フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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喫煙シーンをあれだけ入れる必要があるのか?
当時、中学生だった小生にとって懐かしくもあり、夢と希望に胸を躍らせた時代を蘇らせてくれる作品だ。
ただ、時代背景は理解するとしても、やはり不自然な喫煙シーンの描写はいかがなものかと思う。不自然な喫煙シーンは、やはり某企業の金銭的支援を受けているのかと邪推してしまう。喫煙シーンは必要最低限に留めるべきだ。特に男性職員のポイ捨てシーンはよくない。当時としても、宇宙基地内では特に許されるべきものではない。
まるでアメリカの嘘を隠すための映画
1960年代後半、宇宙開発でソ連に負けていたアメリカは逆転しようと頑張っていたが、国民の関心が薄くなっていた。そこで宣伝の一流プロのケリーをNASAに雇用させる。
自分としては、アポロがなぜ11号だったのか知らなかったが、なるほど失敗し続けてたからだったんですね。ケリーの仕事のおかげで世界から注目される様になった月面着陸計画。そこからケリーが任された仕事は、アポロ11号が月にたどり着けなかった場合、もしくは着いた時に撮影ができなかった場合、フェイク画像を世界に公開するというもの。こら!嘘は良くないぞ。
ただ、月面での撮影に失敗した場合、報道としてドキュメントな映像を公開するのは、あり得る気がした。ん?演出が素晴らしすぎて制作スタッフですら、本物かフェイクなのか分からないって?それ、あり得ないよ。
ラブストーリー的な流れじゃなかったので、キスシーンはちょっと笑えた。1番笑えたのは黒猫ちゃんね。何であんな所にノラがいるのか不思議だった。予想通り最後に撮影現場にやってきた。そりゃ月面に猫が写ってたら嘘だってバレちゃうよね。という事で、アポロ11号は嘘じゃなかったって事になった。この映画が嘘つきじゃなかったらね。いろいろごちゃごちゃしてて、そこそこ楽しめました。
月着陸疑惑の次は宇宙人疑惑
ロケットの打ち上げシーンがあるので劇場の前の席で見るのがオススメ。テレビ予告では、月着陸シーンの偽装が前面に出ているが、実際にはロマンテックコメディと言うべき内容。それはそれで楽しめるし、六十年代のアメリカの車や音楽、ファッション目当てでも楽しい。月着陸というミッションの割に、モーもケリーも初めからうさんくさい。ラストでやっぱりと思う。モーは宇宙人なの?ここでというタイミングで出てくる黒猫もあやしいぞ。
1960年代のアメリカ
結構セリフが多めなんですが、テンポがよくてサクサク進む感じです。
アポロ11号の月面着陸映像については過去からフェイク論争があるので、それを逆手に取った軽快な作品になりました(ちゃんと伏線回収されているし、モヤっと感がありませんでした)。
ワタシ的にはストーリーもさることながら、ベトナム戦争の傷がありながらも世界の警察として肩で風切るアメリカの強さを象徴するアメリカンマッスルな車たちや女性が纏う色鮮やかな洋服、そしてチャニング・テイタムが着ているニットの首の部分に編み込まれたラインに懐かしさを覚えて口元を緩めてしまいました。
ソ連との冷戦下で覇を競っていた時代、今と比べれば明らかに劣るスペックの技術を駆使して、多くの命も犠牲にしながらも月へ突き進む(ちょっと韻を踏んでみました、アハハ)その熱量が伝わってきて、良いエンタメ作品に仕上がったと思います。
面白かった!
セルフいじり的エンタテインメント
月面着陸映像は、夢のある話だから本物であってほしいと思う反面、あんなヘッポコ宇宙船で?というのもある。
50年以上経っても本物だフェイクだと言われているけど、まさかそれを映画化とは。
そんなことして大丈夫なのか?内容次第では各方面から叱られやしないかと思っていたけど、なるほどそういう着地とは。
不吉なだけではない猫の使い方も良い。
衣装がとても素敵。
スカーレット・ヨハンソンは、役作りしたのか天然なのか、グラマーっていうのかな?当時のファッションがよく似合う。
もしや見逃してしまったのか、なぜかチャニング・テイタムが1人だけカジュアルで、少々スポック感ありなのが気になる。
そしてああいう役柄でウッディ・ハレルソンが出てくると、途端に胡散臭くなるからスゴイ。
生まれる前の出来事だけど、発射の時は席が震える程の轟音で、その場にいるような雰囲気を楽しめるし、単純明快なエンタメ映画で面白かった。
おおらかな時代
何も考えずに観る映画。まさにエンタメです。
スカーレットのファンにもたまらない映画かも⁉︎彼女の髪型はヅラだよね⁉︎似合過ぎていたので最後まで気になってしまいました。
但し映画のスタイルがコメディに振り切っている訳でも無く完全なリアリティでも無い中途半端感は否めない。しかし当時の映像は本物であり映画の部分もかなり当時に限り無く近付けており、あの世代を知らない世代には逆に新鮮や驚きではないか!
