劇場公開日 2025年3月20日

教皇選挙のレビュー・感想・評価

全821件中、321~340件目を表示

4.52時間があっという間だった

2025年4月22日
Androidアプリから投稿

知的

展開や心理戦などが面白かった。 最後のオチは伏線などがもうちょっと欲しかった驚きはあったがなんか足りなかった。 あと個人的にキャラの深みがもっと欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
かんす

4.0鑑賞動機:評判9割、95%おじさん/おじいさんの絵面1割

2025年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コンクラーベで根比べ(お約束)。えっ、これからリアルでコンクラーベをやるってことなのね。
何となく難しく地味で重い映画のイメージを持っていたのだけど、そんなことはなかった。もちろんシリアスなお話ではあるのだけれど、下世話な話も交えて次々と起こる候補者のトラブルを解明していく、上質なミステリになっている。どんどん変わっていく状況と、投票結果に一喜一憂していたら…。ファインズの額のシワがどんどん深くなっていくのに、もう釘付け。
でもこれで、新たな扉が開いたが、あとはいつ…か。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
なお

4.5保守派もリベラル派の間の存在

2025年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

観賞後の感じたことは「今の時代に求められる教皇像を見せてもらった」であろうか。
本作は中盤にかけて有力候補者のスキャンダルの痕跡を選挙を取り仕切る枢機卿が事実関係を調べて当人に選挙戦から降りることを説得していくことで話が進んでいく。このままだと消極的選択で教皇が決まるのかなと思った矢先にテロが発生して司教が詰めている建物が破損するという事件が起きクライマックスに突入する。
皆が集まるなかでゴリゴリの保守派の候補者がいう。「これはリベラルが進めてきた取り組みの結果だ。我々は戦わなければならない」
近年、ヨーロッパで勢い付いている思想だ。これに対して別の候補者がいう。「戦うべきなのは内なる憎しみではないのか」
とてもいい。どんな仕打ちを受けても相手を愛する心こそキリスト教の大事にするもののはずだ。正直、これでリベラル派に決まりかなと思う瞬間だった。だが、本作はこれで話が終わらない。当選後に保守派やリベラル派に属さない存在であることが語られる。伏線は選挙中に行われた枢機卿の説教にあった。「これからは確信に疑いを持つ必要がある」
自身の信念に囚われてしまうと別の確信を持つ人を敵と見なして争いがなくならないということだ。新教皇はこの時の言葉を引いて「確信の間を知る存在として私は最適ではないか」と衝撃的な告白に続けて語られる。
そうか、保守とかリベラルといったラベルを貼って議論を分かりやすくしてはいけないのだ。あらゆる物事はグラデーションで出てていて、その時の状況に応じて悩み苦しみながら決めていかなければならないのだ。まさに今の時代に求められる教皇像を見たような気がした。
ラストシーンもなかなか印象深い。中庭にいる亀を池に戻すシーンで終る。その場では何を意味しているか分からなかったので後で調べたところ「忍耐」というキーワードを見つけることができた。この複雑な現代において教会も保守とリベラルという分かりやすい対立軸に染まりそうであったが、新教皇の誕生により忍耐強く最適解を模索する精神を取り戻したことが表現されていたように感じた。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
りょうた

4.5宗教の時代の終焉?を感じる作品かもしれません?

2025年4月21日
iPhoneアプリから投稿

興奮

知的

難しい

地の時代から風の時代へ、もしくは、うお座の時代からみずがめ座の時代へと変化していると囁かれている昨今、まさにモノから心の時代に明確に進行しているようです。それは古い形式の政治・宗教的権力(組織的に構成された権力)への執着を捨て去り、個人の幸福を獲得する時代になったと言えるかもしれません。ストーリーは、キリスト教カトリック総本山のバチカン市国で、その最高指導者ローマ教皇の死去に伴い、首席であったローレンスが中心となって選挙を行い、新しい教皇を選出するというものです(コンクラーベという名称ですが、日本語的には根比べで妙にイメージが合っています笑)。この選挙が世界から集まった108人の候補を対象にシャッターの下ろされた密室の中で行われるわけですが、それだけでも謎めいていてサスペンス的です。案の定、選挙は何度も行われ(1日に一回)、最後には圧倒的な数で平和主義者である者が選ばれるのですが、そこまでいく間の悲喜交々の勢力争いはまさに社会の縮図のようです。聖職者と思えないみっともない話が続出しますが、その生々しさが人間の生き様のリアリティを産んでいるので、まさに見応え抜群でした。そして最終決戦で「戦争は心の中でのみ行うべきものだ」と名演説をした者が見事に新教皇に選出されました。ただその新教皇には重大な秘密が隠されていたのです(驚!)。そのネタバラシはしません。むしろそのネタは、組織的宗教の終焉を意味していると私は感じました。また、信仰とは組織ではなく、一人一宇宙、つまり個人の中で完結する時代が来たと言えるかもしれません。すでに私たちは、生きているだけで仏であり神であり愛であり光であるからなのかもしれません?

