映像がリアルかフェイクかはどちらでも関係なかったし、ましてVFX万能「ポスト・トゥルース」の現代においては客観的真実などどーでもよいのだ。アーメン。
ライトに楽しめました
軽いノリのハリウッド映画の王道
月面着陸とその捏造という題材はこれまで散々擦られて来たネタであり、何故今更という気持ちがあり当初は見送っていましたが予想外に評判が良く鑑賞しました。
これぞハリウッド映画という明るくおちゃらけたノリが心地良い作品。それを支えているのは間違いなく俳優力だという事は断言出来ます。
陰謀論が渦巻きニクソン時代のアメリカを思い起こさせる今の時代だからこそ必要な映画なのかもしれない、もっとたくさんの人に見て貰いたい。
アメリカ、過去の栄光
初の月面着陸、実は地球上のつくりものだった・・・
と言うのは、昔から言われていた話のようだが、それを今更映画にするとは。
最近はマンガの「宇宙兄弟」で、NASAが身近に感ずるので楽しめた。
ロケットの打ち上げシーンなど、映画館の大画面、大音響で観るのにふさわしい。
技術スタッフが口下手、あるいは乗って来ないので役者を使ってメディアにPRとか、大胆と言うか、とかく3Kなどで敬遠されそうな土木業界でも参考になりそうな。
(災害時、自衛隊は称賛され、インフラ整備の土木業界があまり評価されない不思議~同じ税金でやっているのに)
当方地域では、あまり上映館がなかったようだが・・・
あと数回観たかった。
小道具としてNikon F(フォトミックFTN?)がそこかしこに出てくるのは、ニコンユーザーとしては嬉しい・・・
フェイクじゃ盛り上がれない!
口八丁で渡り歩くケリー(スカーレット・ヨハンソン)がカッコいい! 60年代ファッションのスカーレット・ヨハンソンがめちゃ可愛くて素敵。
そんな彼女の人生に現れる、無骨で嘘つけなくて、見た目も堅物ハンサムなコール(チャニング・テイタム)。
お互いがお互いに振り回されたり、影響されていくさまは面白いし、ときにチャーミング。
そして、何事もそうだけど、リアルに一生懸命やらないと、つまらないし盛り上がれない。管制塔のみんなや、ケリー&コール、テレビキャスター、観衆の反応を見て、こちらも感動。
やっぱりアームストロングの名台詞って脚本ではなくリアルなんだよね。
ハラハラあり、笑いあり、良い映画でした!
スカーレット・ヨハンソンのファッションチェックが欲しいなあ。パンフレットに載ってたのかしら?
惜しむらくはエンドロールでもfly me to the moonをかけて欲しかったなあ。
映画の中でなら、月にだって行ける
その昔、まことしやかに語られていた陰謀論というか都市伝説。
"アームストロングは月に行っていない。あれはハリウッドが造った偽映像で監督はS・キューブリックだ"
なんて噂話を元ネタにそのハリウッドはこんなに素晴らしいロマンチックコメディを造った。
主演のスカーレット・ヨハンソンは美し過ぎて最早普通の役は似合わない。本作でもその美貌を武器にした詐欺まがいの広告屋を魅力たっぷりに演じている。
客はアタシを観に来てんのよとばかりに次々変わる60年代ファッション。服装に合わせて変わるブロンドヘア。男だったら誰もが騙されるコケティッシュな微笑み。
これでもかと魅力全開です。
もう一人の主人公、カードを"マジック"みたいに使うチャニング・テイタム(字幕版はこのシャレをスルーしやがった。バカタレ)は自分がどう見られているのか解っているので冒頭から笑わせてくれます。
筋肉自慢の大男がハンサムで演技も上手ければ、そりゃもう無敵ってもんですよ。
壮大な陰謀論を逆手に取りロマコメに仕上げるという荒業をやってのけた脚本のローズ・ギルロイさんは、あのレネ・ルッソの娘らしい。どうも探しても関連作品が見当たらないので、これが脚本家メジャーデビュー作品と思われます。凄い才能だ。
そして監督のグレッグ・ハンバーランティ氏はデップーにこれでもかとイジり倒されたあの「グリーン・ランタン」の製作脚本を担当していたというから驚きだ。
ハリウッドは意外とセカンドチャンスに寛容なのかも。
クライマックス、人類を月に立たせるという壮大なミッションの裏でもう1つの重大なミッションに挑む主人公達。
胸熱でシリアスな展開になりそうな物だが、コメディ作品のスタンスを頑なに守るかの様に差し込まれる笑いどころは見事と言うしかありません。
汚名返上に「デッドプール4」の監督していただくのは、どうでしょう?
鑑賞中、映画ってこうだよなぁ。これでいいんだよなぁ。
なんて思えた素敵で素晴らしい、映画的満足度の非常に高い傑作。ウッディ・ハレルソンが出ているので間違い無い。
"けっ、今どき白人の美男美女のロマコメかよ"
なんて声も有りそうな気もするが、映画を映画として純粋な気持ちで楽しめるなら、素敵な時間を過ごせる事を保証します。
オススメ。
トータルで、イヤな部分がひとつもない
人類初の月面着陸に関するあの噂を、とても上手に盛り込んだ
笑いあり感動ありの、とっても良くできたストーリーだと思いました!!