特に電気店に押し入りその後、パトカーに先導されるシーンなどはフィクションであるが当時のおおらかな雰囲気のアメリカでは実際にあってもおかしく無いエピソードになる時代であった。
主役の2人がすごく爽やか、全体的にバランスが良く、観終わったあと清々しい気分になる秀作
1969年にアメリカが威信をかけて世界で一等賞を取ったとされる有人月面着陸の映像は昔からフェイクだという都市伝説がありますが、本作はその真実に迫るスリリングでエキサイティングなストーリーをロマコメ風に仕上げたとても見やすい作品になっています
内容自体はもちろんフィクションで依然として都市伝説なのは変わりませんが、これが本当にあった話だったらなかなか興味深い事、ハリウッドはこういうの作らせたら本当に上手です
本作で一番印象的なのはキャスティング
主役のNASAエンジニア・コールを演じるチャニング・テイタムさんの熱血ぶりが凄くカッコいい、今まで私の中ではビジュアルはすごくいいのにハマり役に恵まれずパッとしない印象でしたが今回の彼は良かった、すごく合ってました
そしてもう1人の主役、大好きな女優さん、スカーレット・ヨハンソンさんがメチャクチャ綺麗でセクシーすぎる、それだけでも本作の鑑賞の価値があります
彼女が演じる広告業界のヤリ手クリエーター・ケリーがアポロ計画を実行させるためにメディアやインフルエンサーを取り込んでいくくだりはスピード感があって最高に痛快でした
加えて映像もすごくセンスが良くて好きです
美しくて陽気なフロリダの景色や60年代のレトロファッション、ダイナミックなNASA宇宙センターと近隣の風景の数々、そしてチャニング・テイタムさんが乗るブルーのオープンカーもメチャクチャかっこイイ!!
雨の中で名曲“ムーン・リバー”がかかり、コールがケリーに会いに行くシーンは「ティファニーで朝食を」のラストシーンを想起させるなど、終始雰囲気の良い演出と元気が出る清々しいストーリー展開、こだわりを感じる映像、キャスティング全てがバランスよく相まって、気分の上がる秀作に仕上がっていたと思います、いい作品でした
55年前の映像は本物かフェイクか
1969年、アメリカで人類初の月面着陸を目指すアポロ計画は開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに国民の関心は薄れつつあった。ニクソン大統領の側近モーはそんな状況を打開するべく、PRマーケティングのプロであるケリーをNASAに雇用させた。食べ物から腕時計までスポンサーを募り注目を集めるケリーのイメージ戦略に対し、NASAの発射責任者コールは反発した。ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるようになり、絶対失敗出来ない状況となったことから、月面着陸のフェイク映像を撮影し全世界に流す、という極秘ミッションが始まった。そして、無事アポロ11号は月面着陸を成功させ、その映像は・・・フェイクだったのか、という話。
忘れもしない、大阪万博EXPO70の前年の話題。アメリカ館の月の石は最大の展示物だったと思う。そして、当時観た月面に降り立つアームストロング船長の画像は本物だったのか?やはりフェイク映像を撮影し世界中を騙していたのか?
