劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全738件中、41~60件目を表示

4.5人は死なないサスペンス

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

殺人はなし、怖い物も出てこないし、誰も走らないし。宗教という装飾を取り払うならば、イケオジが右往左往する話なのだけど、目が離せない。それだけで面白い。そこにコンクラーベという秘密会議の装飾を加えるから輪をかけて面白い。

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定点カメラ

5.0亀とは

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

公式サイトに亀の解説が詳しく載っていたけど、私は別の印象を受けた。
 亀はキリスト教における「蛇」の暗喩では?
 亀は蛇ほど人を堕落させないけど、ゆっくりと人を堕とす。
 新教皇の秘密を知った主人公は、それをうまく使えば、選挙はやり直しになり、自分が後釜になれるのではと考えたとする。
 中庭の池に亀を逃がしたあと、幻の歓声が聞こえたのは、新教皇ヨハネになった自分を夢想したからではないでしょうか?

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ろぎ

4.0聖人も俗人

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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スコア105

4.0面白いのか?

2025年5月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドキドキ

数日間で巻き起こる人間模様。
上を目指す人に、
聖人君子はいないのですかね?
現実のコンクラーベでは
どこまで泥臭いのか、
知りたいところです。

日本の由緒あるお寺の総本山でも
色々とあるのでしょうかね。

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Jsan

5.0興味本位で鑑賞

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

驚く

斬新

映画「天使と悪魔」で知ったくらいしか知識がないなか、最近行われたコンクラーベがどんなふうなのか知りたくて鑑賞。

限られた場所でのシーンなはずなのに、退屈させない話の内容。枢機卿も人なんだと思えるスキャンダル。

驚愕のラストは思わず次回作(選ばれた教皇がどんな感じで世界と歩むのか)を期待してしまうそんな作品でした

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少し映画を観る程度

4.5「誰」と戦うのか

2025年5月29日
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マスゾー

4.0映画館で観るべき作品

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

そもそもローマ法王という存在にとても興味がなく知識もゼロ。そんな私があらすじも読まずにアカデミー賞ノミネート、脚色受賞ということだけで興味半分で観に行ってきた。

遅刻してしまったため私が鑑賞し始めたところはちょうどタイトルが浮き上がったところから。
タイトルは私の好きなレタリング。
そしてガヤの音がめちゃくちゃいい。

タイトルのConclaveもお恥ずかしながら初めて聞いたし、知った。ラテン語でCum(一緒に) clavis(鍵)を組み合わせて鍵と一緒に(意訳:秘密の部屋、密室)という意味だそう。

この作品は映画館で観る作品だった。
音響がとにかくいいし、単色の色合い、フィルターをかけたであろう映像。
弦楽器を主としたオーケストラがとにかくかっこよすぎたし、映画を引き立てていた。
カメラワークもとてもよく、個人的に引の映像がそのシーン独自の雰囲気を表現している様で好きでした。

正直ストーリーはほぼ会話で眠たくなる。なんならおじさん達の醜い争いもういいですと思うぐらい会話。
私自身、権力や地位に全く興味がないからその辺りは共感できずでしたが、自分じゃなくて今の日本…いや世界の政治はどうだろうと当てはめた瞬間、これって物凄く大事な選挙じゃない?と思い始めた。
むしろやっていることが日本の政治家やこの前のアメリカ大統領選と変わらないのではと。
有権者って本当に大事で、この映画こそ7月に選挙を控えている我々が観る映画なのではと思った。

また醜い争いだけでなく、最後の展開にはびっくりさせられた。
なんなら客席からも「え、○○...?」と声が漏れてる人がいた。
オチの持っていき方はノミネート作品の中では1番良かったかも。

前情報としては名前だけ覚えておくといいかもしれない。いろんな名前が出てくるのと、下の名前で読んだり苗字で呼んだりするから、えっとどなたでしたっけってなりました。

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Erina

3.5"確信"に執着せずに、疑問を持ち続けること

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

先日、コンクラーベが有ったので、この映画を観る良いタイミングだと思い、本作を観ました。
事前予習は不要で。サスペンス映画だと思って鑑賞すれば、楽しめます。

前半は退屈に進みますが、少しずつ伏線が張られながら、最後のどんでん返しに向けて、
中盤から展開が強まり、とても良いテンポで話が進みました。

枢機卿が集まると、どうしても同じ文化・言語同士がまとまるようですが、
最初ラテン語を話していた コンクラーベの取りまとめ役である主人公は、言語を米語に換えます。
これは、米国人枢機卿への支持を、みんなに訴えているのですが、この演出はニクイ!

