劇場公開日 2024年7月12日

  • 予告編を見る

密輸 1970のレビュー・感想・評価

全155件中、1~20件目を表示

4.0ソダーバーグ流犯罪映画をお手本に、韓流の野暮ったさと70年代レトロがいい塩梅

2024年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

スティーブン・ソダーバーグ監督の「ローガン・ラッキー」あたりをお手本にしたのではなかろうか。強盗や金庫破りといった大掛かりな犯罪計画のためチームを組んで取り組む主人公側と、立ちはだかる敵対組織、取り締まる警察などの三つ巴、四つ巴の駆け引きを描く犯罪スリラーはソダーバーグ監督の得意ジャンルだが、プロ集団がスマートに事を成す「オーシャンズ」シリーズに比べると、主人公側が頼りなくて思わず手を貸したくなる感じが、「ローガン・ラッキー」のアンラッキーなローガン兄弟を中心とするポンコツ即席チームに通じる。

脚本も兼ねることが多いリュ・スンワン監督の過去作を振り返ると、スパイ活劇「ベルリンファイル」や警察ものの「ベテラン」など、韓国映画らしいスタイリッシュなスリラーの範疇に収まっていた。だが、この「密輸 1970」は題にも含まれるように1970年代に時代を設定してファッションとBGMでレトロ感を醸しつつ、主人公たち海女さんチームが微妙にダサくて野暮ったいのが実にいい塩梅なのだ。一度漁村を離れるも戻ってくるチュンジャ役のキム・ヘスは余貴美子似、海女たちをまとめるジンスク役のヨム・ジョンアは木南晴夏似で、韓国の基準でも日本の基準でも典型的な美人枠ではないだろうが、彼女らのイケてない感じもまた泥臭く悪戦苦闘するキャラクターにぴたりとはまっている。

おそらく日本以上に女性が虐げられ抑圧されていた70年代の韓国で、利用し搾取する側の男社会の組織を海女さんチームが知恵と勇気と絆で出し抜こうとするストーリーは、ある種のファンタジーを含むとはいえ、現代の女性やマイノリティーたちをエンパワーする効果も期待できそうだ。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
高森郁哉

3.5ヒットメーカーの手掛ける、史実を基にしたクライム・コメディ

2025年10月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

【イントロダクション】
1970年代、群山市で横行した密輸に海女達が加わっていた史実を基にして描くクライムエンターテインメント。
出演は『コインロッカーの女』(2015)、『修羅の華』(2017)のキム・ヘス。『箪笥<たんす>』(2003)、『人生は、美しい』(2022)のヨム・ジョンア。密輸業界の大物クォン軍曹役には、監督の前作『モガディシュ 脱出までの14日間』(2021)のチョ・インソン。
監督・脚本は『ベテラン』(2015)のリュ・スンワン。その他脚本に、キム・ジョンヨン、チェ・チャウォン。

【ストーリー】
1970年代、韓国群山市の漁村クンチョン。海女であるジンスク(ヨム・ジョンア)とチュンジャ(キム・ヘス)は、ジンスクの父が所有する漁船“猛龍号”に乗って、他の海女達とアワビ漁で生計を立てていた。しかし、近くに建てられた化学工場の廃棄物によって魚やアワビが死滅し、漁村は経営難に陥っていた。
ある日、ブローカーである叔父の仲介で、ジンスク達は海外物資の密輸に加担する事になる。それは、海外からの船が税関の検査を受ける前に密輸品を海に投げ入れ、それを後日海女達が海に潜って回収するという内容だった。船長は反対していたが、経営難から密輸に加担せざるを得なくなる。密輸で得た収入はアワビ漁の比ではなく、ジンスク達の生活は一時的に豊かになった。しかし、船長は相変わらず密輸業に反対の姿勢を崩さなかった。

