劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全736件中、101~120件目を表示

1.0コンクラーベは根比べ。

2025年5月14日
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鑑賞方法:映画館
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SAKURAI

4.0なるほどね

2025年5月14日
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鑑賞方法:その他

笑える

興奮

驚く

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黙思亭不語

1.0高評価につられて。ミステリーとは感じなかった。

2025年5月13日
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斬新

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よも

4.5静謐で極上なエンターテイメント

2025年5月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

 ネタバレしないように書きますが、宗教をモチーフにした映画らしく、静謐な空気感の中で、主役のフローレンス枢機卿のため息にも似た呼吸音が響きつつ物語は進行します。

 法皇になりたい枢機卿たちのドロドロした争いもありながら、ストーリーはそれに汚されることなく力強く進みます。

 ローレンスの、迷いを帯びた表情と、法皇への野望が漏れ、でも結局最後の結末へと繋がる流れ。権力を志向して友人へ疑念を抱きながらも最後には聖職者らしい反省を見せるベリーニと、教会の清らかさが保たれるのも見どころです。

 いろんなシーンで、コンクラーベにおける奇跡が現れたような出来事が象徴的に描かれます。
 映像、音楽、そして俳優の演技、さらには脚本と、極めて高いレベルの芸術性が表現された良作です。

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ケンチ

4.5ドキッとするラストに勇気づけられた。

2025年5月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

久しぶりに自分の中の凝り固まった考え方をぶっ壊してくれたような映画。
それも長年の歴史あるカトリックという巨大宗教組織に対して、本来の人としての純粋な問題提起を表に出してくれたような。

人間の根源的な問いまで考えさせてくれたこの作品。重厚なのにミステリー的なエンタメの魅力もある。音楽も重厚でこの作品世界に合っていて素晴らしい。
個人的にショーン・コネリー主演の「薔薇の名前」を思い出した。あれも宗教の中で起こるミステリーで素晴らしい作品だった。

教皇選出を取り仕切る主人公。自分の中で正しく疑問に持つ事を解決しようと奮闘するにもかかわらず、二の矢、三の矢と問題が生じてうまく行かない教皇選び。自分の弱い心をついてくる逃げの考え。それを啓示するように起こるある出来事。
でも、その問題を真摯に取り組み、悩み、もがく先に思いがけない奇跡のような展開になり、最終的な答えにたどりつく。
その流れ方がむりやりではなく、ちゃんと納得するストーリーの流れだったのがとても真に迫りました。又、自然で、素直で、素朴な考え方に好感と共感が持てました。

そして女性の立場を象徴するカメラワークも。
あのラストの問題提起も思いがけない、現代社会において大きな意義があると思う。
まさに革新的。

2000円払って惜しくない作品だった。
神はやはりいると思う。

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マルマル

4.5名前と顔が一致するのに時間がかかる

2025年5月13日
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けど良かったです。
“Certainty”は有害で、”Doubt”を持ち続けることが重要、という言葉が心に残った。

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Assane

4.5画、演出、テーマ、物語、全部良し

2025年5月12日
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鑑賞方法:映画館

ミステリとして極上なのは、様々に語られてる通り
なので他の部分を…

・画造りがとても綺麗
石造りの白、枢機卿の赤、シスターの青
引きの画で群像を撮っている所は、何処も計算された美しさで綺麗
パンフでイザベラ・ロッセリーニが語る監督の描き方を読んで納得
特に美しかったのは、亡くなった教皇の部屋を赤いリボンと封蝋で閉じるシーン、後に開けるシーン
特に開けるシーンは息を呑む美しさと印象深さ
あと、後半システィーナ礼拝堂を見舞う重要な出来事のシーン
劇場で観て良かった!

・演出がシーン毎に印象的
美しい画を動かす演出もまた良くて
枢機卿の赤とシスターの青が交差する様
教皇の部屋の封蝋を開けた時の、音楽とリボンがハラリと落ちる様
思わぬトラブルでもしかして手に入ったかも知れない物が、手から零れ落ちてしまった瞬間…
その度に息を呑み、手を組んで祈り、こめかみ抑えて苦笑いをし…
鑑賞中ずっと、まんまと演出にノせられていた気がします

・宗教者の選挙で宗教だけじゃないテーマが盛りだくさん
ジェンダー、人種、土地を巡る紛争…
選挙を通じて、今を取り巻く様々なテーマが描かれていて、「今」観て良かったと思いました

現実のコンクラーベ効果で、上映回数増えたおかげで見る事が出来ました
気になってる方は、「今」配信待たずに劇場でウォッチを〜

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みみ

4.0コンクラーベが理解できた

2025年5月12日
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興奮

知的

驚く

前から気になってたけれどタイムリーだと思って鑑賞。コンクラーベの仕組みがわかりました。教皇も人間。金欲陰謀渦巻く選挙は思いがけない結末に。途中ハラハラする場面もあり、飽きさせない。面白かった。

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こますず

4.0タイムリーな映画でエンタメ性高し

2025年5月12日
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知的

おそらく多くの方が同じ感想を持ったと思いますが、何しろタイムリーな映画ですね。

フランシスコ教皇が亡くなって、先日コングラーベの結果、ルイ14世が誕生されると言った中、この映画がこの時期に上映されると言うのは単なる偶然なのでしょうか?

