恋を知らない僕たちはのレビュー・感想・評価
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地元ロケ地への期待と『加藤剛・男の童うた』のような思春期の共感
本作は、福岡フィルムコミッション支援作品で、地元がロケ地になっているという情報を得たことだけが鑑賞動機であった。序盤の棚田や砂浜、高校は、あまり確証がなかったけれども、神社や観覧車、特徴のある橋、大濠公園は目星がつき、エンディングクレジットで照合できたものもあれば、できずに地図やネットで調べてわかったものもあった。
内容にはあまり期待していなかったが、友情と恋愛感情との板挟みや片想いでの悩みという、誰しも思春期で共感できるような問題に、誠実に向き合って丁寧に解決していく登場人物たちを描いたもので、良かった。原作がそのような内容なのだろう。直彦と太一が、当初気弱そうだったのが、頭突きをして親友に怒りをぶつけたり、意思をはっきりと言えるようになっていくところに成長の跡がみられた。加藤剛氏が主演した大河ドラマの主題歌を吹き込んだレコードの B 面に『加藤剛・男の童うた』という歌があり、2番の歌詞で、♪笛のきこえる祭りの夜/おれとおまえが忍び足/赤い駒下駄紺絣/あの子はおまえに惚れたのさ/胸の痛みはその記憶-となっていて、まさにぴったりくる場面があり、英二の恋は無理に成就できなくても良かった気がした。
つまんな星1すら無い
つまらない映画です映画館でお金を出して見る価値の無い映画だ主人公がチャラいのはおいといて意味が分からない回送シーンで二番目にキスを金髪を好きになったのは夏祭りなのに次の学園祭でこけて初恋の黒髪とキスしたの?主人公クソじゃんかwwwラスト金髪を探しに走り出して行くことろでもう個人的にオレが好きなのは二番目にキスを金髪だ~😍って脳内変換されてダメだったエンドロールを見ないで帰りましたこの映画は彼のいる女とキスしただけのグズ男の寝とられ映画です
面白さはあったのですが、好きになった理由への疑問を思わされました。
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
この映画『恋を知らない僕たちは』は、いわゆる高校生の男女3対3の、恋愛6角関係ストーリーです。
それぞれの若い俳優の皆さんの瑞々しい演技で、物語も展開があり面白さはあったと思われました。
もちろんハードルを下げればそれでも十分面白さある映画になっていたと思われましたが、一方で、映画としての深さに関してはどうなんだという疑問はあったと思われます。
特に、それぞれがなぜ相手のことを恋愛として好きなのか、その理由の深さある描写が欠けていた問題があるように感じました。
この映画『恋を知らない僕たちは』は、主人公・相原英二(大西流星さん)の幼馴染であった汐崎泉(莉子さん)が、同じ中学に転向して来るところから始まります。
主人公・相原英二が汐崎泉に自分の想いを言えないままでいる間に、相原英二の親友の別所直彦(窪塚愛流さん)が汐崎泉に告白し、汐崎泉は別所直彦と付き合うことになります。
この時に、主人公・相原英二は自分の汐崎泉への想いを悟るのですが、汐崎泉と、親友の別所直彦の2人の両想いの関係も壊すことが出来ず、自分の汐崎泉への気持ちを封印して3人は高校に進学します。
この映画序盤で、主人公・相原英二や、汐崎泉や、親友の別所直彦が、それぞれなぜ相手を好きなのかという深い描写はありません。
ただ、中学の時の話ですし、外見も良い幼馴染との男女の関係において、そこまで深い描写がなくても、幼馴染や親友などの幼少期からの信頼やウマが合うなどの関係性や、外見の好みなどで、互いがひかれ合ったというのはなんとなくは理解は出来ます。
その後、3人の関係性は変わらないまま高校に進学し、そこで出会った高校の先輩にむげに扱われていた藤村小春(齊藤なぎささん)や、図書委員の池澤瑞穂(志田彩良さん)や、軽音部の瀬波太一(猪狩蒼弥さん)と出会うことで、高校生男女6人の恋愛6角関係に物語は発展して行きます。
その後、最終的に主人公・相原英二は、汐崎泉への想いをあきらめて、藤村小春に告白して2人は付き合うことになり、ハッピーエンドで物語は終わります。