船長に反対される事を恐れ、ブローカーはジンスク達を喫茶店に呼び出し、新たな密輸品として金塊の回収を提示してきた。話を聞いたジンスクとチュンジャ、ジンスクの弟ドリ(パク・ジョンミン)の3人は、船長に密輸品の中身を告げずに仕事を引き受ける事にした。
回収作業は順調に進んでいたが、ドリのミスで箱が破損し、中の金塊が露わになった。その時、税関のジャンチュン(キム・ジョンス)が現れ、ジンスク達はパニックに陥る。慌てて船を発進させようとする船長だったが、錨が岩に引っかかってしまって動かない。錨を引き上げようとしたジンスクの兄ジングは、張力で引きちぎれた縄の直撃を受け負傷し、海に落ちてしまう。慌てて救出に向かって海に飛び込んだ船長だったが、ジングの足に絡まっていた網がモーターに巻き込まれ、2人とも命を落としてしまう。
残ったジンスク達は税関職員に逮捕されるが、チュンジャだけは混乱に乗じて逃亡する事に成功する。

ジンスクは逮捕されたメンバーの中で最も長い刑期を言い渡され、刑務所に収監される。面会に訪れたドリや他の海女達から、税関に密告したのは逃亡したチュンジャではないかと聞かされる。

2年後、チュンジャはソウルで密輸ビジネスを営んでいたが、密輸業界の大物であるベトナム戦争の帰還兵・クォン軍曹(チョ・インソン)の縄張りに踏み込んだ事から捕らえられ、多額の賠償金を要求される。返す宛てのないチュンジャは、税関の監視が厳重なクォンの密輸ルートの代替ルートとしてクンチョンを提案する。2年ぶりにクンチョンに帰還したチュンジャは、新たに漁村のボスとなったドリとクオンを引き合わせる。

一方、チュンジャへの疑念を抱き続けているジンスクは、彼女への協力を拒否し、ドリは人手となる海女を確保しなければならなくなる。しかし、海女仲間であるオッチョクが生活費を稼ぐ為にサメの居る危険な海域まで漁に行き、サメに襲われて右足を失ってしまう。ジンスクは、チュンジャとクォンがオッチョクの治療費を肩代わりする事を条件に、密輸への参加を決意する。

チュンジャ、クォン、ドリ、そしてジャンチュンと、それぞれの思惑が交差する中、大規模な密輸作戦が開始されようとしていた。

【感想】
本国である韓国にて、青龍映画賞で最優秀作品賞、大鐘賞で最優秀監督賞を受賞と、高い評価を受けた本作。日本でも翌2024年7月に劇場公開され、当時から興味は抱いていたのだが、地理的な理由から鑑賞出来ずにいた作品。

冒頭のテロップでは「1970年代半ば」と、明確な時代設定は明かされていないが、中盤でオップン(コ・ミンシ)が税関事務所から盗み出す密告者名簿の年代が1972年であった事から、作中のメインとなるのが1974年の出来事だと推察出来る。

タイトルや監督のキャリア、70年代が舞台という事から、もっと硬派なクライム作品かと思ったが、実際は70年代ファッションと歌謡曲のオンパレードで描かれるクライム・コメディであり、作中度々裏切りが横行しつつも、全体的には軽いノリで進む作品。
その為、作中に流れる音楽も何処か間抜けで、映像も70年代作品を意識した部分が散見される。そのテンションに何処までチューニング出来るかで評価が分かれそうで、私としては70年代風を意識した作品には硬派な印象を求めてしまいがちなので、評判程ノれはしなかった。

もう一つ、私が作品に没入出来なかった要因として、キャラクターに感情移入出来なかった事が挙げられる。中盤に至るまでは、チュンジャとジンスク、それぞれの立場を交互に映しつつも(ややジンスク寄りに描かれているが)、どちらが主人公なのかがイマイチ判然とせず、誰に感情移入すれば良いのか分からなかった。そして、それが作品への没入感を阻害しており残念に思った。中盤辺りまで鑑賞して、ようやくダブル主人公なのだろうと理解したが、そこまでは「密告者はチュンジャなのか?」「誰がいつ裏切るか分からない」というストーリーへの興味の持続で作品を引っ張っていた事もあり、誰にも感情移入出来ていなかったのは痛い。

