密輸 1970のレビュー・感想・評価
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海女戦士 vs 密輸王・チンピラ・税関
基本、海女さんたちが密輸の仕事を舞台として、
密輸王・チンピラ・税関らと戦う作品です。
演出というのはわかっているのですが、1970年代の歌謡ムード曲や
文字のフォントが時代感を出していて、これがいい!という人もいるでしょうが
私はちょっと苦手でした。
各キャラクターのビジュアルもわざとらしい感じがして、
何となく映画の中に入り込めないまま物語が展開していきました。
前半は割と冗長な感がありまして、ちょっとずつコンフリクトを描いていて
それなりには楽しめるのですが、最初の1時間15分は長く感じてしまいました。
ただ、後半に突入して、ホテルを舞台としたアクション〜海の中でのアクションと続き、
さながらサメ映画のごとく、サメ🦈まで登場して、これでもか!と詰め込みまくっている感じは
面白かったです。
このあたりは韓国映画の真骨頂ではなかろうかと思います。
それにしても主演のキム・ヘスはいい味を出していたなと思います。
チュンジャという役柄をよく体現していましたし、特に目の演技が良かったですね。
観客もそこそこ多かったのですが、
隣に座ったお爺様・お婆様×2名の合計3名様は、まるでお茶の間で映画を観るように
くっちゃべりながら観ていて甚だ不愉快でした。
こういう環境で観ちゃったということもあって、この評価かもしれません🙇♂️
名前を覚えながら観よう
悲しいかな、ノれず、でした。
70年代の雰囲気とかすごくいいなと思いながら始まったものの、かなり序盤から登場人物たちのやり取りが私にはどうもうまく捉えられない。
もちろんスクリーン上で起こっていることは物語の概要として「結果こうなった」と理解はするけど、前半のポイントとなる、キャラクター同士の駆け引きや騙し合いを伴ったドラマ・会話劇を踏まえて観ると「?」をずっと頭に描きながら眺めていくしかなかった。
その内に、予期せぬハイカロリーの格闘シーン(下手すると年齢制限かかってもおかしくないレベル)が始まり、最後はマンガじみた荒唐無稽な海中アクション。
前半を楽しめていればこの辺りの(本来なら)痛快アクションももう少し印象も変わったと思うけど、もうこの頃には私の心は作品から完全に離れて、時計を気にしていた。
もちろん、私の理解力不足が原因だと思いますが。
ストーリーがコメディタッチで進む反面、内容はかなり残酷だし、いわゆる「ノワール」に分類されるであろう映画。コメディ要素がそれを緩和してたら良かったんだけど。
冒頭、公害による海洋汚染で漁民の生活が成り立たず、犯罪に手を出した(当初自覚があったかはハッキリしない)登場人物たちが、罪を犯すことに葛藤や逡巡、後悔する描写は少なく、むしろ生活を成り立たせるために正当化するほうに舵を切ったことで、観ている側としては主人公たちに肩入れする気になれないってのもある。
「抑圧された女性たちが男たちにイッパツ喰らわす」感じもあるのに、悪意が勝つ。
ノリはよく言えば昔のTVドラマ「俺たちは天使だ」みたいな感じかな。
これから観る方は、会話シーンを正確に把握するためにも序盤から人名、特に呼ばれ方が複数あったりするので、しっかり整理しながら観ることをオススメします。
水中バトル楽しい!
試写会と舞台挨拶(リュ・スンワン監督とチョ・インソン登壇)にて2回鑑賞しました。
ダイビング経験者なので水中バトルシーンがたまらなく面白いです笑
陸上の鈍器刃物のバトルシーンはイタタタって顔になっちゃいますが笑
キム・ヘスとヨム・ジョンアの女優魂にワクワクしつつも安定の存在感!
2人共ナイスキャスティング!