しかし、映画を観ている1観客からすると、なぜ主人公・相原英二が藤村小春を好きになったのか、深いところでは分からないままと思われました。
主人公・相原英二が藤村小春と保健室でキスをするシーンがありましたが、これも先輩の上条タカヒロ(小宮璃央さん)から逃げる為に相原英二と藤村小春が保健室のベットに逃げ込み、たまたま2人の顔が近づいたので突発的に起こった本能的なキスに思われました。
もちろん、主人公・相原英二は幼馴染・汐崎泉への想いを果たせず、藤村小春は先輩の仕打ちで悲しんでいる時にハンカチを差し出され好きになった別所直彦への想いを果たせず、2人は互いに傷を抱えていてそれを互いに癒すための2人の保健室でのキスだったとは思われます。
ただ、主人公・相原英二と藤村小春が(それぞれ汐崎泉や別所直彦への想いを封印した感情を超えて)恋愛の好意をなぜ持ったのか、積極的な深い所での描写はないままで映画は終了したと思われました。
図書委員・池澤瑞穂が主人公・相原英二に好意を寄せるのも、たまたま図書の雪崩があって2人の顔が近づき合って、池澤瑞穂がドキドキの感情を持ったから以上の描写もありませんでした。
もちろん、人間もしょせん根底は動物であるから、本能的に外見の好みや接近などで恋愛感情なんて湧くものだ、と言われれば全くその通りだと思われます。
ただ人間を深く描写する映画作品においては、もう少し人間的に深い所での感情描写が必要だったとは思われました。
また、軽音部の瀬波太一がどのような音楽を好んでいるか、図書委員の池澤瑞穂がどんな本を普段読んでいるか、など、他の4人も含めて、それぞれ6人の背景ある深い人物造形描写もなかったように思われます。
藤村小春が、自分は自分の望みを優先して、汐崎泉や藤村小春のように、相手を思いやって行動出来ないと涙する場面があって、そのシーンは私も良いシーンだとは思われました。
しかしこの藤村小春が涙する女性3人のシーンは、恋愛の話というよりも友情の話であって、恋愛映画の本筋からは外れた感動とも思われました。
もちろん今作は私のようなこんなうざい考えをする人間相手には作られておらず、全く私のような人物をターゲットにした映画ではないとは思われます。
ただ、若手の酒井麻衣 監督を目当てにして観た1観客からすると、映画の水準としては、人物や関係性の描写の深みの部分では問題の多い映画で、酒井麻衣 監督はこの水準で満足していて良いのだろうか?とは、僭越思われました。
点数はその点から厳しい私的評価になってしまいました。
しかしながら、それぞれの役を演じた、大西流星さん、窪塚愛流さん、齊藤なぎささん、莉子さん、猪狩蒼弥さん、志田彩良さん、などは瑞々しい演技をされていて、観るべき点も一方で多くある映画だったとは思われています。
おっさんの私も大満足。
ファーストシーンの大西さんの横顔が綺麗なんですよね。ここで心掴まれます。
そして、その後も英二だけでなく、他の人たちも横顔のシーンが多い気がしました。
そして、それが美しいの。
だけど、美しいのにキラキラとはしていないんですよ、少女漫画が原作なのに。
恋を知らない僕たちなので、恋のキラキラ感が無いのでしょうね。
それでね、私おっさんなので、若い人には幸せになって欲しいんですよ。
だから、登場人物全員に幸せになって欲しいの。
ハッピーエンドになるだろうなと思いながらも、ドキドキしちゃいました。
その組み合わせになるのかと思ったけど、よく考えたら齊藤さんがヒロイン扱いだから、まあそうなんですよね。
でね、その齊藤さんが凄く良かったの。
彼女、恋に友情にと一番気持ちの変化が多い役どころなんだけど、その辺りの感情がなんとなく読み取れるんです。巧いなと思いました。
一方の大西さんは気持ちが読み取りづらいのだけど、英二自身が自分の気持ちがよく分かっていないので、それで良いんですよね。
そして迎えたラストのライブシーンが良かった。
何が良かったって、六人の笑顔がキラキラしていたの。
この映画、綺麗だなと思うんだけど、落ち着いた感じの美しさなんですよね。
それで良かったんだけど、若者の恋愛映画なのでキラキラの笑顔も観たくなるんですよ。
それを最後に見せてくれたから、おっさんの私は大満足でした。
展開が早すぎて...
