フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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1960年代世界の覇権をかけ米ソは宇宙開発競争をしてました。
人類の歴史の中でも最大の偉業の一つと言える月面着陸が世界の覇権争いの道具だったり、果ては商業ベースでいろいろ利用されたり、怒るべきなのか、笑っちゃうのか、そんな話です。そして"失敗するわけにはいかない″から″そうだ!失敗した場合(月面着陸そのものが、あるいは衛生生中継が)に備えてフェイクの映像をこしらえて世界に流しちゃえ"というバカバカしい(もしかしてホント?)お話でした。
世界の覇権をかけての"無謀"な"強引″な宇宙開発競争の犠牲になった多くの宇宙飛行士の存在を知っている元パイロットのコールと宇宙開発に便乗して成り上がろうとするケリーの二人の掛け合いとロマンスは面白い。
そして音楽好きな僕としては1960年代後半にヒットした(でも日本ではあまりヒットしなかった)名曲、特にソウルミュージックがたくさん流れていたのは僕のテンションを上げてくれました。
あの頃(月面着陸の映像に感動し、またラジオから流れるたくさんの洋楽聴いてた子供の頃)を思い出させてくれる楽しい映画だったな。
アメリカ人ってやっぱり宇宙人ネタが好きなのね
やっぱり、キューブリックの名前が出てきました。
そもそもアポロの月面着陸ウソ説を唱える人の根拠のひとつが、『2001年宇宙の旅』の撮影直後、或いは同時に裏でキューブリックに月面着陸のシーンを撮るよう極秘依頼があった、というのがあります。
それだけ、『2001年』が凄い作品であるということですが、もしかしたらキューブリックの熱烈な支持者が伝説を作るために、この噂を流したのかも知れませんね😄
どこかで読んだ記憶があるのですが、アポロ11号当時のコンピュータの演算能力は任天堂の初代ファミコンより劣るとか劣らないとか。これが本当かどうかは別にしても、確かにコンピュータもカメラの解像度も桁違いに進化した今の水準からみると、よくもまああの時代に!と驚嘆するしかありません。
もし、あなたが現代の宇宙飛行士だとしたら
もし、タイムマシンであの時代に行けたとしたら
人類初の月面の足跡をあなたが残せるのですよ、と言われても今の宇宙関連機器に慣れた身で、あのアポロ宇宙船に乗る勇気はありますか?
無理〜と逃げ出す人のほうが普通だと思います。
宗教と科学のシンクロを絡めた説得により、アポロ計画への支持を表明した大物議員がいましたが、このくだりは困った時以外、神を意識することのない多くの日本人にはピンとこないところです。
立花隆さんの名著『宇宙からの帰還』では、多くの宇宙飛行士へのインタビューを通して、宇宙に出ることでより神の存在を身近に感じることになるアメリカ人が実に多いことが分かります。
たぶんこのあたりの事情、つまりアメリカの政治家にとっては、信仰への向き合い方も支持者との関係でとても大きな意味を持つ、ということが窺えます。
そんなこんなも含めて(当時のガソリンがぶ飲みのアメ車だって好きな人にとってはたまらない!)、リアルでシュールで真面目に可笑しくて、ちょいとホロっと泣けて、最後は優しく笑える。
アクション無しのスカーレット・ヨハンソンがとっても素敵!そのうえ、テイタムもハレルソンもこれ以上ないほどピッタリと役柄にハマっていて超納得。
なんてことなさそうなのにかなりイケてる映画です。
ラブコメ
打ち上げのシーンの映像はみごと。
主人公は、女性。スカーレットヨハンソン。私はよく知らなかった。いろいろと出ているんだ。
ルーシーっていう映画を午後ロードでやってる。
もう少し、アポロ計画に敬意を持った感じが私は欲しかった。
まあそんな映画ではないんだろうけど。
⭐︎3.2 / 5.0
7月19日(金) @映画館
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
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これはラブロマンスですか?終始睡魔と戦う🥱やたらと黒猫🐈⬛推しでオチもそれかーい😆っていかにもアメリカ映画でしたな
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私をツキに連れてって
アポロ11号の月面着陸に纏わるアポロ計画のドタバタ裏話という体の話。
ソ連のスプートニック開発に遅れをとるアメリカが、口八丁な車のセールスマンの女性を広報としてNASAに引っ張り、ハッタリPRをかましていくストーリー。
お堅い発射責任者とイケイケドンドンなPR担当のカマシあいのコメディかと思っていたら、案外マジメでメンタルが削られていく感じをみせたり、これは個人的には余計だけどロマンスなんかもあったり、かと思えばやっぱり悪ふざけな振り回す子が登場したりw
噂話から生まれたある意味おふざけドラマで、そういう設定にストーリーが負けている感じではあるけれど、それでもなかなか面白かった。
APOLLOラブコメ!
