「55年前の映像は本物かフェイクか」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
55年前の映像は本物かフェイクか
1969年、アメリカで人類初の月面着陸を目指すアポロ計画は開始から8年が過ぎ、失敗続きのNASAに国民の関心は薄れつつあった。ニクソン大統領の側近モーはそんな状況を打開するべく、PRマーケティングのプロであるケリーをNASAに雇用させた。食べ物から腕時計までスポンサーを募り注目を集めるケリーのイメージ戦略に対し、NASAの発射責任者コールは反発した。ケリーのPR作戦によって月面着陸が全世界の注目を集めるようになり、絶対失敗出来ない状況となったことから、月面着陸のフェイク映像を撮影し全世界に流す、という極秘ミッションが始まった。そして、無事アポロ11号は月面着陸を成功させ、その映像は・・・フェイクだったのか、という話。
忘れもしない、大阪万博EXPO70の前年の話題。アメリカ館の月の石は最大の展示物だったと思う。そして、当時観た月面に降り立つアームストロング船長の画像は本物だったのか?やはりフェイク映像を撮影し世界中を騙していたのか?
興味ある事なんだけど、この作品を観て、余計真実は何だったのかわからなくなった。
猫が居なかったら・・・当時の機密資料は全てシュレッダーとなった様だが、本作により疑問が深まっただけだった。
ケリーとコールの恋愛話は不要だと思った。
ケリー役のスカーレット・ヨハンソンは美しいかと言えば個人的には興味の対象外だけど、俳優としては上手かった。
まあ、メイクでみなさん美しいですよね。ただ、ブレイクライブリーとかもめっちゃキレイだけど、インパクトの点で言ったら、スカヨハの顔面の強さが際立ちまして。共演者の存在を薄くする、強烈な太陽味を感じますw
共感ありがとうございます。
万博で石は見た事有ります、パンダとかモナリザとかこの頃はひと目モノが多かった気がします。ヨハンソンまさか泣くとは! ちょっとびっくりでした。