原作未読、なにわ男子のファンなので観に行きました。
原作ではきっと長い時間をかけて描かれていると思うので、きちんと共感できるようになっているかと思いますが...。
映画では展開が早すぎて、登場人物たち(特に英ニと小春)がコロコロ心変わりしている様子についていけませんでした。
英ニ、顔が近づいたらすぐキスするじゃん...。
てか小春のどこを好きになったの...?
女子3人が友達になった流れもよくわからない...。
まあでも、高校生ってこんな感じで勢いで恋愛するものなのかもしれないですね。
出演者のみなさんはビジュが良いし演技もうまくて、とても良かったです!
撮り方も綺麗で、画になるシーンが多かったです。
出演者ファンの方は、観に行く価値があると思います!
陽キャとリア充の巣窟
ポイント使用で0円だったから、追加課金してプレミアシートで観てきた。
場内は女性が数名だけで、公開週なのに、あまり人気なさげなのかな、キャストのファンたちが大挙押し寄せてるかと予想してたので、若干肩透かし(辛口)
ストーリーとしては、中学から仲良し男子コンビに引っ越し族の幼馴染が帰ってきて、密かに想ったり、告白して付き合ったり、高校に進学したら、さらに先輩に都合の良い女にされてる子がいたり、図書委員の真面目女子やバンド男子などで一方通行だらけの恋模様というお話し(ざっくり)
なんか登場人物が、あっちへフラフラこっちへフラフラしてるのも青春っぽさあって良かった。意味不明に海で投げ合うとかもThe.青春!
それにしても、陽キャでリア充まみれかよ、この学校は!w
6人の登場人物のうち、自分の青春期は誰だろうと思い投影して観続けてました。6人それぞれで制服の着崩し方が違っていて、そこにも分かりやすい個性を感じた。膝丈スカートやミニスカート、レギンス、シャツ出し、シャツin、上にパーカーとか。
うーん、と思ったのは、図書室での女子3人での話し合い、女子高校生たちって、あんなにまっすぐぶつかり合う?嘘くさくない?あと最後の体育館でのバンドライブが、なんかリアリティを感じない。なんだろ、前振りがないせいかな。
女優 齊藤なぎさ、悪くない、というかむしろイイ感じ。明日カノだけかなと思ったら、今回のちょっと歪んだというか青春のこじらせた役でも、うまく表現してるように感じました。まぁ、明日カノゆあてゃもこじらせてたか(^_^;)
大西流星くん、爽やかイケメンだなぁ、役としてはある意味ダメ男w、莉子ちゃんもまっすぐな感じの役がハマってるように感じて良かった。
ロケ地が、新潟か福岡かなと予想しつつ観て、途中に大濠公園っぽいな思ったから福岡だなと確信して、エンドロールで福岡と判明。予想半分当たりw
青春群像劇として、王道な感じで観て良かった作品
お似合いだと思った
恋って難しいなと改めて思った作品
我慢する人とあまり我慢しない人の2人の成長が見れたのではと思った
沢山食べ物を買い込んでいるとこではすごく驚いて原作も何も読んでいないからこの子は食いしん坊なんだなと思っていたから彼氏のために沢山買ってるって知ってこの子いい子じゃんって思ったし、彼女持ちに恋するのは現実でもありそうだけどここまで積極的に行くのか?って思った
お祭りのシーンでさっくん出てきた時にネットの情報はネタバレ沢山!と思って見ていなかったせいで1人でびっくりしてて少し恥ずかしかった(笑)
見た後にネットみたらちゃんと言ってました
(笑)
図書館とかにあまり行かないから分からないけど学校の図書館ってこんなに広いんだなと驚きもあり、そこで生まれる恋も羨ましい!!
