劇場公開日 2025年1月17日

「トランプ大統領就任の日に合わせて」アプレンティス ドナルド・トランプの創り方 きーろさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5トランプ大統領就任の日に合わせて

2025年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

観てきたんですけども。

アプレンティスって見習いとか弟子って意味なんだけど、その昔「お前は首だ!」って決め台詞のマネーの虎みたいな番組をトランプがやってて、それ由来のコメディかと思ったらがっつり世界を牛耳るアメリカの心意気が弟子に伝授される話で爆笑するシーンもあったけど基本冷笑がデフォでしたね。なんだ、ドナルド・トランプのオリジナルはロイ・コーンで、酒と煙草とクスリとゲイを抜いた分つまんなくなってんじゃん?って。実際トランプ大統領は、この映画のことが気に入らなくてめちゃくちゃ各方面にプレッシャーをかけて完全お蔵入りってとこまで追い詰めてきたらしいし。まさに「アタック!アタック!アタック!」「非を認めるな」「勝利を主張しろ」を地で行くトランプらしさなわけだけど、実はこの全てがロイ・キーンからの受け売りだったとはね。内容的にもフィクションはほぼなく、ベタ付きの政治記者がシナリオを書いているらしいからフェイクドキュメンタリーって訳でもないのも驚き。とはいえ「アメリカに仇なす奴は必ず潰す」「我々が最後の防衛戦なのだ!」って言葉は賛否はあると思うけどここまで言える真の愛国者が主導者として引っ張っているアメリカという国は素晴らしいのかもしれない。どっかの敗戦国と違ってね。

それではハバナイスムービーズ!

きーろ