「美しい舞台と、人間の権力争いのドロドロの対比が良い」教皇選挙 ねこまっしぐらさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい舞台と、人間の権力争いのドロドロの対比が良い
夫が観たがっていたので、AmazonPrimeで観ました。
面白かったです!
面白かったポイント
■美しい舞台と、人間の権力争いのドロドロの対比
まず舞台が美しくて、この景色観てるだけでもう素敵だわ~と思いました。
白い教会に、教皇の洋服の赤が映えてきれいです。
それに対して、権力争いのドロドロしている感じが対比になっていて良いなと感じました。
■嘘みたいにトラブルがどんどん起こる
「そんなにトラブル起こる?」と突っ込みたくなるくらい、ガンガントラブルが起きます。
ですが、こういう内輪もめって会社とかでもありそう~と思ってしまうところがすごいなと思いました。
教皇というとても神聖な人物を描いているのに、内容は共感しうるものが多くありました。
この取りまとめ役は誰もがやりたくない…と主人公の追体験ができます。
自分がこの主人公の立場であれば、
「もうとにかく、誰でもいいから穏便に決まってほしいな」
と思ってしまうタイプなので、共感できました。
■ラストは考えさせられる
多様性が叫ばれる中、多様性と伝統とをどのように両立させていくのか、どちらを重んじるのか、という問題は今後いろいろなところで出てくるのだろうなと思いました。
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