黒猫ちゃんとか、パトカーに誘導させるくだりとか、
無理なく繋がっているし、脚本が素晴らしい。
それぞれのキャラクターも魅力的だし、
モーの神出鬼没具合も、
怪しいのにコミカルで、去って行くとき、宇宙人?!って思っちゃった 笑
コール役のチャニング・テイタムは、あの時代の人にしか見えないし、
あと初見で、ケリーに、“こんな美人初めてみた~”的なセリフは、こそばゆいけど、
あんなん言われたら、くさいんだけど、女子的には、惚れてまうやろ~!ですわ。
あれは、嘘をつけないキャラってことですよね!!
スカーレット・ヨハンソンは、言うこと無し!
ハスキーな声が、本当にセクシーで大好き!
古き良きアメリカな感じのオールディーズな曲も衣裳もステキでしたし、
トータルで、イヤな部分がひとつもない解りやすくて素直に楽しめる作品でした。
期待はずれ 単なるロマコメ
印象に残るのは、これ見よがしに映る「SONY」のテレビ受像機だろう。
制作こそ、アップルだが配給元は旧コロンビア=現ソニー・ピクチャーズなんだもんな。
1960年代末に米国市場でいかにメード・イン・ジャパンのソニーのテレビが普及していたのか、というのに感心した。
映画の感想より、そっちのほうに気持ちが行っちゃったよ。
アポロ9号の月面着陸はでっち上げ、作り物だ…という「都市伝説」にひっかけ、月への旅立ちをめぐるあれこれを、ロマンスを絡めて描いている。
月面ではなく、火星を舞台にした1970年代の映画「カプリコン1」(テレビで見たかも)を思い起こさせる内容だが、こちらは内容的に軽く、浅く、見ていてハラハラドキドキみたいな感じはない。
ただ、スクリーンに映し出される今から55年も前のアメリカが、すばらしく豊かで進んだ国だった、というのは改めて感じさせられた。
当時のわが日本は東京五輪こそ成功させたが、大阪万博の前年。高度経済成長期にあったとはいえ、あの敗戦から20数年しかたっていない、まだまだ貧しい、社会インフラも先進国とはいえない状態だったのである。
この映画で描かれるアメリカの姿から豊かなアメリカについて考えさせてくれた点では興味深い映画だとは思った。
しかし、それを除けば物語としても、仕掛けの面でも浅く、食い足りない。
こちらの映画.comの記事が「次のアカデミー賞有力候補作が、早くも攻め込んで来ているぞ!」などと囃しているが、まったくそんなレベルにはない。大ウソだよ。
金払うまでもない、わざわざ映画館まで行く必要もない。
ただ、そういう感想も実際に見て初めて分かることではあるんだけどね。
天才PRの話ならもう少し映画のPR頑張って欲しい秀作!
こんなコメディ映画が出るところがアメリカの奥深さなのかも
アポロ計画でアメリカは1969年から1972年までの4年間に6回/12人の月面着陸に成功🇺🇸でも、それから52年間、有人月面探査は行われてません🤔
う〜む月面着陸はFakeだったのか。
こんなコメディ映画が出るところが、アメリカの奥深さなのかも🗽
黒猫の演技×縁起
冒頭からビジュアルや編集がとても凝っていて、目を楽しませてくれました。ストーリーも盤石な感じで、とても手堅い仕上がり。とはいえ、あまりにも定石通りだと既視感を覚えて退屈!ってことが個人的にはよくあるのですが、今作は緊張感が途切れることなく、ワクワク感がずっと楽しめました。これまでにも多くの映画の題材になってきたアポロ計画の舞台裏を従来とは少し違った視点で描いていること、そして、主人公の二人をスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムという華のある俳優が魅力的に演じていることが成功の理由かなという気がしました。科学の最先端に身を置くコール(チャニング・テイタム)が黒猫の縁起を担いでるところも可笑しかったし、単なる小ネタじゃない見せ場もあってよかったです。見終えたときの充実感が心地よかったです。
黒猫注意
人類初の月面着陸をしたアポロ11号を軸に、NASA発射責任者の男と、米国の裏幕側としてPR活動に専心する女の話。
米国の月面着陸は陰謀論だ! とする話を
逆手にとったエンタメラブストーリーに小気味よく仕立てられている。
黒猫ちゃんの使いどころもセオリー的ですが良かった。
どこまでがフィクションでノンフィクションなのか、あまり知識が無い私にはわかりませんでしたけども。
管制室(?)の巨大なモニターが見た感じではほぼ平面でしたけども、当時に既にあのような巨大で平面なものがあったのかな?と少し気になりました。
月面探査について少し調べたら、今年2024年の年明けに日本のJAXAの(有人機ではありませんが)小型月着陸実証機SLIMが着陸していたのですね。知らなかった!
信じなくても真実は真実 信じてもウソはウソ
アポロ計画のアナザーストーリー
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
その一歩はフェイクだった?
そんなユーモアなテーマ設定から1960年代のおしゃれなアイテムや音楽、コメディちっくな会話、アメリカンドリーム、ロマンス、二次情報への皮肉etc...
渋滞しそうでうまく流れる感じが気持ちいい快作
特に誠実なコール(チャニング・テイタムさん)と彼を振り回すケリー(スカーレット・ヨハンソンさん)の構図が楽しく、内容にしては上映時間が長めなのに2人の掛け合いが短く感じさせてくれました💯
変な放題にならなくて良かったと最後思った
アポロの打ち上げ時にアメリカ国民皆が顔を上げて見ていた
偉業を夢見て
当時のアメリカの政治経済背景を予習すると更に楽しめるかもですね!
ありがとうございました
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