コメントする 14件)
共感した! 94件)
三輪

4.0枢機卿も人間

2025年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 13件)
ユキ

4.5コンクラーベ

2025年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ドキドキ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 24件)
sazanami

3.5世界が変わる、教会も変わる‼️

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

価値観の多様性が進む中、世界が変わっていく今日、教会にもその変革が求められているということか。もはや教会は聖域ではなく、人種、思想、宗派、国籍、性別、過去の行いや過ちに関わらず、共に悩み考え、万人に差し出す救いの手となるべき。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
YUKI

4.5久し振りに....

2025年4月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

びっくりする作品を観た。
いや、観られて良かった。
パンフレット欲しかったけど、売り切れてた。
残念。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
アキ

5.0時代の歩み

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿

映画を見終え、圧倒される、という経験は映画好きの方なら少なからずあることだと思う。
その物語に、描写に、音楽に、ラストに…
そのような作品には、そうそうお目にかかれるものでもないが。
今作は私にとってはそのような物語だった。

キリスト教カトリック総本山はバチカン市国。日本からは遥か彼方。キリスト教からも近い国とはいえない。
カトリック教会最高指導者ローマ教皇が急逝。首席枢機卿ローレンスは後継教皇を決定する選挙、コンクラーベを執り行わねばならなくなる。
世界各地から高位聖職者たちが集まってくる。
どの世界にもあるリベラル対保守の争い、スキャンダル、陰謀、出身地のこだわり、派閥争い、秘められた謎…宗教人といえど人間。彼らの生々しい姿が描かれる。
「宗教権力者を決定する選挙」という閉じられた世界のストーリーという骨格を持ちながら、今作の精神性は閉じていない。
現代社会に生きる私たちに対する鋭い問いかけ、普遍性を持つ。
ややもすると、閉鎖された空間劇は単調に陥りがちだ。しかしP・ストローハンのシナリオ、エドワード・ベルガーの濃密な演出はその陥穽に落ちない。
映画映像的興奮に包まれる120分。コンクラーベをダイナミックかつドラマティックに描き、片時も目を離させない。

重厚なキャスト陣には名優揃い。首席枢機卿ローレンスにレイフ・ファインズ、静かにしかし熱のこもった演技で物語を導く。スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー。物語の鍵を握るシスター役には、いまや生けるレジェンド俳優といっても過言ではないイザベラ・ロッセリーニ。故デビッド・リンチ作ブルーベルベットでのインパクト大の演技。今作での存在感ある貫禄の演技には脱帽。

コンクラーベは戦争だ、と息巻く聖職者たちに静かに
アフガンカブール教区のベニテス枢機卿がはなつ言葉。
「あなた方は、本当の戦争を知らない」と…
そうなのだ。自分も知らない。映画、TV画面越しの映像でしか知らないのだ…脳裏に焼きつくセリフの数々…

また、カトリックでは女性が司祭になることは認められておらず、世界最古の家父長制とも言われている。

ラスト近く、広場を亀がゆっくりと歩むのをローレンスが見つめ、池に優しく放す。印象深いシーンだ。

時代の歩みは行きつ戻りつ。どちらへ向かうのかもわからない。私たちは理想の世界に生きているわけでもない。
悲劇はあちらこちらで今も起き続けている。
だが、希望も理想も手放してしまってはいけないのではないか、と静謐にしっかりと訴えかけてくる作品である。

コメントする 6件)
共感した! 84件)
たま

5.0確信と疑念

2025年4月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コンクラーベという言葉を知るようになったのは
ダン・ブラウンきっかけだったかな(懐かし)

生臭さというものは聖職者でも消せないのか
自省できる速さは流石聖職者と言うべきか

アングルの美しさと重厚な音楽、空気感…

そして
そう言われるとそう見えてくる不思議
しかしそういう前提の確信こそが誤りなのかも

コメントする (0件)
共感した! 20件)
うー

4.0期待を超えて面白い

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

めちゃめちゃ良かった。
「やっぱり 映画は面白いなあ」と思わせてくれる作品だった。ちょっと嘘くさいストーリーだが、コンクラーベという特殊な状況と、イケオジたちの名演が説得力を持たせてくれるので すごく面白かった。ちょっと思わせぶり演出がすぎると思わないでもないが。
なぜローレンス卿だけが 外部の情報に接触することが許されるのだろう。主席枢機卿だから?

コメントする 9件)
共感した! 19件)
3月⭐︎うさぎ

2.0教皇選挙はまさに戦争

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ローマ教皇選挙を題材にして選挙の内幕に迫ったミステリー。新教皇選挙は、まさに戦争のような駆け引きが続き、世界中から100人を超える候補者が集まりることに驚きました。そして、知られざる秘密が明かされた時は唖然としました。

2025-62

コメントする (0件)
共感した! 18件)
隣組

4.0人類5000年の普遍性・・・

2025年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ピラミッドの頂点に君臨していようが、小学校の学級会だろうが、、、
人間のやることなすことなんてそんなに大きな違いは無い・・・。

何か、そんなことを思わせてくれた気がするし、
この作品を世に出すタイミングという意味では絶妙かも・・・。

良い役者なのになかなか陽の目を見ないレイフ・ファインズにとって、
最高傑作になっているのではないかな。

また、殆ど台詞の無いシスターの存在がとても大きかったのも良かった。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
梵天丸

