「2つの謎解き」教皇選挙 Golgo14さんの映画レビュー(感想・評価)
2つの謎解き
1つ目の謎は観ている途中で分かった。
2つ目の謎がこんなところに隠されているとは。
これはミステリーとして秀逸。
教皇(ローマ法王)は初代聖ペテロから現在まで266代、色々な教皇がいて中にはどうにも悪いのもいたらしい。 「神の代理人」(塩野七生著)にはそこら辺の事が描かれている。
疑問なのは何故多くの枢機卿が教皇になりたがるの?
名声を得たいため、金銭欲、それとも他の何か?
以下蛇足です。
1.コンクラーベが終了して新教皇が選出されたら教皇庁の煙突から煙が出ると思っていたのだけど、逆に不調に終わった時に出ていて、選出された時には煙の映像は無し。
記憶違いか?
2.周りの枢機卿から忌み嫌われていたテデスコ枢機卿、tedescoというのはイタリア語で「ドイツ人(語)」という意味です。
ちなみに先代(265代)のベネディクトゥス16世(生存中に辞任)はドイツ出身です。
そんなに嫌われていたのかというのは深読みし過ぎかな。
3.教皇庁のガードは昔からスイス人傭兵で、ミケランジェロがデザインしたと言われる制服をまとってます。
映像ではチラッとしか映らなかったのでよく分からなかったが、少し本物とは色合いが違ったみたい。枢機卿の緋色のケープの色合いは演出で違えてあるとあったけど。
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