恋の関係がとても複雑で、猪狩くんと言ってたようにややこしいなと感じた
最終的に仕方なく付き合ってた2人が結ばれてとてもお似合いだなと感じ私もこんな恋(複雑すぎは嫌だけど)に憧れを持ちました。
面白かった
原作は未読。リピしたので星5つ
結末を分かってると、演者たちの思わせぶりな視線の動かしかたで感情を追うのも楽しい。
あの日から全て変わり始めたのかも知れないは出演者全員にかかる言葉
また繰り返すリフレインのセリフや情景がその時の感情によって全く違うものになる。
いろいろな恋の価値観と思いが交差していくようにみえて根本は好きな人に好きというものは難しいということ。
話の作り込みとキャラ造形が素晴らしい
話が中学二年から始まるんだよね。「この役者陣で中学生の話は無理だろ」と思ったら、すぐ高校に上がった。良かった良かった。
キャラがすごく良く作り込まれてるのね。この人たちが、この状況に置かれたら、こういうことやりそうだし、このキャラだからこの行動だなって自然なの。
小春の言動は無茶なんだけど、登場シーンで彼氏のために恐ろしい量のパンと飲み物を買い占めてるし、なんかこいつならやりそうって感じなんだよね。
そして小春の暴走を止めようとするあまり、泉を想う英二はこれやっちゃうかもなっていう。
英二がモテすぎなのは気になったね。顔が近づいたら、みんな英二を好きになってしまうっていう。この映画では英二が主人公だからいいのか。
それで話が自然に転がってる間はすごく面白いの。
英二と泉がキスしてしまい、いろいろ修復無理だろってとこで、英二が主人公属性を発揮し、すべての人とコミュニケーションとってくよね。
それで問題が解消され、この物語は、ここで終わりでいいんだろうと思ったな。
そこからは、大団円にもっていかないといけないから、なんとか三組のカップルを成立させにいくの。
それは無茶なんだよ。
このキャラ設定でいったら、この人たち、こうはならんでしょ。
想いを引きずったり、ぜんぜん違う人を好きになったりするでしょ。
でも映画としてはカップル成立させた方がきれいにまとまるし、しょうがないね。
想いが届かないと思ったら、すぐ違う人を好きになったり、人を好きになるってなんだろうなと思ったよ。
なにかの法則によって好きになるなら、そんな簡単に気持ちは変わらないはずなの。でも違うんだよね。なので突然変わったりするし、そこが面白くも恐ろしくもあるところだと思ったな。
役者は予告編から志田彩良推しだったので、池澤さんの恋を応援してたよ。
志田彩良は、そこまで綺麗すぎないのがいい。いい女優さんになりそうだね。
監督は酒井麻衣だった。
《はらはらなのか》が最後だったから、もうあの路線から脱せず、どこかに消えてしまったかと思ったら、こんな普通の恋愛映画も作れるんだね。
ただ、映像が。綺麗な映像を「ほら、綺麗でしょ」と出してくるんだけど、そこまで綺麗じゃないの。
『どうやったら綺麗になるんだろう?』って思いながら観てたけど分かんなかった。分かったらカメラマンで食べてけるから、そりゃ分かんないんだけど。
話がしっかりしてるから観てて面白いし、これからくるんだろうなって役者さんがやってるし、観て楽しい作品だと想うよ。
風車が回るとき。
好きだった幼馴染みの汐崎泉が親友の別所直彦と付き合い始めた中2の冬、自分の気持ちは押し殺しながらも二人の恋を応援する相原英ニの話。
中学生から高校生へ進学し新たな出会い…、好きな人には尽くし積極的な藤村小春、察せて周りへ気遣いの出来るギター弾き&ボーカリストの太一、図書室を管理する池澤瑞穂、そんな6人の気持ちが交錯するストーリー。
アイドルグループ主演の作品と知り正直期待はしてなかったんだけど…、感想から書くと面白かった!やはり学生の恋愛作品は外さないな~と満足。
幼馴染みとして見てた子が意識した時には手遅れだったり、友達の関係性を壊してでも奪いたいという気持ちだったり、好きな子だから応援してあげたい気持ちだったりと色々な感情と見せるけど、結果みんないい奴!って感じで終始楽しめたし学生の頃の気持ちをちょっと思い出せて面白かった。
個人的にはギター&ボーカリストの太一の優しさが良かったな~、あと藤村小春ちゃんの可愛い顔とムチムチバディとムチムチバディが何か良かったね!(笑)
リップ、
バキバキ。良かった・・海での戯れ高校生前で。お祭りでかざ車は必ず回り出す。泉ちゃん「恋じゃなかった」それは無いよ。やはり駆け回るのかーい!