大好きなテーマですし、月面着陸の映像がリアルなのかフェイクなのか、
どういうオチなのかが楽しみなことに加え、
スカーレット・ヨハンソンが主演とあっては観ないわけにはいかない!
というのが鑑賞動機です。
スカーレット・ヨハンソン演じるケリーの軽薄さというか
目的達成のためなら何でもやる的なPR手法、しかしながら天才的という
キャラ付けが抜群に面白いです。
一方の、チャニング・テイタム演じるコールは真面目で実直な
ユーモアの欠片もない堅物キャラであり、
ケリーと正反対なんですね。
このふたりが最初は反発しあう・・・というか、コールが一方的に
反発しているのが、徐々にお互いの仕事に対する“真摯さ”を理解できるようになり
心を通わせていく、その変遷の描き方が素晴らしいんですよね。
時にはコンフリクトが起き反発し合いながらも、実は徐々に心が近くなっているという
何ともロマンティックな展開が胸に沁み入りました。
楽しみだったオチについても、実に高揚感がありましたし、
ラストショットも素敵でしたね。
スカーレット・ヨハンソンは期待通りでした!!
嘘のようなほんとの話?
初日は観客多め。そこそこヒットしそう!
月面着陸の話はほとんど前知識はなかったけれど(フェイク映像検証とかたまに特集でやってるのを知ってるくらい)テンポ良く進むのでとても満足!演出も音楽も好き。
登場人物たちも皆チャーミングで人間味溢れるところもよい。
月面着陸プロジェクトにかけるプロたちの中に、ケリーみたいな異分子が紛れ込んだらとんでもない反応が起きそうやなとか思いきや、案外すぐに馴染んでた🤣ケリーのコミュ力の高さゆえなのかな。所々笑いそうになった!
ケリーのファッションを観るのもとっても楽しかった〜
オメガ崇拝!!
一昔前、時計好きな人は、オメガ派かロレックス派に別れたものですが、私はずっと、何故にオメガなのかと感じていたのです。
それは、子供の記憶なので不確かではありますが、父がまだ1$=¥360だった頃に社員旅行でハワイに行った時の母への土産が華奢なオメガだった。子供心に何でこんなオモチャみたいな時計と思ったのですが、もしかしたらこれが背景にあったのかもしれませんね。何か、謎が一つ解けた感じです。
映画の感想は、面白いし、想像してたのとちょっと違ったので、より楽しめました。
チャニング・テイタムはスカーレット・ヨハンソンより年上なのですね。なんか年取って、凄く味が出てきた感じ…これからが楽しみです。
個人的には、ウディ・ハレルソンがめちゃめちゃお茶目な役で、月に向かって小躍りする所とか、大好きでした。
ロケット発射時、コーヒーの入ったマグが振動する所とか、ドルビーシネマにするべきだった?と少し後悔しました。
是非劇場でご覧下さい\(^-^)/
思っていたのと違う…
事前情報少なめで観たい派なので、予告を観る限りは、アポロ11号の月面着陸の嘘を暴く最新のシリアス系なのかと思いワクワク…大好きな題材なんですよね。しかし結果的にメインはラブコメ路線?だったorz
いや、それなら良いんですけど、アポロ計画を題材にしなくても良くね?と思ったりもしましてね…サターンロケットの発射シーンなどは最新CGで『アポロ13』をも凌駕する出来で、こちらにも力を入れている。そう、個人的には期待しすぎた分、両方取りで中途半端を感じた次第です。
期待度○鑑賞後の満足度◎ 古き良きアメリカ映画の伝統が今も息づいている様な映画で、大変気持ちよく観せてもらえた。
①斬新さはないが、Good Old Hollywood 映画を現代風にに甦らせたような作りで大変楽しく観せてもらった。
②堅物男と跳ねっかえりだけれど出来る女の取り合わせは、ケーリー・グラント&キャサリン・ヘプバーンかスペンサー・トレーシー&キャサリン・ヘプバーンの名コンビをどことなく彷彿とさせる。
③殆ど忘れていたが、観ているうちに、そういえば小学生低学年(小3だったかな)の時にTVの前で月面着陸のシーンを食い入るように見てたよな、と懐かしく思い出させてくれた。
④監督さん、あまり馴染みのない名前だなと思ったけれど、『Love, サイモン』の監督さんだと知ってちょっと納得。
月に舞い降りた人はかぐや姫だけらしい‼️❓
よく出来たストーリーなんだけど、スカーレットヨハンソンの顔と胸と尻しか記憶に残らない。
月着陸のフェイク説は都市伝説として生きているが、自分もあの程度の技術で人が月の行けるとは信じがたい、月とケネディとトランプ、わかるかな。
コメディとして、歴史物として、ラブストーリーとしてなかなか出来てるんだが、スカーレットヨハンソンを鏡の前で後ろから抱きしめて絆を視認したい空想で、映画の世界観に浸り難い。