チョ・インソン登場シーンにはニヤニヤが止まりませんでした笑
だって相変わらずチョ・インソンなんだもん笑
コ・マダム役の子もすごく良かった
続編期待したくなる終わり方だったなぁ
1970という数字の通り日本で言うとこの昭和感満載でラジオから流れる曲が歌謡曲過ぎて一緒に口ずさみたくなりますwww
悪者を懲らしめる海女さんチームの大逆転劇
工場の廃棄物で魚が取れなくなった海女たちが金に群がる税関・密輸王・チンピラを相手に戦う韓国アクションエンターテイメント映画、めちゃくちゃ面白かったのです。
自分たちの生活のため密輸品引き上げを請け負った海女チームのリーダー・ジンスクたちと一時は裏切り者と疑っていたチュンジャが反社・汚職役人を相手の命がけの海中バトルは見どころです。悪い奴らとの攻防、味方との連係プレーなどの中での人喰いザメの襲撃。
ハラハラドキドキする中にもそれをコミカルに描いていて、実におもしろかったです。
税関係長をやっつけた後のチンピラ・ドリの逆襲に大ピンチ。
でもそこからの大逆転劇は愉快痛快の一言です。
ドリの最後の言葉がおかしかった
「何でこうなるんだ!?」
去年涙して見た「人生は美しい」に出ていた女優さんが、今回ジンスク役のヨム・ジョンアさんだと見終わった後知りました。素敵です。あと、コマダムのオップン役の子もユーモラスで可愛かったです。
韓国映画らしいバイオレンスと、そして涙と笑い。70年代の香りを感じる、いい映画を見ました
思ってたよりクライム系
海女って事で海へ潜る話が強いかと思ってたら、思ってたよりクライム系、そしてオシャレ♪
事実に着想を得たって事だけど、海女が中心で裏社会のチンピラも出てきます。
1970年代が舞台で、当時の韓国の曲(たぶん)とファンキーな音楽が使われてて、音楽のせいもあり、タランティーノっぽい既視感を感じます。
顔と名前が一致しなくて、チャンって誰?ウリって誰?と、あやふやに、こんがらがったまま進んでいき、少し困ったけど、最後まで観たら理解できました。
ちなみに、チャン・ウリって人がいて、チャンもウリも同じ人物です。
まぎらわしい(笑)呼び方を統一してほしい(笑)
そんな事もあり理解が追いつかず、いまいち推理を楽しめなかった(笑)
頭の回転が速い方は、推理を楽しめ、より面白いと思います。
名前も覚えたし、理解した状態で、もう1回観たい♪
笑いあり、推理あり、アクションあり、面白かったです♪
最後は伏線って事ですか?(笑)
傑作でしょ♪
最後の最後の描写で評価が下がってしまいました。蛇足です。
工場排水の影響で漁ができなくなった海女さん達が密輸に手を染めたところ、利権争いに巻き込まれるお話です。
4つのグループ(①海女さん、②税関、③地元マフィア、④都会のマフィア)が入り混じる話なのでちょっと頭を使います)
かなり昔のファッションや音楽が溢れていて、その点とても斬新な印象です。
とても良い掘り出し物の作品に巡り合えたかと思ったのですが、最後の最後の描写で興ざめしました。はっきり言って蛇足。
密輸品の中によみがえりの薬でもないかぎりありえないと思う。
悪いヤツは海の藻屑にしてしまえ
ベトナム帰りの密輸商人であるクォン軍曹のナイフ捌きが冴える。軍で鍛えた格闘術で、田舎ヤクザの刃物をギリギリでかわしながら次々と倒していく。クォン軍曹のボディガードのアイパッチ野郎もカンフーでチンピラ達をノックアウト。
このアクションシーンは、見事。
海に投下された密輸品を海女達が船に荷上げするシーンが冒頭から始まる。クライマックスシーンを先に見せられているかと思いきや、スリリングなプロローグで、一気に引き込まれてしまう。
1970年といえば、朴正煕独裁政権の頃だから、役人もヤクザも同じ穴のムジナ。海女たちも生活のために法律なんて守るつもりもないから舞台となる港街はカオスな状態。
コンゲーム的なテイストもありながら、海女たちのチームワークの良さがクライマックスで際立つ。
クズ以下の男が海の藻屑となるスカッとする物語でございました。
見応えありの水中アクション!
公開記念舞台挨拶上映で鑑賞しました。
テンポ良い展開、そして後半のアクションは本当に素晴らしい👏
水中アクションというあまり見ない?展開もハラハラしながら、楽しむことができました。
いくつになってもハンサムガイのチョ・インソン。
キム・ヘス演じるチュンジャを部屋の奥に入れ、戦う姿に鼻息荒くなりました…
舞台挨拶でもジーパンに白Tシャツという装いでスタイルの良さが際立ってました。
70年代の音楽やファッションも楽しめます♩
ラストも爽快です。
サメの登場シーンが一番ハラハラする
小さな漁村に住む平凡な海女さんが巨額の金塊を巡って奮闘する海洋クライムアクション。海女と密輸王とチンピラと税関の騙し合いにサメも加わって激しいバトルが繰り広げられる。盛り沢山の内容ですが、結局サメの登場シーンが一番ハラハラしました。
2024-115
痛快です❗️少し混沌とするけど楽しめます
痛快です❗️海女たちのたくましさに感服。
1970年の密輸事件の実話を元に、見事にエンタメに仕上げてますね。
バックによく流れる歌は、日本で言うと演歌のような笑。
妙にハマってます。
海女だけに、海のシーンが多く、俳優さんたち大変だったろうなぁ💦
ですが海女たちはその特技を生かして大活躍なのです。
強く賢く美しい女は絵になる❗️
面白かった❗️
「モガディッシュ」(⬅️これもおすすめ)の監督なだけに、スピーディな演出。同作で助演だった男前インソンさんが今回は密輸王なんですが、いよいよ追い詰められた時の女を守る男気にキュンとなりました♡まぁ観てください
チンコロ合戦
1970年代のクンチョンで、密輸船が海に投下する物資を回収する仕事をする海運会社と海女と、それを取り締まる税関が巻き起こすゴタゴタのお話。