4.5知識を必要とされるが、そこを乗り越えれば名作

2025年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

驚く

斬新

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 17件)
ヒロ

4.0女子高生かよ

2025年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 21件)
TK_Film

4.0割とエンタメ

2025年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ローマ教皇が心臓麻痺により急死した。主席枢機卿のトマスは次なるローマ教皇を決めるため教皇選挙を執行するが…。
アカデミー脚色賞受賞作。票集めの選挙戦を描いており、策謀や論説で集めようとするそれぞれの戦い面白い。地味だが意識はそこまで高くないので割と万人向けです。

コメントする (0件)
共感した! 17件)
shotgun

4.5これぞアートでありエンタメ

2025年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

どのシーンを切り取っても素晴らしいカットばかり。
雨のなかバチカンの教皇選挙に参加する100人以上が傘を刺し歩いてるシーンなんか一枚の名画でした。

あと息遣いを意識的に聴かせることで、観る側に緊張をもたせる演出もさすがでした。

エンタメは石で、世間に投げ込み波紋を広げてく。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
tsukiniippon

5.0目が離せない

2025年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

レイフ・ファインズはじめ、俳優陣がとてもいい。目や表情しぐさに、それぞれの感情が表れ、腹の探りあいに、120分、目が離せなかった。静かで興奮する映画に久しぶりにであった感じ。

コメントする (0件)
共感した! 18件)
mannna

3.5内容、見えてしまった

2025年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ドキドキ

けど、格調高い映画でした

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ありがとう、映画ちゃむ

5.0堅苦しいイメージなのに中身は超エンタメ🎯💯🥇

2025年4月19日
iPhoneアプリから投稿

オッサンたちが閉鎖された場所で選挙をする!
これだけなのに超メチャクチャ面白いってのが凄い🔥
というか本当のコンクラーベと被るとか作品の公開タイミングが凄いです👍
教皇選挙ってタイトルだけど原題のコンクラーベをメインにしてサブタイトルで教皇選挙ってしたほうが良かったのでは(堅苦しい内容で小難しい作品だと思われて劇場に足を運ぶハードルが上がりがち⤴️🙅‍♂️だと思うんです)
まずオープニングで教皇が亡くなった場面からのスタートでいよいよこれから各国の枢機卿が来て選挙🗳️が始まるって部分のスゲエ事が始まる感を上手に演出してる映像と音楽には🎵オラワクワクすっぞ🤩ってなりましたよ💯
顔と名前が一致しずらそうとか思ってたけど案外大丈夫でしたね👌
教皇になろうとしてる有力候補者のヤツらが次々とスキャンダルや悪事や人格の問題で脱落していくのが面白いのとミステリー要素が面白くて謎の出現と解明🫡新たな謎ってやつが出てくるバランスが良いから間延びになる場面が一切無くてあの音楽のせいでより緊張感を作り出すのに成功しているんですねえ🔥
外で自爆テロが起こっていて招待されてない枢機卿が紛争地域から来てるってのがポイントですね💣💥(ミスリードが上手いのよ😱)
あと後半からはあいつが教皇になるしかねえよなって流れからの最後にまさかの人物が教皇になって終了かと思ってからの(実は話したい事がありまして・・・)からの病院に行った理由は🏥❓からのあの事実には大どんでん返しでは無いけど エッ! マジかよ!ってなりました!(つうかまさかそうなるとは思って無くて笑ってしまいましたよ🤣最後に多様性って・・・😱👨🏻👩‍🦰😱)それと確信が1番危険⚠️て深いですね!
あとシスターがいい味出していたし オッサンが話するだけで面白いって中々凄い事だと思いますね(密室でオッサン達が会話するだけって面白いってクリムゾンタイドを思い出したし最近なら対峙も密室で四人が話するだけなのに死ぬほど面白い会話劇の傑作ですね)
あとこういうちゃんとした演出で作られた作品を観て思うのが日本の監督で(名前は内緒です)これを制作していたら 声を張り上げて意義ありーみたいに叫んだり
大声で叫ぶシーンだらけでドン引きだったんだろうなあとか考えてしまい静かに会話するだけでも面白い作品は作れるって証明してますよね🤓
あとテデスコ枢機卿がジャンレノと庵野監督のハイブリッドみたいな顔でいい感じでしたね😂🤣
アカデミー賞の脚本賞受賞作品は📕🏆去年の落下の解剖学にも言えるんだけど🤩よくもまあこんな内容と会話を考えもんだよね⤴️流石脚本賞獲得しただけの事はあると思います🫶🏻(脚本取るような作品て自分は結構肌に合う率が高い傾向あります😘)
今年観た作品の中では敵が首位を独占だったんですが教皇選挙がそれを上回りウルトラスーパービックマキシムグレードストロング一番面白かったです🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆💯
最後にテデスコスコスコスコスコスコスコ🐢💨

コメントする 4件)
共感した! 91件)
お主ナトゥはご存じか2.1ver.
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。