「チャップリン「独裁者」を思い出した。」教皇選挙 Michiさんの映画レビュー(感想・評価)
チャップリン「独裁者」を思い出した。
メッセージ性が強い作品でした。
トランプを想起させる教皇候補者の説教に
反対した弱者の説教には、
チャップリンの「独裁者」を思い出した。
米国での公開が昨年10月でしたが、
あと半年公開が早かったら、米国大統領選挙も変わったかも
と思わせる作品で、知性の高い方にはお薦めです。
他国性企業で働いていた私ですが、
キリスト教団体も、同じ多国籍組織なんだと感じた。
「多様性」が企業文化を支えている。
その多様性がトランプにより否定されている昨今、
当該作品の最後の何気ない女の子達の映像に
将来への希望を感じたのは私だけではあるまい。
トランプが何をしようとも、
世の中は確実に「変化」しているのだ。
PS : 正論を貫き通してきた主人公、皆が望むなら、
教皇になってもいいかと思った時、
なんと、女差別をしている自分に気が付き愕然とする。
自分が思っている以上に、世の中は進化していたんだと気が付く。
その気持ちを「亀」と「女の子」が表現していた。
Michi
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