「タイムリーな映画でエンタメ性高し」教皇選挙 t.kokubunさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムリーな映画でエンタメ性高し
おそらく多くの方が同じ感想を持ったと思いますが、何しろタイムリーな映画ですね。
フランシスコ教皇が亡くなって、先日コングラーベの結果、ルイ14世が誕生されると言った中、この映画がこの時期に上映されると言うのは単なる偶然なのでしょうか?
完全に情報をシャットアウトして、極めてクローズドな世界の中で、新たな教皇を選出すると言う、ある意味とても古めかしいやり方がずっと続いていることにも驚きを禁じえません。
この映画の中では、当然エンタメ性を考慮して、現実ではありえないような様々なドラマが織り入られるわけですが、全編を通して、神に使えし枢機卿たちの人間性のようなものを感じ取れることができます。
ここはさすがにカトリック教徒の中でも真に選ばれし者たちの集いが故、そこまで破綻することなく安心して見られることができる映画でした。心の安堵感はキープされ続けます。
願わくば、ルイ14世が宗教的な対立を少しでも和らげ、世界平和に貢献されることを祈りたいと思います。
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