対外秘のレビュー・感想・評価
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虎狩り
大統領選出馬を視野に入れるフィクサーと対峙する、釜山の政治家とヤクザの話。
92年の釜山海雲台で、党の公認を約束されて国会議員選挙に出馬した男が、フィクサーによってはしごをはずざれて、無所属で出馬し巻き起こっていくストーリー。
対外秘の開発計画資料をネタにヤクザやそれと繋がる出資者の後ろ盾を手に入れて、選挙戦を戦う主人公と、選挙そのものをぶち壊す様な策略を企てるフィクサーに始まって、ドロドロのマウント合戦をみせていく。
冷静になって振り返ると、取りこぼし合戦でもあるけれど、どっちもどっちの汚〜い感じが面白かった。
ただ、そんなことしなくても充分面白いのに、途中すっ飛ばして後から実は…とみせて
さも逆転劇かの様にみせる韓国映画お得意のヤツが炸裂してがっかり。
しかもそんなオチ?という、ある意味なあなあな終わり方で少し物足りなかった。
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骨太な力作
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1990年代の韓国総選挙を描いた作品。
巨体な携帯電話やタイプライターなど、
レトロな小道具に心ときめいた。
悪役に達したイ・ソンミンはさすが。
ラストで青瓦台が見えるホテルのシーンは象徴的だった。
韓国ならさもありなんというリアリティを感じさせる力作だった。
政治家版カイジ
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