「Blue Monday」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
Blue Monday
権力者や成功者は、生まれた時から数々の虐待(心理的・身体的・教育)を受けている可能性が高いと思ってましたが、トランプも例外ではありませんでしたね。常に優秀じゃないと常に勝たないと父親から殺されると思って生きてきたのかもしれません。だからあの性格が作られたし、ロイ・コーンの勝者の哲学を実践できたんだと思います。いや、これを実践するのはまともな神経だったらできませんって。
資本主義の中ではトランプは勝者ですが、勝者が政治を行って上手くいくかは別です。劇中トランプは政治は弱者の為のもので自分は興味がないみたいなことを言ってましたが、皮肉にもアメリカ大統領になってしまいました。でもトランプはアメリカ国民が求めた結果にすぎないだろうし、いつの時代も彼の様な人はいます。
でも、戦争=イランへの空爆は本当にやめて欲しい。他国の戦争に干渉しないと言ってたのに、はったりだったのか。
停戦合意は意外でしたね。これもすべてトランプの思惑通りなんでしょうか。でもいい加減パレスチナの方をどうにかしてほしいです。イスラエルを放置してきた西側諸国の責任も重いですよね。
民主主義であるためには国民はもっと自立してなくてはなりませんが支配されてる方が楽なのかもしれませんね。
最近のひめゆりの塔に関する西田発言を擁護した神谷の発言といい、憲法改正草案といい、どうしこんなやばい政党に票を投じてしまうのか、無知であることがいかに罪なのかを思い知らされます。
今回の都議選で議席獲得した参政党も親イスラエルのキリスト教幕屋というカルトが母体のかなり危険な政党ですね。
自民党の麻生などは今回のことで日本が存立危機事態になればそれなりの行動に出なければならないなどと勇ましいことをほざいていますが、こういう連中によって再び日本が戦争に加わることはあってはならないと思います。政治家が命を懸けて闘うべきは戦争というシステムそのものであり、国際問題を解決するための手段としての戦争を避けることにこそ全力で取り組むべきだと思います。
こんばんは。トランプは戦争嫌いという唯一の取り柄と思われたものさえ無くしてしまいましたね。
彼の父フレッドは13歳で父を亡くし、それから家族を養うために起業して財を成しただけに凄い人だとは思いますが、そのぶん暴君として子供らに接したがために兄は亡くなり、トランプはあのような人格になってしまったんでしょうね。不幸だとは思いますがその不幸が世界中に伝染させられるのはかないませんね。


