劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全650件中、61~80件目を表示

2.5皇帝

2025年5月6日
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難しい

選択ミスでした 内容もイマイチかなl

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おいちゃん

4.0野心とは、聖職を蝕む力

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞後、本当のコンクラーベが行われることになって戸惑った。この映画の世界がこれから始まることに、不謹慎ながら興味がわいた。
汚れのない候補者などいない選挙。聖職者が集まりながらも、そこで行われる政治的駆け引き。陰謀、偽善、中傷、欲望、、、。やはりそこは人間が生きる世界なのだな。
その気がないのに勘ぐられ、祭り上げられそうにりながらも、おそらく物事の行く末は無難は結末へと落ち着くのであろうと思われた先にたどり着くどんでん返しのような驚き。昨今の"多様性"という括りでは処理しきれないような、どこか闇をも含む結末。キリスト教社会で育っていないので、おそらくいろんなメッセージは見落としているのだろうが、それでも十分興奮できた。

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栗太郎

3.58手先を読む教皇〜多様性の時代の宗教

2025年5月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

2024(日本は2025)年公開、アメリカ・イギリス映画。

【監督】:エドワード・ベルガー
【脚本】:ピーター・ストローハン
【原作】:ロバート・ハリス〜『教皇選挙』

主な配役

【ローレンス枢機卿】:レイフ・ファインズ
【ベリーニ枢機卿】:スタンリー・トゥッチ
【トランブレ枢機卿】:ジョン・リスゴー
【ベニテス枢機卿】:カルロス・ディエス
【アデイエミ枢機卿】:ルシアン・ムサマティ

アカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

1.聖職者も人

コンクラーベのために世界各地から枢機卿がバチカンに集う。
喫煙者も多く、吸い殻が地面に放置されている。
ピンク色(だったと思う)の派手なケースに入れたスマホをいじる枢機卿もいる。
世俗にどっぷり染まった聖職者を表現している。

立原正秋の小説に出てきそうな連中だ。

教皇になるための多数派工作も、実に生々しい。

2.多様性とカソリック

同性愛、中絶などに厳しい姿勢なのがカソリックであり、保守ど真ん中のイメージを持っていたが、
近年は変化しているようだ。
この映画を観て学んだ。

3.8手先を読む前教皇

チェスを趣味としていたらしい前教皇。
先を読んだ仕掛けを多数残していた。

4.キャスティングとストーリー

権謀術数うずまくコンクラーベ。
シスターアグネス含め、主要な枢機卿たちのキャスティングが素晴らしい。

本作がどれほど原作に忠実かは分からないが、
◆教皇候補者の足の引っ張り合い
◆異教徒のテロ
◆多様性への対応
◆栄達欲
をうまく散りばめ130分に納めた。

教皇になったら「ヨハネ」を名乗る、と宣言したシーンは人間そのものだった。
素晴らしいワンシーン。

5.まとめ

よく出来た映画。
だが、見終えた後、スッキリしたり、
元気になったりすることはない。
☆3.5

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Haihai

4.0ローマ教皇といえど

2025年5月6日
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人間…枢機卿なら、なおさら。

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トッキー

5.0字幕だったこともあり、だれがだれなのかを認識できるまで、もたついた...

2025年5月6日
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知的

難しい

字幕だったこともあり、だれがだれなのかを認識できるまで、もたついた。それでも、冒頭から興味深く見られた。色彩が美しい
公式サイトのネタバレを読んだので、それを踏まえてもう一度見たい