ハリソンフォード似の主人公は議長の様なまとめ役なのだが、
その本人が教皇候補者のひとりであり、投票する側でもある状態は、いかがなものか?! と思うが、
これは、実ルールなので、文句は言えない。

5回目の選挙の結果が、提示されなかった。

投票後に、紙を燃やす過程を 映画の中で、見れて良かったが、紙を燃やすだけならば。。。
せいぜい 中世後半位 からの短い伝統でもある事も想像がついた。

教皇名”インノケンティウス (Innocentius)”は「無害」と言う意味だが、
過去にはインノケンティウス3世が、フランス、英国、神聖ローマ帝国国王を破門にするほど強硬な"原理主義指導者"だった。
ヨハネは。イエスの12弟子の中で最も愛された人で、"普通の保守派"のクリスチャンネーム
クリスチャンネームこそが、それぞれが目指す姿勢を示しています。

男が女よりも優れているのではなく
男女には秘密の関係が存在し、それは過去にもさかのぼる ということがあるから、重要なポジションには、1つの性に厳正している という1面もあると思います。

この映画を観たら、同じようなノリの邦画「12人のやさしい日本人(1990年)」を??見る事を勧めます。

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YAS!

5.0カリカルチュア化はされているが問題点は挙げられている

2025年5月28日
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泣ける

知的

ドキドキ

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ジュスト

3.0ボスへの道。。

2025年5月28日
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田中スミゑ 90歳

4.5観てよかった

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

ドキドキ

ワイワイおもしろおかしく観る内容ではないのはそうだけどテンポよく内容も深いのであっという間でした。
俳優の演技力の高さ。表情の深さですね。締めも想像を超えてくれて久しぶりになるほどそれでそうなのかとうなされた笑 登場人物はそれなりにたくさんいるので顔がわからず最初のほうは頭で整理するのが大変だったくらい。とてもおもしろかった。

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まえひろ

4.0バチカンの隔離された密室で展開する極上の政治サスペンス劇。

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

ゴールデンウィーク直前、平日の昼間だというのに劇場は満員だった。つい3〜4日前に教皇フランシスコの訃報が届いたことが影響しているのだろうか。
現実世界でも2013年以来のコンクラーベが行われることになるのだ。

教皇の急死の報を受け、世界中から枢機卿たちが「聖マルタの家」にやってくる。
首席枢機卿のローレンス(レイフ・ファインズ)は教皇の死に目に会えず、最後に教皇と言葉を交わしたのはトランブレ枢機卿(ジョン・リスゴー)だった。
ローレンスは次期教皇を選出するための選挙の準備に取り掛かるのだが、トランブレに対してある疑念を抱いていた…。

枢機卿は、教皇が任命した教皇に次ぐ権威の聖職者で、世界中で100人を超える枢機卿たちがそれぞれ担当教区を受け持って任務に就いているようだ。
次期教皇はこの枢機卿たちの互選によって決められる。
この映画では次期教皇の有力候補が数名存在するが、どうやら立候補や推薦はないらしい。選挙は枢機卿たちの自由投票で行われ、2/3以上の票を得た者が教皇となる。
2/3以上の得票者が出るまで投票が繰り返されるのだが、得票数上位者での決選投票という方式ではないから、場合によっては長くなる。
投票は午前と午後の2回しか行われないので次回投票までにそれなりに時間が空くから、その間に投票権者同士の会話もあれば、期間中は外界から隔離されているとはいえ職員との接触はあるので、何らかの情報がもたらされることもあり得る。そうなると、何度目かの投票で潮目が大きく変わったり、予想外のダークホースが現れることも起こり得るのではないか…というところに着目した(と、思われる)物語。