良かった所、最初に人物紹介が有った、呪いのキスの下り、後日談が無かった事、ミニスカ萌え〜。
青春キラキラムービーだけど、3人とも彼女にしたら大変な相手だと思った
2024.8.23 イオンシネマ京都桂川
2024年の日本映画(111分、G)
原作は水野美波の同名漫画(集英社)
四角関係+@を描く青春ラブコメ映画
監督は酒井麻衣
脚本は大北はるか
物語の舞台は、日本のどこかの海沿いの街(ロケ地は福岡県福岡市)
中学生の英二(大西流星)は幼馴染の泉(莉子)に恋心を抱いていたが、親友の直彦(窪塚愛流)に先を越されてしまっていた
泉は転勤族で、中学卒業を前にして、どこかに転校してしまう
それから2年後、高校に進学した英二と直彦は、変わらぬ日常を過ごしていたが、ある日、同級生の小春(齊藤なぎさ)が先輩のタカヒロ(小宮璃央)にフラれてしまう現場を目撃してしまう
直彦は彼女に優しさを投げかけ、それが小春のハートを射抜いてしまう
また、そこに泉が転校してきて、事態はさらにややこしくなってしまう
小春は泉がいるのにも関わらずアプローチをし始め、英二はそれを阻止するために、小春に付き合おうと言い出し始める
小春はその状況をも利用して直彦にアプローチを続けてしまい、さらにややこしい日常が続くことになってしまった
英二は図書委員だったがサボりがちで、同じ委員の瑞穂(志田彩良)から小言を言われてしまう
ある日、本の整理をしていた瑞穂が脚立から落ちそうになり、それを英二が助けたことによって、瑞穂の中で何かが始まってしまう
だが、英二の親友・太一(猪狩蒼弥)は瑞穂のことが大好きで、さらに関係はややこしくなってしまうのである
映画は、少女漫画原作で、六角関係のような複雑な恋模様が描かれていく
かなりキラキラ青春ムービーに寄せているので、中年目線だと眩しくて辛い
基本的にキャストのファンの若い女の子向けの映画なのだが、女優陣もみんな可愛いので男性客を惹きつける要素はあると思う
エンディングは主演のグループの楽曲だが、劇中歌の方が印象が強く、こちらの作詞は監督自身が行なっているのは驚きだった
区切りをつけることの難しさがあるのだが、劇中のキャラは恋愛依存症の如く、一つの恋愛が終わると、次の瞬間には次の恋愛が始まっていく
このあたりの節操のなさはアレだが、現代的な若者の恋愛事情なのか、願望込みなのかはわからない
ここまで身近すぎる中で恋模様が展開すると、現実だと大変だと思うものの、どのキャラも良い人なので関係性が崩れることはない
最もキラキラしているのは英二が木っ端微塵に泉にフラれるシーンなのだが、友情が先に芽生えてしまった者の末路のように思えた
翻訳するとかなりきつい内容になっているので、泉は見かけによらず残酷な女子だと思う
あざとさと天然の境目にいる存在だったが、彼女にしたら後々大変なのは、3人とも変わらないのかな、と感じた
いずれにせよ、若い人たちがキャッキャしているのを眺める映画なので、かなり居心地の悪い映画だった
初日でもあったので、周りはキャストのファンで埋め尽くされ、今時なギャルたちもたくさんいた
学園映画のセオリー通りにイベントで距離が縮まり、無きものが得ると言うわかりやすい内容になっていた
太一の想いが通じたのかはわからないが、瑞穂の満更でもない感じの顔を見れば可能性はゼロではないのかもしれない
特別扱いされることに慣れていない女子がどんな反応になるのかは未知数だが、英二に告ると言う段階でフラれることを許容しているので、太一に向き合うために区切りをつけたのかな、と感じた
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