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業

4.5寛容の正しさを“確信”するという不寛容

2025年5月6日
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正直、この映画が終始一貫して主張する多様性だの寛容さだのは、実際に政治的文脈で昨今主張する人々が徹底して無視する巨大な矛盾から全く不自由で、正直失笑モノだと思ってます。
多様性を主張するほどに「多様性こそ唯一絶対の正義である」という画一的な思想が強要されるし、寛容さを声高に主張する人ほど「不寛容な(と自らが思う)主張に対しては驚くほど寛容でない」矛盾に無自覚だったりする。
平和平和と無闇に連呼する人に限って、自らの主張を通さんとする時には、平気で暴力的手段へ訴えるのに似た、なんとも堂々たる自己矛盾。
要するに自分とお仲間達だけを一段上に置いて、下へ向けて垂れる寝言に過ぎないと思っちゃうんですよね、ぶっちゃけ。

ただ、まあそれは別にいい。
映画なんだから。ハリウッドのおハイソな人達は変わらないなぁって思うだけ。

とにかく、この映画は「高級と娯楽」を両立した素晴らしい映画だった。
相変わらず主にテレビ屋さんの支配する日本の映画に置き換えては絶対に考えられない、画面の高齢化。男たちの顔面に刻まれた深い皺が画面を埋め尽くすシルバー映画!
だが、なんと贅沢で豊かな絵面だろうと思った。
まあ世界最高位の聖職者たち(腹の中がどれだけ黒くても!)が一堂に会するイベントを描く訳だから、建物も衣装もやっぱり尋常じゃなく美しい訳で。
音楽も主張し過ぎず、むしろ登場人物達の履く(おそらくとんでもなく高級な?)靴が磨き上げられた教会の床を鳴らすコツコツという音が非常に印象的だった。

で、その道具立てを使って繰り広げられるドロッドロの政治劇。主役のローレンス枢機卿の、生真面目な調停者でありながら、誰を通したいという明確な意思を持ちつつ、しかしできるだけ公正でありたい...という揺れるキャラクターがいい。
それぞれの有力な枢機卿達のキャラクターも良く立ってるし、名探偵の助手君がまた絶妙なテンポで新情報を耳打ちしてくれるもんだから飽きる暇もない!
「俺は今映画を観てるんだ〜」という気分に毎秒浸れる重厚なルック(昨今貴重!)で面白い事をドゥンドゥンやってくれるんだから最高に決まってる。
何気にさりげなくディテールの細かい描写で、どこまでがホントなのかは知らないけど(パンフ売り切れの為...)、カトリック総本山での高位聖職者の生活や、勿論コンクラーヴェの進め方もヘェーと興味満点で楽しめる。

残念なのはオチかなぁ。まぁこれがやりたかったんだろうなとは思うけど、正直「ふむ。で、だから何?」感が否めなかった。蛇足だったんじゃないかなぁ。主張としてはともかく映画としては。
あんなんを最後のドンデン返しにするぐらいなら「犯人はヤス」オチで良かったんじゃないか。(ぶっちゃけ少し疑ってた。お話に奉仕して便利使いされ過ぎだし。)

マジメな話、密室での宣誓の場面をカットして誰が選ばれたか(まああの時点では大体読めてるけど)をぼやかしたまま進めて、最後にバルコニーから広場の信徒達に向けて、新教皇が一席ぶつ、というラストならもうちょい茶番感も薄れて普通に感動できたと思うな。

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不敗の魔術師

2.5実際の選挙は5月7日

2025年5月6日
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教皇聖下が先月亡くなり明日からコンクラーベが始まる。そんな中、一昨日に観てきました。

正直、前半は眠かった。終盤に大きく展開するための下地作りのための退屈な時間が長かった。流れとしてはだいたい予想通り。
そしてクライマックス。なるほどそう展開するのか。結果としては驚きの展開を見せる。

作家はクライマックスを着想し、そこに向かう辻褄を積み上げて行ったのかな。落とし所としては面白かった。
そのストーリーが乗っかる背景、衣装、音楽は良かった。強い印書は衣装、これがショボいと説得力に関わることもわかってたのだろう。