トランブレを初めとする次期教皇候補たちにはそれぞれに秘密があり、それらが次々に暴かれていくというサスペンスが密室選挙を背景に展開していく。
各人各様の秘密はカトリックへのアンチテーゼと読めなくもないが、あくまでフィクションのエンターテイメントを楽しみたい。
主人公のローレンスがいわゆる探偵役なのだが、そのローレンス自身は教皇になりたいとは思っていない素振りで、この選挙を滞りなく終わらせることに注力する姿勢を示す。
たがその実、彼こそが教皇の座を虎視眈々と狙っているのではないかと私には感じられた。そこがこのサスペンスの巧妙なところかもしれない。

ローレンスが探るでもなく見つけていく各種の証拠は、前教皇が計算ずくで仕掛けておいたようにも思える。それに操られるようにローレンスは捜査させられていたのかもしれない。ローレンスをこの選挙を主導する立場の首席枢機卿に指名したのも前教皇なのだから。
そして、本当は自分が次期教皇にふさわしいと心の底では思っていた(だろう)ローレンスのその道を閉ざしたのも、前教皇の計算だったと考えると面白い。
ローレンスはインターセックスを罪だと考えていたように保守的な面を持っており、前教皇は彼を人物として評価しつつも自身の革新的な思想との隔たりを感じていたのではないだろうか。
そうなると、シスター・アグネス(イザベラ・ロッセリーニ)もその協力者だったに違いない。

映画の冒頭から、カメラはしばしばローレンスの後ろ姿(背中・後頭部)を追う。
そして、台詞がない場面でローレンスの鼻の呼吸音と、赤基調の大仰な祭服の衣擦れ音を必要以上に拾っている。
苦悩するローレンス、思考を巡らすローレンス、行動するローレンスを密着して見せるこの手法が意味深長で、彼の怪しさを示しているように私は感じた。

システィーナ礼拝堂とマルタの家はチネチッタに建てたセットだとのこと。
教皇の居室があり、バチカンに滞在する枢機卿たちの宿泊所にもなるマルタの家の内部は、実際はどうなのか知らないが、現代の技術でセキュリティが施されている様子。教皇の死後にその居室が封印されるのは事実らしい。

映画の結末はある種どんでん返しだと言える。
そもそもローレンスは信仰に迷いを感じていた。そんな彼に、前教皇は強烈なメッセージを送ったともとれる。

どうやら、枢機卿たちが「教皇になりたい」と口にすることはないらしく、誰を次期教皇に推すかという話を互いにするだけだとか。そんな枢機卿たちの話題の中で有力候補が浮かび上がってくるのだろう。
でも、ちゃんと自分の教皇名は決めているという。だから、選ばれれば直ぐに教皇名が決まるのだ。

以下、2025/5/10追記**********
2025年のコククラーベは、2日目(4回目の投票)でレオ14世を新教皇に選出した。初のアメリカ出身の教皇だそうだ。
選挙前のバチカンで、枢機卿たちがアイドルのように市民から握手を求められたり、写真に納まったりしていたのには、驚いた。
この選挙に際しても、映画のように有力候補者の名前が挙がっていて、なるほどこうなるのかと感心した次第。

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kazz

3.5勉強になった

2025年5月27日
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知的

アカデミー賞作品ってことで鑑賞
コンクラーベって何?って思いながら鑑賞
ローマの選挙の話
選挙の中での人間模様が描かれてた
最後は少しもやもやしたけど
映画鑑賞後いろいろネット検索した
現実の世界でも選挙がありなるほどってなった

