劇場公開日 2025年1月17日

「資本主義の最高段階におけるトランプイズム」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0資本主義の最高段階におけるトランプイズム

2025年1月23日
スマートフォンから投稿

 正義の味方に憧れていた、幼い私がいます。

・正義の戦いを終わらせない
・正義の味方に非はない
・決して負けない、屈服を受入れない

 この3つのルールさえあれば、私も今頃、大統領に…

 最大多数の最大幸福と云う言葉があります。みんなが少し我慢すると、みんながもっと幸福になれるという考え方です。
 利潤の極大化を至上命題とする資本主義とは、相容れないのかも知れませんが、損得勘定だけが、行動原理の世界を生き抜いた結果が、あの生き様だとしたら…。

 ここまで御見物を、楽しませようとしない、共感させようとしないストロングスタイルに、逆に感動しそうです。関係者が公開阻止しようとしたらしいのも、道理ですね。
 そもそも私はこの映画に、どんな期待をしていたのだろう。この映画観たら、ポピュリズムの巨魁に近付けるとでも思ったのかしら。

 SF好きの私がいます。

・ターミネーターを開発する。
・ドナルド青年に出会う前の、ロイ・コーンを捜す
・T-800を、送り着け……

 人として、それはダメ?。

機動戦士・チャングム