全体としてはもう少しってとこかな。

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mrkc7

5.0ネタバレ厳禁

2025年5月6日
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怖い

興奮

知的

面白そうだったけどとりあえずスルーしていた。けど、実際にコンクラーベがとなったので鑑賞。
他に同じこと考える人が多く、田舎の映画館が2/3くらい埋まっててびっくり。

確かに脚本賞。
面白い展開のまま、最後はハッ!っとしてびっくり。声出そうだった。
良い映画。

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だるまん

3.0坊主巡り

2025年5月5日
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この映画が制作されていた時には想定だにしていなかったはずだが、先月のフランシスコ教皇の死によってにわかにコンテンポラリーな話題となった本作。いわんや原作は2016年に書かれているので、当時は教皇が積極的に世界各国を歴訪していた最中だった。
実際の教皇選挙がこの映画で描かれたような権謀術数渦巻くものなのかは定かでないが、重厚な語り口と出演者たちの入魂の演技によって、見ごたえのある作品となった。
レイフ・ファインズも還暦を過ぎたが、相変わらずいい役者だと感心する。「シンドラーのリスト」で善人を演じた人は今やすっかりアクション俳優のイメージになったが、片や悪人役だったファインズは芸歴を積み重ねて名優の名にふさわしい存在となった。数々の出演作を見てきて、(シアターライヴで見た「人と超人」も渋かったが)何と言っても「レッド・ドラゴン」のダラハイド役が強烈な印象を残す。
「薔薇の名前」と違って、殺人などの血なまぐさい事件は特に起こらないが、投票の経過そのものが十分スリリングだ。ロマン・ポランスキーの映画の脚本や原作にもクレジットされているロバート・ハリスは基本的にミステリー寄りの人らしく、本作でもいくつかのツイストを効かせているが、finishing strokeはもっとインパクトが欲しかったところ。
煙突から出る黒い煙と白い煙。白い煙を見せなかったのはなぜ?当たり前のように黒澤明の「天国と地獄」の赤い煙も思い出した。

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梨剥く侍

4.0旧教皇は八手先を読む

2025年5月5日
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まこ

5.0開けてビックリ教皇候補不祥事ビックリ箱

2025年5月5日
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泣ける

悲しい

驚く

お前らどんだけ秘密隠してんね!?
俺は教皇になる気はねーし選挙の会場管理に忙しいのに直ぐ終わるはずの選挙が不祥事発覚でドンドン長引いちゃうの。
見るからに地雷な保守派の枢機卿を教皇にしない為に選挙を取り仕切るローレンス枢機卿が今日も右往左往する。
冒頭の演説「寛容」と「多様性」の大変さを身を持って視聴者に示すローレンス枢機卿に合掌(宗教上の所作で正しいのか知らん)。
連休が終わりにやってくる5月病の憂鬱も吹き飛ぶ新感覚お仕事映画。

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雑で薄い感想語り

4.0面白くみれました。

2025年5月5日
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時節柄、コンクラーベとはどういうものか気になってみました。
それそのものの解説はなくて、淡々と進む感じ。
まあこういう陰謀みたいな世界なんだろうね。
面白くみれました。

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khapphom

4.0天井の穴から風がそよぐ

Kさん
2025年5月5日
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多くの人がすでに書いているようにとても映画らしい波乱のドラマであり、よく練られた物語展開を楽しむことができる。ただそれだけでなく、押しつけがましくない程度に考える余地が残されているのが映画として上質だと思う。
教会には厳格な作法やルールがあり、違反があれば罰せられる横で、都合よく破られ変えられたりもする。荘厳に設えられた封印をパキッと割ってしまうシーンには可笑しみすら感じる。でも裏を返せばそれが赦されるならあれも赦されるだろうと希望的に思わせている。当初あれほど気を配っていた厳重な隔離であるのに、聖堂の天井にぽっかりと空いた穴になすすべなく、そこから風がそよぐのはとても象徴的で心に刻まれる。

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K

3.5美術と撮影が素晴らしい。すべてのショットが絵画のようでうっとり。 ...