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ぴか

4.0最初は見分けのつかなかったおじさまたち、最後は見分けしかつかない。

2025年5月27日
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知的

驚く

ドキドキ

次代のローマ教皇の選挙。
 だなんて、スポーツに疎い私が友人に取り敢えずでついていく、野球観戦みたいなものだと思ってました。推しチームもなし、ルールもよくわかんない。選手名も知らない。
 「正直、誰が勝ってもイイですよ」という気持ち。
 しかも、困ったことにこの作品、無数のおじさまが出てくる。
 レイフ・ファインズが演じる主人公ローレンスは、その苦悩が表れたかのような額の皺が見事で(ペーパーをクリップしたくなる)まだ見分けがつくものの、聞き慣れない長い名前のおじさまたちが無数に出てくる。というか冒頭10分、おじさましか出てこない。
 そして開幕後15分も過ぎたらどうなるか。このおじさまたちがそろいもそろって、赤い上等のローブを羽織り、同じ格好をしだすのである。

 ヤバイ、わかんないかも。

 と、思いかけていたはずが、ローレンスが壇上で「ふぅむ、どうもつまらんな」と呟き、それまで読みあげていただけのスピーチ原稿を閉じるように。ふとした弾みで引き込まれていく。
 映画が上手いのです。

 特に日本人にとってはどこか遠い信仰、そして教皇という存在を視聴者がわかり、うなづけるような説き方が上手い。また何より秩序に習い一律にみえる枢機卿のおじさまたちそれぞれにも野心があり、欲があり、希望や葛藤もある。同じ赤いローブをまとっていても、その色とりどりなこと!
 どこか無意識に線を引いていた存在が自分とそう変わらず、同じくであると感じさせる共感の作りが上手いなと感じました。
 そして亡き前教皇に「自分は農場管理者」とローレンスが示されたように、鳥観図、俯瞰図の荘厳な建物を見下ろす引きの構図もとても美しい。

 しかも、ストーリーの構成も巧みで、全く選挙に興味がなかった私でさえ、気づけば誰が選ばれるのか固唾を飲んで見守ってしまいました。タイムリーであり、時代を汲んだ解釈や仕掛けも面白かった。

 印象に残ったのは
 「信仰は、疑念と手を取り共に歩むべき」というローレンスの台詞。
 信仰を、なにかへの確信と置いたとき、多くのことに当てはまることだなとも思ったのです。

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まほ

5.0信仰・信仰心とは…

2025年5月27日
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自身は“神”の存在を信じないが…
この作品をカトリック信者がどう観るのか興味が湧きます。
リアルタイムに“教皇選挙”が行われて新しい教皇が選ばれた今…映画“教皇選挙”の結果が“キリスト教”とは!?“信仰”とは!?“信仰心”とは!?を問う内容かと…

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BUDDY

4.5衝撃的なラスト

2025年5月26日
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興奮

知的

驚く

映画が放映されている時に現実のコンクラーベがあるなんてすごいタイミングやなぁ。って軽い気持ちで観に行ったらめちゃめちゃ面白かった!
無知すぎて、宗教のことはよくわかってない部分がたくさんあるけどそれでもしっかり楽しめたし知識欲が刺激された。
文化も言語も人種も何もかも違うのに、たったひとりの神への信仰だけでつながる集団ってすごいな。そして、とてもナイーブな難しいテーマもぶっこまれてるなぁって。
しっかり勉強してからもう一度みたい。

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まく

5.0見応えしかない、レッツコンクラーベ!

2025年5月26日
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興奮

知的

驚く

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えふいーねこ

3.0映画『教皇選挙』に映る信仰の輪郭

2025年5月26日
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知的

難しい

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もると

3.5さすが全員、枢機卿

2025年5月25日
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知的

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hn

4.0期待以上におもしろかった

2025年5月25日
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興奮

知的

ドキドキ

元々予告で気になってたけど、アカデミー賞を取ったのと本当にコンクラーベをやった時期と重なり実際に枢機卿が参考のため観たとのことだったので興味津々で映画館に。
全く宗教やら前情報を何も知らない状態で観たけどかなり面白かった。
はじめ顔と名前がちょっと一致しなかったけど、
だんだんとわかってきたし、色々な思惑が絡まっていて、これを指揮するのは相当心にくるだろうな…と思いながら観ていた。
最後の最後までドキドキと楽しみながら観ることできて大満足。

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ささみ
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