また、70年代テイストをふんだんに取り入れて展開しつつも、ドリによるクォン軍曹襲撃のシークエンスは監督お得意のアクション満載の派手な見せ場となり、ここだけ途端に現代アクションの演出になる。演じたチョ・インソンやパク・ジョンミンの熱演は楽しめたが、こうしたアクションは別に本作のような題材でやる必要性は無いので、現代的な演出と相まって違和感を感じた。

また、水中シーン含め、CG処理を施している箇所が分かりやすく、作り物感が出てしまっていたのも気になった。そうした安っぽさも、ある意味70年代的(この時代には、まだCG技術は実験段階でごく一部の作品にしか用いられていないが)と言えばそうなのかもしれない。

対して、海でのクライマックスの盛り上がりは良かった。海女達が自分達の職業を活かし、連携プレーで男達を次々と葬っていく様は、これまでの支配構造に対する反抗として一定のカタルシスがあった。ジンスクとチュンジャが水中でバトンタッチするシーンの構図は見事。ただ、このカタルシスを存分に演出する意味でも、ジンスクとチュンジャ以外の海女達ももっとキャラクターを掘り下げて描いてほしかった。

チュンジャの「“貧乏は罪”と知った。人は貧しいと罪を犯す」という台詞も印象的で、若者の経済的困難から日本でも“闇バイト”を中心に犯罪の片棒を担ぐ事は最早珍しい事ではなくなってしまった現代に通ずる台詞だと感じた。

ミッドクレジットで負傷しながらも奇跡的に生存していたクォン軍曹の病室をチュンジャが訪ねるシーンがあるが、あれは男女の仲ではなく、これまでの「支配する側/される側」の立場が完全に逆転した事を示すものとして映った。チュンジャとしては、業界にコネクションの多いクォンを引き込みたい気持ちがあるのは当然なので、部下を失い激しく負傷した彼を支配下に置いて、自らが密輸業界の頂点に君臨するという高らかな勝利宣言だったのだろう。

【総評】
ヒットメーカーの監督によるクライム・コメディは、舞台となっている70年代風のテイストとチューニングが合えば存分に楽しめるエンターテインメントだと言えるだろう。

私は今一つノれなかったが、クライマックスの盛り上がりとオチの爽やかさ等、楽しめる要素もあったので一見の価値はある作品だった。とはいえ、やはりリュ・スンワン監督には硬派な実話系や現代的アクション作品の方が相性が良いと感じた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
緋里阿 純

4.5予想を遥かに上回って面白かった!

2025年9月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

斬新

ドキドキ

期待外れもある程度覚悟してレンタルしてみたが、これは予想以上に良かった。映画として申し分無し。飽きることなく楽しめながら見られて感動も出来ました。海女さん役で出てくる女優さんらもみんな魅力的で目が離せない。今後も更にまた韓流要注意となった作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
PARAPHILIA

3.0コメディ要素強め

2025年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
千恵蔵

3.0【海女VSヤクザ】

2025年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

古き良きヤクザ映画っぽいエンタメ作品の主人公が、まさかの海女さん!
テンポよくポンポンと話が進み、イラつく相手に立ち向かう海女さんたちをつい応援してしまう。

特に海中アクションは他に類を見ないユニークさ。
「密輸、関係なくない?」なんてツッコミも忘れてしまうくらい、痛快で気持ちいいアクション映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
abu

3.5美しいし最強

2025年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

酸素ボンベがあろうとも、
海の中では海女さんは最強だし、美しい。
サメには敵わないかな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
上みちる

3.0爽快・痛快な海中バトル、勝つのはどのサメ?(笑)

2025年7月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

ドキドキ

2023(日本は2024)年公開、韓国映画。

【監督】:リュ・スンワン
【脚本】:リュ・スンワン、キム・ジョンヨン、チェ・チャウォン

主な配役
【したたかな海女 チュンジャ】:キム・ヘス
【姉御肌の海女 ジンスク】:ヨム・ジョンア
【密輸元締 クォン】:チョ・インソン
【チンピラ ドリ】:パク・ジョンミン
【税関係長 ジャンチュン】:キム・ジョンス

1.実話ベース?!