2025年5月5日
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興奮

驚く

美術と撮影が素晴らしい。すべてのショットが絵画のようでうっとり。
ただ、とってつけたような結末と、ダイナミックレンジが異常に狭い音響がイマイチ。

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エリセ

3.5歴史と伝統は無意味なのか

2025年5月5日
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難しい

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Immanuel

2.5眠てえ作品でした

2025年5月4日
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柄にもなく観てきました
眠てえ作品でした

なんだテメェら選挙なんかやめちまえ、
ぐらいにはムカついてました🤣

ラストのアレ、
性的アイデンティティの問題をこういう作品で描いてくるのはズルイと思ったな

あちこち高評価いただこうと
あざとく撮った感がスゲエ

そう評価いただいちゃうほどのものかな

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Sue Cat Boy

3.5宗教に興味がなくても、ミステリー映画として楽しめる

2025年5月4日
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知的

驚く

フランシス教皇の死去に伴うコンクラーベが迫っていることも影響しているのか口コミか、田舎のシネコンでも上映が始まったので観てきました。連休中ということもあるでしょうが、お客さんもまあまあ多かったですね。

100人以上の年寄りの男性が集まって(女性は蚊帳の外!)、密室で3分の2以上の得票者が集まるまで日を改めて選挙を続けるという、画面から加齢臭が漂ってきそうな感じなのですが、票を集める駆け引きや陰謀がうごめき、宗教に興味がなくてもミステリー作品として楽しめます。
前評判が非常によいので、期待しすぎる悪い癖が出たので、思ったほどではなかったので、採点は厳しめです。

レイフ・ファインズも歳を取ったなぁと思ってみていましたが、今調べたら62歳だったので、老けメイクだったのかな…

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矢吹 貴

3.0眠みに負けました

2025年5月4日
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単純

難しい

話題作ということで前情報を全く入れずに見に行きました。これが失敗。せめて公式Webサイトの人物相関図を最初に見ておいたほうがよかったかもしれません。

主要人物は6人ぐらいなんだけど、同じ服を着た同じぐらいのおじさんがたくさん出てきて、誰が誰だかわからず、話も見えず、前半はところどころ眠気に負けてしまったところが...。

後半も、陰謀は渦巻いているものの「極上のミステリー」という割には話も一本調子で、最後に「えー?」と驚くべきところも、昨今の風潮からどうせそんなこったろうと思ったよ、みたいに自分には意外性がなくて響きませんでした。

日曜日の昼間の上映で劇場は満席でした。

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jfs2019

4.0ああ…なるほどそうきたか!

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

最後にどんでん返しがあるとの情報を持っての鑑賞。

おお!そうきましたか。
今の時代らしいね。

皇帝選挙は、ホント権力欲のためのいろいろ、ドロドロ
だけど、そこは想定の範囲。
途中、ちょっと眠気も💦

だけど賞を取るに相応しい作品ですね。

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ぷぷぷ

3.5まさにタイムリー

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

2025年5月7日からコンクラーベが始まるらしいことで、そんなタイミングで鑑賞できてよかったです。
正直知らないことばかりで、他の方が言う、次々に色んな事が起る極上のミステリーって感じはしませんでした。作品の素晴らしさは理解できるものの、私自身の無知さからか何が起こっても「そういうものなんだ、、」と受け入れてしまい、あまりミステリーを見ているようには感じませんでした。
オチもカトリック教界隈ではとんでもない事なのかもしれませんが、「なるほど、そうなのか、、」と思って見てしまいました。よかっただけに、演出もそういうことならもう少し上手い見せ方もあったんじゃ?と思ってしまいました。
しかし、バチカンの歴史に裏打ちされた厳かな雰囲気や、衣装、なによりレイフ・ファインズの演技は素晴らしくオスカーでもよかったと思いました。(シャラメもよかったですけど。)

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マクラビン
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