「中々の傑作ミステリーで主人公を演じたレイフ・ファインズも他の主要人...」教皇選挙 ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
中々の傑作ミステリーで主人公を演じたレイフ・ファインズも他の主要人...
中々の傑作ミステリーで主人公を演じたレイフ・ファインズも他の主要人物の数人も名演技でずっと緊張感が続く。私はテデスコ枢機卿を演じたセルジオ・カステリットの演技もファインズと同等に良かったと思った。
確かにミステリー要素も楽しめるが、映画全体の日本離れした世界観が良く、巨大なセットが美しく音楽の "途切れ方" とかも良かった。
観てて途中「多分◯◯が実は◯◯だろう」と予想したが見事に外れた。
事前の勉強は不要だが、世界でおよそ14億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会のトップで「神の代理人」ともいわれる存在のローマ教皇(今はローマ法王とは言わない)のフランシスコ(来日もした)について調べとくのは良いと思います。
後、煙突の煙の意味とか。
※2025年現在 カトリック教徒14億人の頂点のローマ教皇はフランシスコ (第266代)でベルゴリオ枢機卿が2013年に教皇となった。
前教皇のベネディクト16世が2013年2月28日をもって辞任したことを受け、その後継を選ぶために同年3月12日より実施されたコンクラーヴェにおいて、翌3月13日、新教皇の選挙権を持つ80歳未満の枢機卿115名による5回目の投票で新教皇に選出されたらしい。
2023年 フランシスコ教皇は「司祭が同性カップルに祝福を与えることを許可する」と発表もしており 性的マイノリティー(LGBT)のカトリック教徒にとって、大きな前進となった寛大なお方。
追記↓
2025年5月のコンクラーベ(4回目の投票)で選ばれたプレボスト枢機卿は新教皇レオ14世と名乗る(Léon XIV)。前フランシスコから枢機卿として任命され、側近となった方。第267代教皇ロバート・プレボストはアメリカ出身の初めての教皇であり、1955年シカゴ生まれの69才、母はスペイン人、父はフランスとイタリアの血を引いている。