工場排水で貝が死に生活が行き詰まって密輸の仕事に手を出すところから始まって行くけれど…韓国の海は生活排水や糞尿を垂れ流したりゴミを捨てたりしてたから汚れたんじゃ?なんて思ったけれどそれはそれとしてw
詐欺グループではないけれど、まるでコンゲームの様なやり取りだったり、悪人同士の格闘劇もあったり、何より海中でのバトルが物珍しさもあってとても良かった。
ちょっと変わった韓国映画だがおすすめ。
今年250本目(合計1,342本目/今月(2024年7月度)13本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
(前の作品 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」→この作品「密輸 1970」→次の作品「
キングダム 大将軍の帰還」)
今でこそ、この映画のクンチョンは首都ソウルにも含まれ鉄道(東京・大阪でいう地下鉄に近い)からもアクセス可能な工業を主体とするエリアですが、映画の1970年代はそういったものがなく、ちょっと遠いだけでも「田舎」でした。
韓国映画といえばアクションものもりもりだったり、そうでなければノンフィクションもの(ドキュメンタリーもの)で濃厚な展開ですが、こちらは実際の事件をテーマに作られているという折衷的な選択肢になっています。
途中で日本や日本のお菓子、文化等が出るのは、この当時(1970年)はまだ韓国は日本の文化の「輸入」制限をかけており、民間でこっそり「輸入」して広めていったものが映っているものです(民主化した1990年以降でも、映画館に対しては「数割は韓国映画を放送しなさい」といった制限はかかっていたし、日本に限らず他文化流入で国の文化が押されるのを恐れていた)。このため、映画内でやや「偽物かなぁ」というようなものが出るのはそういった事情です(当時はインターネット等ないので、偽物かどうかなど確かめるしかないし、一方で、日本では新しい人権として知られる「知る権利」(情報にアクセスする権利)自体の考え方は韓国においても妥当するので、他文化を吸収することそれ自体は責められるものではない)。
海女さんやその密輸を取りしまる税関、またその裏にある裏組織…とめが離せない展開です。登場人物こそ多いですが「勢力自体」は3~4勢力での争いと少なく展開が読みやすいので韓国映画が初めてという方もおすすめです。
採点に関しては特に気になる点がないのでフルスコアにしています。
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(減点なし/参考/税関の取締り・逮捕で「万歳をしろ」の部分)
日本でも映画としてなら西部劇映画などどで「手をあげろ」などというようなシーンがでますが、結局「何も持っていないことを証明しろ」という意味では同じなので韓国映画では時々出てきます。
「マンセー(しろ)」という語自体は「北の国」との関係でやや揶揄的な表現で使われることもありますが(むしろそちらで知っている方が多いかも)、韓国国歌にも登場する語でもありますし、頻度は少ないものの韓国映画では時々出ますね。
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インソンなかなか出てこない〜
前半がダルくつい睡魔。インソン出てくるの少ないし、スカイキャッスルにしか見えず、海女に見えない白魚のような美白コンビ。客層は中年のおじさんだらけでした。なぜ??。ギャグも若い人向けではなく、笑いのツボが微妙でした。韓国モノにありがちな派手なアクションを期待しすぎて肩透かしでした。もう少しインソン出てるのかと。ラスト30分位は面白かった。韓国人が見ると、この人がこんな役やるのー?みたいなのがあるんだろうけど、さほど詳しくもない自分的には、ザムーンの方がよかったです。
⭐︎4.0 / 5.0
7月12日(金) @映画館
密輸 1970
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海女さん強し😆ハラハラドキドキの騙し合いで息つく暇なし!キム・ヘスがIKKOさんにしか見えないけどお薦めですwww🤣
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#映画好きな人と繋がりたい
展開早くて楽しい
1970年代を舞台にした海女さんが主人公のクライムアクション。
韓国も日本と同じような70年代のファッションや歌謡曲の濃い世界観になかなかエンタメしていて面白かった。
展開が早くてわかりやすい、ラストは爽快感があった。
ちょっと女囚701号/さそりっぽくも
何故か懐かしい痛快ストーリー
密輸ってタイトルからもっと生々しい話かと
想像して観る
時代背景も50年程度前の設定になって居て
観光ローカルの話かと思って少し退屈にになって
きたさなか、徐々に話にはいり混んでいける内容
単純且つ明快な展開に気づいたらエンドロールっ
ていう飽きのこない話だった。
女の裏切り、友情、残酷さが軽快に出ている
読めない展開
読めない展開で面白かった
劇中で流れてた挿入歌は当時韓国で流行ってた曲なんだろうか?
性根が腐ってない人々が報われるラストはやっぱり良い
有りそうで無かった海中のアクションシーンとその手前のホテルでの大立ち回りのアクションのクオリティもかなり高い
実話ベースらしいけど、どの辺までが実話なんだろうか?
海女さんが密輸してた所ぐらいかな?
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