「映像の美しさと目が離せない展開で充実した仕事終わりの夜」教皇選挙 関東Bluesさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の美しさと目が離せない展開で充実した仕事終わりの夜
カソリックでありながら、観光以外で教会に行ってないエセ信者でもある私は、どの様にコンクレイヴが行われているか全くを持って知らなかった。 次期Popeが決まるまでの何日間にもわたる選挙中のバチカンでの日々を描いた作品。最後までとても見応えがあった。
聖職者とはいえ人間には変わりない… 喫煙や地面に落ちたタバコの吸い殻、ケータイをいじる様子、出世欲などなどなどなど、人間の弱さについて考えさせられた。何十年も前に通っていた教会のベルギー人の神父様の言葉を思い出した。 私が教会常連のおばあさま方に裏で悪口を言われたりしていたので、神父様に、足繁く通う熱心な信者なのに何故嫌がらせをするんだろうかと問うた所、教会という場所は心の弱い人こそが集まる場所なんだよ、と。 話は映画から少し逸れたが、聖職者でも罪を犯すんだなと。人間だから。
映画に戻ると、赤と白の色がどの場面でも際立ち、古い建物のレンガというか、サンドストーンに映えていて、しばらく続きが放映されていないアメリカのテレビドラマ、”The handmaids tale”を彷彿させた。
ローレンスを始めとする俳優の演技もさることながら、シスターアグネスの存在感。さすがです。
あ、あと、ローレンスはPopeになりたいわけでもないが何人かに投票され、野心があるんだろ!と責められる場面… 野心がある人には無いって言った所で信じて貰えない… 人間くさい。どこにでもあるんだなと思った。
コメントありがとうございます(反応がとても遅くなってしまい、すみません)。
映像美と緊迫感のある展開がとても見応えありましたね。
シスターアグネスの存在感、確かに。家父長的な組織の中で女性であるシスターのあの存在感があったからこそ、ラストが際立った気もします。
共感&コメントありがとうございます。
いろいろ考えさせられる、見応えのある作品でしたね。
レビューにある“教会という場所は心の弱い人こそが集まる場所”という神父様の言葉も、なんだかストンと心に落ちました。よき教えをいただき、ありがとうございます。
イイねコメントありがとうございます😊ご要請を受けて譲りたいのですが 読み込みすぎ 書き込みすぎて ボロボロ
信義誠実の原則からすると 譲れない状況です 私 たぶん 『日本で一番 映画館で有料🈶パンフ読み込んでる人』なので・・・ホントに映画館で 有料パンフ見てる人読んでる人ここ10年くらい見かけません。
言い換えると
通勤電車内で 日経新聞 あるいはある特定の宗派・政治思想の方の愛読❤️以外の 一般新聞紙 朝日讀賣毎日産経東京読んでる方 ほぼほぼ皆無 皆さんスマホ📱と同じカモと思います。ごめん🙇🙏なさい。失礼します❗️ありがとうございました😊。
コメントありがとうございます。
私利私欲からというより、こいつだけには組織のかじ取りをさせるわけにはいかない、と思える候補の当選を止めるために自分が、という出馬の理由もありそうですよね。ローレンスは、そっちのほうが強かったような気がします。
どんな世界(業界)でも、上に行けば行くほど、違う景色が見えてくるから、その度に新たな欲望が生まれてくるんですね。
私みたいに上になんて行くことができないと、それなりに平穏な日常が送れるわけで意外と幸せなのかも知れません🤗
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