1970年代の韓国では、実際に海女を利用した密輸が行われていたらしい。

どこからどこまでが実話なのか分からないが、
地元のチンピラや税関まで「おたから」に群がっていくさまは、血に誘われるサメのようだ。

ヒトの姿をしたサメたちのうち、
ダイヤを手に入れるのは誰だ?!

2.海女さんたちの海中アクションシーン

メインを張る二人の女優、キム・ヘスとヨム・ジョンアは、撮影時すでに50歳を越えていたはず。

いやあ、お若くていらっしゃる!
お世辞抜きにそう思う。

海中バトルシーンは、リアリティよりもコミカルさが優先されていて、かなり面白い。
爽快、痛快だ。

3.まとめ

血しぶき飛び交うアクションシーン。
真面目そうな税関官吏が一番ヤバかったりする。

詳しくわからないが、
1970年代の韓国歌謡らしき楽曲が流れる。
日本風に言えば、演歌やムード歌謡、まさに昭和のテイストだ。

製作陣が欲したテイストには共感する。
だが、頭頂部をカミソリでジョリ!は
いくらなんでも、ひどいんじゃない?

☆3.0

コメントする 3件)
共感した! 37件)
Haihai

3.5大変な仕事

2025年7月15日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
りか

4.0韓国の海女さんたちの痛快劇に日本のあまちゃんもじぇじぇじぇ!

2025年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 19件)
近大

3.5「貧乏は罪」

2025年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

 1970年代韓国。海が廃棄物で汚染され、海女は仕事にならないでいた。そんな時、ジンスクは仲間のために密輸品を海底から引き上げる仕事を請け負うが、摘発されてしまう。出所後の彼女の前に、摘発を逃れたチュンジャが現れ、密輸に加担する新たな仕事を持ってくる。
 海女が金塊密輸に加担したという実話があるそうです。密輸商人、港のチンピラ、悪徳税関、そして海女、おまけでサメ、という攻防戦の構図。韓国映画らしいコミカルありの、ハラハラサスペンス。報われたと言って良いのか悪いのか、そんな結末も楽しいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
sironabe

4.5日本でリメイクしたら主役はのんちゃん⁉️

2025年7月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 33件)
活動写真愛好家

3.0期待以上に面白い…

2025年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

斬新

凄く面白い…とまではいかないが、期待を上回った作品。騙し騙されのハラハラ感は今ひとつだったが2時間強の上映時間にしては飽きる事がなかった。皆さんが言うように水中戦は良かった。
演出がいいね、昨今の韓国映画は。邦画はもう勝てないな…アニメとゴジラ以外は。
しかしパク・ジョンミンが出演してたのエンドロールまで気付かなかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
栗n戸東木

4.0カツラ

2025年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

いなたい感じがクセになりそうな韓国製クライム・ドラマ。
別に何か示唆があるとか、そういうんじゃないけど普通に面白かった。
カツラをかぶってた理由が何かあるのかと思ったけど、なんだったんだろう。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
mar

3.5昭和感

2025年5月13日
iPhoneアプリから投稿

縁が今よりも浅かったはずの時代ではあるが、ファッションにせよ音楽にせよ家具内装なども、日本のそれとの共通点が多く、それでも隣国と思わざるを得ない。懐古が共有している。パンタロンがイケてる。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Kj

3.0ラストの水中アクションは必見です

2025年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ねきろむ

3.0清濁なだれ込む快感

2025年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

水中の苦しさと切れ味最高のアクションの連続であっという間の2時間。
清濁150%の犯罪エンタメ作品なら韓国映画!の期待を裏切らない、ノリノリの音楽はどこか特撮作品のような爽快さもあってとても良かった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あした

