「ハヌマーンはタイだと思ってました。(byウルトラマン)」モンキーマン カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ハヌマーンはタイだと思ってました。(byウルトラマン)
スラムドッグ$ミリオネアのデヴ・パテルが監督・脚本・主演の復讐劇。
ジョン・ウィックの大ファンらしくアクションシーンの所々というか全体にオマージュが見られる。(「ジョン・ウィックも使ってた銃だぞ」ってそのまま過ぎw)
権力者やお金持ちが悪党で搾取されている底辺庶民がそいつらを倒すというのはどこの国でも気持ちの良い物語として不動の人気なのかと思うが、インドだと上下の格差がとんでも無く大きい分、見終わった後のカタルシスは相当ではと期待をしていたが、思ったほどではなかった。
多分ジョン・ウィックのアジア版感が強すぎなのと尺の長さで途中で飽きてしまったのが理由だと思う。
ヒンドゥ教の宗教観をベースにしたヒーローものだが、地下闘技場でタイガーが「ここで皆が信じているのはインド・ルピーだ!」というセリフが一番の本音に聞こえた。
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