完全に情報をシャットアウトして、極めてクローズドな世界の中で、新たな教皇を選出すると言う、ある意味とても古めかしいやり方がずっと続いていることにも驚きを禁じえません。

この映画の中では、当然エンタメ性を考慮して、現実ではありえないような様々なドラマが織り入られるわけですが、全編を通して、神に使えし枢機卿たちの人間性のようなものを感じ取れることができます。

ここはさすがにカトリック教徒の中でも真に選ばれし者たちの集いが故、そこまで破綻することなく安心して見られることができる映画でした。心の安堵感はキープされ続けます。

願わくば、ルイ14世が宗教的な対立を少しでも和らげ、世界平和に貢献されることを祈りたいと思います。

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t.kokubun

4.0興味深い。

2025年5月12日
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選挙という一大プロジェクトを無事に完結させるためのプロジェクトマネージャー奮闘記といったところでしょうか。
映像、人物描写ともにとても興味深かったです。

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オート

5.0まぁ「禁断の根比べ」ダネ

2025年5月12日
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マサシ

3.0コンクラーベが話題になったんで

2025年5月12日
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単純

勉強にと鑑賞。どんなことやってるのかはわかった。あとは教会であっても人の本質は変わらないってのがわかった。組織ってメリット、デメリットがあって、慣習とかルールとか伝統とか、デメリットとして働くことが多いんだろうなって感じた映画でした。あと人種とか性別とかについての考え方が、みんなオッサンの考えだなと。

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ひろ

4.0自分の不勉強が憎い

2025年5月12日
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鑑賞方法:映画館

アフガニスタンから、カブールから来た新しい枢機卿。不勉強な私はその意味するものが分からない。キリスト教徒ではないので教皇の世界的な立ち位置が実感できない。

それが分かればもっともっとこの映画が面白く、興味深くなるのに…ああ悔しい。

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豆之介

5.0ストーリーが良ければ映画は面白い

2025年5月11日
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知的

難しい

ほとんどの出演者が老人で、派手なシーンもほとんどなし。それなのに最後まで飽きない。
ストーリーが良ければ映画は面白くなる。

ローマ教皇という宗教界の指導者を選ぶ選挙だから清廉潔白かというと、そんなことはなく、駆け引きや足の引っ張り合いがある。候補者にも葛藤がある。
完璧な人間なんていない、でも少しでも良くなることを信じて人類は進んでいく、が、この映画の本当のテーマかもしれない。

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flyinganywhere

4.0日本人だから冷静に見ていられるのか

2025年5月11日
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知的

驚く

斬新

観たいみたいと思いながら、見るタイミングを逸してしまった...
と思っていたら現実の世界での出来事があったせいが、イオンシネマでも上映が始まり見ることができました。

この映画を敬虔なカトリック信者たちが見るのかどうかはわかりませんが、見たとしたらはたして受け入れられるのでしょうか。
日本人だからラストシーンも本当のラストシーンも感動の中で受け入れられたのか?
カトリックを信仰していたらとんでもないことなのかもしれない。

この映画を作ろうとした人たちに敬意を示します。

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ジミー

5.0正に根比べ

2025年5月11日
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興奮

知的

長くプロテスタント教育を受けてきたので、キリスト教や礼拝というものに対しては、造詣が深いというか違和感をあまり感じません。そんな中でも、世界で勃発する宗教戦争に、信仰を持つことは幸せなのか? 宗教は平和と対極にあるのではと感じ、大人になってからは無宗教。
そんな中で見た本映画は、素晴らしいエンタテインメントの中で、信仰とは? を正面から問う映画でした。

映画としても素晴らしく、誰が選ばれるのか、誰が秘密を持っているのかというサスペンス要素や、それぞれ秘密を抱える曲者揃いの枢機卿たちの駆け引き(俳優陣が素晴らしい!)、人間性が見えてくるドラマ展開に引き込まれます。また、実際の教皇崩御礼拝で見られたような荘厳な式典や建物、衣装、光の使い方など、映像も素晴らしい。それにしても100人以上いる枢機卿が、老いた男性ばかりというのが、なんとも歴史的というか、今では疑問を感じる光景なのだが、選挙とか会社の役員会でもまだまだこの光景です。