大気圏外に出るのにあんなに大変なのに、何万倍遠いところに行き帰るなんて信じがたい気持ちが誰しもあるからフェイクも独り歩きするのだろう。
ともかく、スカーレットヨハンソンだけのためにあるような映画でした、ありがとうございました😊
another Artemis program
フェイクの噂は耳にしたことがありますが、んなバカなと信じてはいなかったのですが、月は昼夜温度差激しく200度ぐらい、裏側に行った訳でもないので温度を感じさせないあの映像可怪しいのかもと思ったことも(実際は表面の温度で気温ではないからとのこと)
昔の名前で出ていますみたいなスカヨハはペテン師か?だったけど、PRって大事なんだ、強引だったけど必要な人材なように思えた
ソ連には絶対負けられなかっただろうし、大統領ニクソンだし、時代の情況からしてあながちデタラメなお話ではないのではないかと感じた
サターンロケットの映像は良かったけどシリアスなラブコメみたいだったので☆4
今年は🐕🦺🐈⬛ムービー多い
予告編とは違い、明るくポップで軽快
金星への着陸を捏造したストーリー「カプリコン・1」(1977年)のような社会派作品かと思ったら、ストーリー運びはとても軽快で、映像がポップで明るい作品だった。それは、スカーレット・ヨハンソン演じる敏腕広告ウーマン(訳アリ)の、前向きで、どんどん作戦を成功へと導く流れが、痛快だから。月面活動のフェイク画像の件は、その展開が予想外で、とてもハッピーな気分になれた。
前半良かったけど尻すぼみ・・
作品冒頭から中盤までは良かったんですけどね・・
(宇宙開発分野で旧ソ連に先を越されて焦るアメリカの描写とか、モタつくアポロ計画のテコ入れに活躍する広報担当S・ヨハンソンの描写とか・・)
後半は尻すぼみの印象。
数多の男性を手玉にとったS・ヨハンソン(女)とNASAアポロ計画責任者(男)の関係の行方はベタというより安直。ありえんだろ・・
ついでに言えば、黒猫の活躍も予想どおり。
まあ、お話としては楽しめましたけど。
登場人物か皆「粋」
有名な月面着陸捏造説がメインの話かと思ったら大オチがその話ってだけで
冷戦、ベトナム戦争とゴチャついてたあの当時にアメリカが国家予算使ってロケット飛ばすって事がどれだけ大変だったのかって話だった
登場人物が全員、粋で面白かった
月面での交信の内容とかは実際の音声使ってたんだろうか?
とても、おしゃれな、エンターテーメントです
アポロ11号の月面着陸は、本当だったのかという、興味深いネタをベースにした、とてもおしゃれな映画でした。
月面着陸に向けた困難な取り組みの物語ではなく、その裏で仕組まれた、当時のソビエトに対する米国の威信を賭けた、真面目だけど、とても酷い茶番を巡ってのお話です。
アポロ計画に、人生の全てを賭けている誠実なNASAの責任者と、もう詐欺師と言っていいぐらい、なんでもありの手腕女性マーケターの絡み合い。そして、その手腕マーケターをも騙す政府の黒幕との駆け引きが、テンポよく進んで行きます。主演を務めるお二人の美男子ぶり、美女ぶりにも、惹き付けられました。
真実はどうだったのか知りませんが、映画のほうは、ちょっとしたハプニングもあり、しっかりと笑わせてくれます。これぞ、エンターテーメントって感じの楽しめる映画でした。
「嘘」にまつわる「真実」の物語
アメリカによる人類初の月面着陸はデッチ上げだったみたいな映画なのかと思ったら、アポロ計画に携わる人々の奮闘を案外真面目に描いていて、これだったらNASAも協力するだろうなと納得してしまった。
実際、フェイク映像の話が出てくるのは中盤以降で、それまでは、マスコミ対策やら、企業とのコラボやら、政治家の取り込みやらのエピソードが続いて、それはそれで面白いのだが、「あれ、何の話だったっけ?」とも思えてしまう。
そのフェイク映像については、「カプリコン・1」のように「なかったことをあるように見せかける」ためではなく、万が一計画が失敗した時の「保険」という位置付けだし、仮に計画が成功したとしても、万全を期するためにフェイク映像を放送するということもあり得る話で、本当にこんなことがあったのではないかという「リアリティー」を感じてしまった。
悪いことの予兆として度々登場していた黒猫が、最後にやらかすという展開は心憎いし、ドタバタ劇の末に、「真実って何だろう」と考えさせられるエンディングにも深い余韻を感じることができた。
ただ、やはり、前半の口八丁手八丁の広報戦略の部分は、やや冗長な印象を受けたので、もう少し簡潔にして、始めからフェイク映像の話に絞り込んだ方がよかったのではないだろうか?
性格的に正反対の2人のラブ・ロマンスにしても、お約束と言えばその通りなのだが、はっきり言って、この物語には必要なかったと思う。
全261件中、221~240件目を表示