興味ある事なんだけど、この作品を観て、余計真実は何だったのかわからなくなった。
猫が居なかったら・・・当時の機密資料は全てシュレッダーとなった様だが、本作により疑問が深まっただけだった。
ケリーとコールの恋愛話は不要だと思った。
ケリー役のスカーレット・ヨハンソンは美しいかと言えば個人的には興味の対象外だけど、俳優としては上手かった。
事前の期待値MAX しかし 俺的には最後長かった。まあ人による 実はお仕事映画かも
コレは事前の 予告編動画ホームページが秀逸すぎて 星🌟満点💯かと 本作に臨んだ
確かに 事前のわかる範囲のストーリーは 最高に面白い🤣
追うものと追われるもの 的なカタルシス期待できた
勿論 期待値どおりだった人もいると思うけど
最後が 優等生 冗長に感じた 個人的に あくまで個人の 大雑把な感想です。人による
有料🈶パンフは アポロ計画 悲劇 周回 着陸まで整理されていて秀逸
🈶パンフによると NASAも 若干協力の模様
コメディ&恋愛❤️&お仕事は複雑映画
ソ連は スプートニク
無慈悲な 犬🐶搭乗
ガガーリン 地球は青かった🌏で先行したが
やはりアメリカン🇺🇸はスケールがデカいね 粗いけど
思うに 宇宙というのは無限で ほぼ100% 人間は認識していないので
今後も 事故というリスクは付きまとうと思う まさにチャレンジャー
スカーレット・ヨハンソン チャニング・テイタム 女男の熱演が光る
思うに 当時は ネットはおろか ビデオ📼すら存在してなかったから フェイクは可能だったと思う
➕ 本作的な構想は事実としてあったと思う 構想自体はね
音楽 R&Bも秀逸 是非劇場で確認して❗️ 月まで38万キロとのこと🈶の受け売り 3日の旅路
確かに1969的 当時はパソコン無いから大変だよねぇ
俺は後半 長く感じたけど 人によると思う 物語の結末 それに至る過程は 映画館スクリーンで確認して❗️是非
あっ❗️重要な事忘れてた 木星や 土星🪐🪐 太陽系外惑星ならともかく
俺 『月🌕に全く 興味無かった』 イヤイヤ 大宇宙の中で こんなに近い 地球の衛星🌏 どうにも興味が湧かない
申し訳無い 是非劇場で せめて ホームページで予告編だけでも見て
月には興味ないけど アメリカ🇺🇸的な エビマヨサンド とか食いたくなった ハンバーガー🍔とか
アメリカ🇺🇸人が食ってると実に美味そう🤤
どうでもイイけど 思い出した ソ連の 無慈悲な犬🐕搭乗は 本で知って 子供ながら 非常に心が痛んだ
想像しただけで 心が痛くて仕方無かった💔💔💔
ムキになってリアルなんです!と叫んでる映画
どこも初週から小さめスクリーンで、なんでだろう…というのは見たら納得。
わざわざドルビーシネマで見なくても良かったかな…。
こういうのはムキになって言えば言うほど、フェイクなのかな、と思えてしまう不思議。
加山雄三のコンサートで「かつらじゃないよ」っていつも同じ客席のおばさんに髪の毛引っ張らせて、
「ほら〜?」て言ってるって都市伝説と同じ不思議。
チャニング・テイタムがなんか違和感のある見た目になってた。
キャスト二人にかつての勢いがないので、鮮度が低めだった。
後味良し!
アポロ月着陸映像がフェイクでは?というお馴染みの陰謀論がテーマですが、ドロドロした感はなし。60年代のオシャレや映像とかの雰囲気も良い。生真面目実直(めちゃガタイ良い)発射責任者のコールと、敏腕のPR担当者ケリーという真逆のタイプの2人がアポロ計画を進める中でお互い認めて惹かれてく描写が、すごくチャーミングというか可愛くて好き。キャラと役者さんがめちゃくちゃ合ってる。ハレルソン演じるモーが胡散臭いけど憎みきれなくてまた良し。
サブタイトルは『猫vs NASA』
映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。
面白かった!