ラスト、全ての伏線を回収する思いもよらない結末に、そう来たか! と唸りました。

それにしても物凄いタイムリーな上映。予約開始直後に予約したので良い席でしたが、土日は夜の回を除き、全回満員状態です。

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くまくま

5.0現実がフィクションを追いかけてきた

2025年5月11日
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公開中にリアルで教皇選挙が始まってしまい、なんともタイムリーになってしまった本作。
教皇の急死から、閉鎖された空間で行われる教皇選挙(コンクラーベ)の内実を描く政争サスペンス。
いや、本当に政争サスペンスの味なんですよ、本作。神聖な感じじゃなくて。
最初は「枢機卿やめたい(´・ω・`)」としょぼくれてた爺さんだったローレンスが次第に野心を覗かせてくるところはゾクっとしました。
最終的に誰が選ばれたかは、ぜひ映画を観ていただくとして、泥沼の政争から「ああ、なるほど彼が選ばれたか」と妙に腹落ちする展開は「神はまだ愚かな人類を見捨てていないのかもしれない」と思わせた。
教皇選挙では「声なき脇役」であるシスターたちにもぜひ注目を。

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sawanoji

3.0政治ゲームはいつもどこでも似た様相を呈す

2025年5月11日
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笑える

興奮

知的

 LGBTQをテーマに含んでいると聞いていたし、フランシスコ前教皇の死去について予言的でもあり、今観るべきかと河原町MOVIXへと足を運びました。
 教皇の死により使徒座空位(セーデ・ヴァカンテ)となり、全世界の枢機卿が収集され、教皇選挙(コンクラーベ)が実施される。選挙が終わるまでは枢機卿たちは俗世から隔離される。閉じられた世界で次なる教皇の有力候補たちを中心に、日本の政治家よろしく根回し・買収・スキャンダル暴きを始める…
 しかし結局、チェスをやれば8手先を読む前教皇の手のひらの上!だったというわけです。前教皇はジョシュア・アデイエミ枢機卿の過去の女性関係を暴き、明るみになるようシスティーナ礼拝堂に連れてきた。これをまた有力候補であるジョー・トランブレ枢機卿に指示し、無自覚なまま蹴落とし行為に加担させた。秘密裏に任命していたヴィンセント・ベニテス枢機卿の秘密も知っていたに違いない。そしてクソ真面目で忠誠心のあるヴォルデモート枢機卿に、じゃなくてローレンス枢機卿にコンクラーベを執り行わせた。
 ベニテス枢機卿の教皇の器に相応しい人格と、インターセックスである体の特徴。彼はいずれ、その特徴を世間に公表するだろう。女性は聖職者にはなれないカトリック教会の教皇たる人物には子宮と卵巣がある。教会は大きく揺れ動き、痛み苦しみ、先へ進んでいくだろう。それこそが改革派だと言われた前教皇の狙いだったのでしょう。目指すのは前進する教会である、とベニテス枢機卿は語った。100人を超える枢機卿も、自ずと誰が教皇に相応しいのかを悟り、選挙は終了、システィーナ礼拝堂の煙突からは白い煙が上がる。

 まあ、コメディ映画ですよね。13億人の信徒の最高指導者の決め方が、こんな前教皇の独断と策略で動かされてちゃ話になりません。選挙が長引いて疲れてきて、なんか世間が荒れているらしいし早く自国に帰りたい。そんな時になんかちょっといいこと言ったやつに教皇の立場を押し付けて終了、みたいな。
 ん、でもそんなもんなのかなあ。影響力の絶大な組織上層部の人間が、素晴らしい能力と人間性を備えているのだろうか。それは願望に過ぎないのか。アメリカ政府のイエメン空爆情報流出なんか見てると、適当な素人集団が世界を動かしているような気もしてくる。
 勢いでこないだ会ったばかりのベニテス枢機卿を教皇に選出し、あと1時間で世界で最も有名な人間になるんだという段階で秘密を明かされるヴォルデモート、じゃなくてローレンス枢機卿。どうすんねん、うーん、あー、お、おう、あー… くらいで映画が終わった。
 …カトリック教会に対するネガキャンだったのか?この映画は。

 だが現実の枢機卿たちは、先の教皇選挙の予習のために本映画を鑑賞していたそう。日本人枢機卿の前田万葉氏もそうらしい。たとえネガキャンだったとしてもそうじゃなくても、フィクションはフィクション。現実の枢機卿たちは気にも留めてなさそう。一度演説とか説教?とか聞いてみたいものです。

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とびこがれ

4.0タブーの本丸に切り込む

2025年5月11日
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知的

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REX

3.5まあまあかな。渋い映画でした。

2025年5月11日
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ローマ法王が無くなった後の、次を決める教皇選挙がテーマの映画で、凄くタイムリーな映画なので見に行きました。ミニシアター系の映画でした。
会社の社内政治を見ているようで、何だか既視感がありましたよ。でも、思うのは人間て自分の利益を最優先するように出来ている生き物だ。性悪説、性善説とかあるけど、性欲説が正しいのだろうな。自分の利益を最大化するのが人間。

でも、皆がみんな教皇になりたいわけではないだろう。会社員してる人が、みんな社長になりたいですか?マネジメント職に上がって、技術と距離を取りたいですか?必ずしもみんなそうではないように思うよ。まいいけどね。

あとは、、、結構役者さんがラテン語ペラペラなのが良かった。最初はイタリア語と思っていましたが。まあ、方言レベルの違いなのかもしれませんが。

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スティックロール
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