「映像の美しさ 何かを決めるということの難しさ」教皇選挙 あつんさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の美しさ 何かを決めるということの難しさ
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構図が美しく、見ていて飽きない。
建築、衣装、美術の再現が素晴らしい。
例えば蝋燭のレイアウト一つとっても、
ランダムに並べられているが、
それが嫌らしくなく整って見えるのは
美術の素晴らしさなのだろう。
ストーリーは明確で、
前皇教が亡くなったことで、
新たな皇教を選出する必要があり、
その選挙間の人間模様と主人公をメインとした
人の心の動きを描くことで物語は進んでいく。
個人的にはストーリよりも、
構図、キリスト教の美術様式の美しさ、
爆破シーンの美しさに目を見張る。
聖職者といえども人であり、
聖職者といえども確信を持たず疑い、
悩みながら生きている様子に安心もした。
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