「オモシロイだろうと思ったけども 何時ものネタオチで残念」密輸 1970 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
オモシロイだろうと思ったけども 何時ものネタオチで残念
今日、突然の俳優中村さん訃報で少し動揺してます。
まだまだお若いのに。何故なんだの思い。
映画”旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ” 頃の彼を思い返してました。
ご冥福をお祈りいたします。
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湿度高過ぎな日々ですが、頑張って参りましょう!
今日は「密輸 1970」の鑑賞です。
この映画 コリアン物なんですが、いつも観てるネッフリの配信作品味とはちょと違う。時代は1970年頃の韓国。メッチャ昭和時代の中期ですわ。
チラシやトレ-ラ観て思ってたのと違ってて
もっとコメディ路線物かと思ってましたが。
全体的に観て受けた感じは、良くある役人の汚職みたいな
結局お前が黒幕かよ~って いう良くあるパタ-ンでエンドでしたね。
折角海女さんをメインに持って来てたのに 何故かイケイケ海女娘じゃ無くて
その時代のお姉様そのままで(時代的に当たり前なのだが)。確り地元チンピラは出て来て刃物で殺し合いはあって そこだけは流石の韓国映画を感じましたかね。
刺されても 元気に復活。なんじゃそりゃ。
もう一捻り展開に欲しい所でしょうか。
----MC---
チュンジャ(海女、拿捕時逃げる):キム・ヘスさん
ジンスク(海女、拿捕時捕まる):ヨム・ジョンアさん
クォン軍曹(ベトナム戦帰還兵、密輸王):チョ・インソンさん
ドリ(港を仕切るチンピラ):パク・ジョンミンさん
ジャンチュン(税関、黒幕):キム・ジョンスさん
オップン(店主、情報屋):コ・ミンシさん
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アワビやウニを取って生活してる海女さんが、ある工場からの汚染水影響で海産物の品質が死に物ばかりに。これはピンチと、アルバイト感覚で海底に沈めた密輸品引き上げの仕事に手を染めた。
船長は絶対駄目だと言っていたが 海産物が取れないため背に腹は代えられない。今回限りと言って引き受けていた。
或る金塊密輸の話が舞い込んだが、引き上げ決行時そこで税関船に拿捕されて役人に乗り込まれる事件が発生。関係者全員逮捕 ムショ行きだったが、たった1名(チュンジャ)だけ逃げて逮捕を逃れた。
誰かが密告しないと税関がタイムリ-に来ることは無い。誰が一体裏切り者なのか。一人逃げたチュンジャが犯人だとムショを無事に出た海女達は思っていたが 事の真相は違っていた。
消えた金塊の行方だけが 誰が黒幕かを知っていた・・・
て言う展開ね。
あとは 何時もの役人黒幕で~ チャンチャン です。
(どこが? 面白いのよぉ?)
あっ そうそう、ラスト 海女さん等と、チンピラ達との
サメが出る海域内 海中での死闘は見物でしたわ。
如何にしてボンベ担いだチンピラを殺すのか。
そこ位でしたかね、展開見せ場は。
エンディングの歌が 昭和歌謡曲っぽい?そんな感じ。
まだまだ 日韓関係が複雑な時代でかなり昔の話、
密輸品に日本の家電とか有ったような。
韓国国民も昔は大変だったんだねぇ。そう思った次第。
興味ある方は
劇場へ。