2.0クソ真面目に観ると評価は低いが…

2025年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

公害や貧困を背景に多少シリアスに物語が展開すると思いきや、登場人物はいたって単純な設定で、ある意味【分かりやすい方々】のエンタメ映画として観た方がよいかと。
韓国映画あるあるですが、名前で性別の判断がつきづらいのと、併せて顔が似てるので、セリフだけで名前を言われても誰のことだかわからない感じになってくる(笑)
酷評ばかりになってしまうけど、後半の海中でのアクションはなかなかの見ものだし、さすがのジャッキーもできないと思う。
とにもかくにも、肩張らずに、ビールでも飲みながら見るにはいいかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
えぴ

3.5❇️『凄くダサいな〜』褒めてます👍

2025年4月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

密輸1970

🇰🇷韓国1970年代半ば クンサン
ソウルのミョンドン

❇️『映像、音楽、衣装などダサい感のセンスが良い!』👍

🔵かーるくあらすじ。
アワビなどをとって生計を立てていた船乗りと海人さん達。工場の汚染で海産物が取れなくなり、闇の仕事をする事になり、危険な状況に追い込まれていく。ライトエンタメ映画。

◉76D点。
✨『圧倒されるテンポ感とレベル高さ!』
★彡日本映画にはこのクオリティーとダサ感は当分出せへんな🤔

🟡見所5!
1️⃣お調子と成り上がりてワクワクする。
★彡密輸で気行きが良くなり、調子に乗る感じが良かった。

2️⃣アクションがいけてる!
★彡後半のアクションが見やすくてカッコいい!

3️⃣1970年代の韓国の雰囲気が味わえた。
★彡ダサい音楽や衣装も見所ですね。

4️⃣ナイスな仕返し👍
★彡水中のアクションは斬新やね。

5️⃣爽快なエンディングやな!⁉️違う‼️
★彡全員悪党やないか❗️まあいっか❗️

🌀感想。
よくまとまっていたし、エンタメ感もあった。
しかし仲間の人間関係や繋がりが薄くも感じた。身内同士の関係もややツッコミあり、海上保安のリーダーもなんか薄いし、キャラも良い人なのか?好きなのか?設定もややブレてもいた感じの印象。

🦈🐚🪸📦🗃️🪢💎💄🐙🏊‍♀️🛥️🔪🪓🔨🚬💮

コメントする (0件)
共感した! 2件)
シネマを喰らう

3.5木南晴夏と真木よう子菅田将暉と今田美桜、端っこにニッチェの江上みたいな人もいた

2025年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。
その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった……(公式サイトより)。

当時の時代背景を適度に織り交ぜながら、音楽や衣装・ヘアメイク、車、電話などのセットに至るまで、1970年代の粗雑で大柄な空気感が上手に演出されている。韓国映画お馴染み、銃ではなく刃物によるアクションシーンや、二転三転するストーリーは韓国らしい上質な活劇に仕上がっている。

途中から、生真面目なジンスクが木南晴夏に、現場から逃亡したチュンジャが真木よう子に、半グレのドリが菅田将暉に、水商売のオップンが今田美桜に見えてしょうがなかった。なんか端っこのほうにニッチェの江上みたいな人もいた。

コメントする 1件)
共感した! 6件)
えすけん

4.5映画もパチンコもシンプルが1番

2025年4月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

韓国映画はシンプルでいい。
余計な演出なしで、
分かりやすいストーリー。

昨今のパチンコは演出が派手で中身がないので疲れるが、昔のパチンコはオリジナルキャラが多くて演出がシンプル。
この映画を観ていて、やはり映画もパチンコも単純明快が観ていてやっていて楽しい。
ゲームもファミコンは限られた容量をよく工夫して作っていたなーと感心させられる。

自由度が高くなりすぎると派手さばかりに目が行って疲れてしまう。
何事も、工夫が1番。

この映画もよく作り込まれていて、観ていてスッキリする。特に最後のドタバタは、してやったりでスッキリ終われて良かった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
竜
PR U-NEXTで本編を観る