「必須オプション【手錠、目隠し】」またヴィンセントは襲われる uzさんの映画レビュー(感想・評価)
必須オプション【手錠、目隠し】
クリックして本文を読む
最後までイマイチ法則性が把握できなかった。
ワケが分からない状況から主人公がアタリをつけていくあたりはいい。
でも、「目が合わなくなったら攻撃が終わる」って、どう見てもしばらく続いてたよね。
というか、最初から右目脇にキズがあったのは何?
目を合わせない工夫も単に目線を逸らすだけで、サングラスしたりなどの試行錯誤はナシ。
そもそも目が合ってるかどうか見ててよく分からない。
別荘に避難したり護身グッズを買い集めるのは理性的。
しかし、それらを携帯せずに近所のオッサンを返り討ちにした挙げ句、罪悪感もなさそうなのはどうなのか。
トランク開けずにそのまま餓死させればいいのに。
ジョアキムが何も言わずに家を出たのも意味不明。
顔を合わせるのは危険でも、文字や音声での連絡は出来るハズなのに、ヴァンサン含め説明を放棄し過ぎ。
このあたりの性質が襲われる側の共通点?でもないか。
マルゴーが気になって店を調べたり通ったりはまだしも、SNS特定までいくと怖いです。
直前まで「勘違いしないでよね」とか言ってたのに、借金取りを追い返しただけで即オチするチョロイン。
彼女に状況を信じさせるためにあの人数引っ張り出すのも、そもそも信じさせる必要も感じない。
身の安全よりラブですか。
世界的に状況は悪化してますが、主人公的には孤独に襲われ続けるよりマシな気もする。
父の行方は不明なままで、シェルターに向かってたハズがマルゴーの船に戻って愛の逃避行でエンド。
希望にも絶望にも振れない半端な締めでした。
スルタンはかわいい。
コメントする