「これぞ映画!最高のつくりあがり!!ラスト最高!!!」教皇選挙 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ映画!最高のつくりあがり!!ラスト最高!!!
今年いちばん面白かったと言って過言ではない作品。現在No.1。
日本では(少なくとも私は)ピンとこないテーマだが、
教皇が亡くなったため、新教皇を選ぶための選挙「Conclave」に
世界中から候補の枢機卿が集い、選挙戦が展開される。
この選挙戦、アメリカ大統領選さながらの足の引っ張り合いで、
スキャンダルを暴き晒しまくるという、
人間の汚ったないところも見せまくる、まさに戦争状態。
その中でもConclaveを仕切る主人公ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)が
あまりにもカッコよく人間的にも魅力的なため応援してしまうのだが、、、
本人はあまり教皇になりたいという感じではない。
それも本当かどうかはわからない。なぜなら教皇名を考えていたりするから。
ライバルがどんどん落選していく中、
ローレンス枢機卿が選ばれるかと思いきや、、、
テデスコ枢機卿vsベニデス枢機卿の場面でのベニデスの言い放つセリフは
胸にグサグサ刺さるし、であるがゆえに形成逆転することは胸熱だった。
そこからさらに意外性のあるオチが待っているとは思ってもおらず、
実に驚かされたと同時に、最後の最後まで楽しむことができた。
まさに映画というフォーマットをつかったエンターテインメントとして
飽きることが一切なく、しかも最後の最後まで楽しめる仕上がりなのは
今年は本作がダントツだと思う。
俳優陣が素晴らしいが、レイフ・ファインズは群を抜いていた。
映像の色彩も目を見張る出来で、特に赤🟥が印象的につかわれいて、カッコよかった。
劇伴も演技&映像にマッチしていて、物語を盛り上げていたと思う。
レイフ・ファインズの息づかいが音響として効果的。
第97回アカデミー賞において脚色賞しか受賞できていないのが信じられないくらい
素晴らしい作品。
パンフレットも実におしゃれな出来でオススメ!!
私の底の浅いレビューにも大らかに受け入れて下さり、いつもありがとうございます。
洋画、難しいですよね。もっとマスコミの宣伝や解説やアカデミー賞の盛り上げなんかが深まるといいなと思うのですが…😩。
おはようございます。
共感ありがとうございます。
すいません、
私のレビューをちょっと書き加えて、直しました。
趣旨が変わってしまいました。
新教皇は、正しい選択でしたね。
今、そう思うに至りました。
ですね。シンドラーのリストで強烈な悪役を演じすぎてちょっと嫌われた(?)彼ですが、イングリッシュペイシェントやストレンジデイズなど彼が主演する作品はどれも好きです。
共感ありがとうございます。
クライマックスが衝撃的なのに、さほど刺さらないのはそこまでの持って行き方だと思いました。
支持が失われると途端に醜い姿を曝け出す聖職者たちはさもあらん、神じゃないからと言い訳する人も居ましたね。