広告代理店やメディアの手口をコミカルに見せてくれて、笑えるような笑えないような笑えるような。
途中でスカヨハが上沼●美子に見えて仕方がありませんでした。
全体的にのんびりゆるゆる進むので、見る人の好みよりも、その日の気分に左右されそう。疲れた頭で見るとほわほわして丁度良いけど、疲れ過ぎてると寝てしまいそう。
55年前に生中継見てた人は、それぞれの目線で感慨深く見れるんじゃないかと思います。劇場にもご年配がちらほら。
ラブコメ味もあるけど、テンポがゆるいのでデートムービーには向かない気がします。
技術屋の誇りVS国の威信を懸けた茶番
“アポロ11号の月面着陸画像はフェイクだ”
という嘘だか本当だかわからない噂話を、子供の頃に聞いたことがあった。
なんとこの度、その都市伝説が映画になったという。
ワクワクしながら見た本作、伝説の真偽はさておき、とても面白い物だった。
技術屋としての誇りと、文字通り血の滲む努力。
混乱の時代を生き抜く女性の強かさと脆さ。
そして、アメリカという国の、尊大にして傲慢な『国の威信』とそれに振り回される面々の悲喜交々。
全てが絶妙なバランスで、テンポよく描かれている。
映像の真実は知る由もないが、そこには確かに、
人類にとって大きな飛躍を成し遂げた人々の姿がある。
なぜに今、〔カプリコン・1〕なのかと思ったら・・・・
予告編にふれた時に、
ある程度映画を観ている人なら
〔カプリコン・1(1977年)〕を想起するだろう。
国家の威信を賭け、火星探査のために打ち上げられた有人宇宙船「カプリコン・1」。
が、失敗を恐れた政府の陰謀で、三人の搭乗員は実際には乗ってはおらず、
地球上に秘密裏に造られたスタジオに連行され、
宇宙中継の芝居をさせられるとのプロット。
ただ、予期せぬ事故が起こったことで目論見は外れ
事態は二転三転。
{SF}映画のようで、実態は{サスペンス}との、手に汗を握る名作。
で、本作は1969年に人類史上初の月着陸をはたした「アポロ11号」を題材に。
往時から、そして今でも
「本当に月に行ったの?」「フェイク画像じゃないの?」との声は多くあり、
それを逆手に取る。
失敗を恐れた政府は、射場の近くに設えた巨大スタジオから
月着陸以降の場面のフェイク画像を中継しようとたくらむ。
とは言え、先作と同様、今回も{SF}の皮を被った{スクリューボール・コメディ}。
女詐欺師と純朴な青年の{ラブロマンス}には
〔レディ・イヴ(1941年)〕等の名作があるのだが、
そういった古いモチーフをより洗練し盛り込んでいる。
政府側の心配もむべなるかな。
〔ライトスタッフ(1983年)〕でも描かれたように
宇宙開発は失敗の歴史。
ましてや、戦費が膨大に掛かる「ベトナム戦争」も同時期にあり、
宇宙関連の予算は削減のやり玉に挙げられる。
それを阻止するためにアサインされたのが
PRマーケティングのプロ『ケリー(スカーレット・ヨハンソン)』。
実力をいかんなく発揮し世間の耳目を集めるとともに、
スポンサーを付けることで歳費調達にも成功。
とは言え、政府機関に弱みを握られている彼女は
フェイク画像の中継にも渋々協力する。
『コール(チャニング・テイタム)』は
元々は宇宙飛行士を志望も身体に問題があり、断念。
今は「NASA」の発射責任者としてプロジェクトを牽引する。
二人は出会い、当初は『ケリー』の強引なやり方に反発していた『コール』も
彼女が上げる実績により、次第に意気投合するように。
しかし、フェイク画像中継の計画が露見したことで
一旦こじれた関係も
結局は共同戦線を張るように。
タイトルにもなっているジャズのスタンダードナンバー〔Fly Me To The Moon〕の
録音テープは、アポロ10号・11号にも積み込まれ、
人類が月に持ち込んだ最初の楽曲になったという。
その曲に導かれるように、
アポロ計画も二人の関係も大団円を迎える。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。
髪型や髪の色、赤い唇、
更には顔の黒子の位置やサブリナパンツの着用などから
『マリリン・モンロー』を念頭に置いたであろう
『ケリー』の造形はコケティッシュ。
プレゼンテーション場面のテンポと滑舌の良さ
したたかな仕掛けも特筆もの。
ほぼ出突っ張りで演じる『スカーレット・ヨハンソ』の存在だけでも
本作を観る価値はあり。
面白かった!
まったく事前情報なしに飛び込みで鑑賞。ポスターの絵柄から月に関するラブロマンスかと思いきや、まさかのアポロ11号の話。でも、宇宙飛行士が主役ではなく、PR担当の広報が主人公。予算がなくて計画が頓挫しそうになるところを、あれやこれやで予算を獲得していく。重たくなく、コメディタッチの明るい雰囲気。ただ、実話の裏側のような話もあり、そんな流れがあったのかと目頭が熱くなる場面も多かった(それが実話かどうかはともかくとして)。アメリカの昔の曲も相まって、古き良きアメリカを感じさせるいい映画だった。
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