「結局は愛の映画。」動物界 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
結局は愛の映画。
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人間が動物化する病が流行している世界が舞台の今作。
今まであったようでなかったような設定で、この物語の行く末はどうなるのかとずっと目が離せなかった。
人間が動物化する過程の描写が見事で、皮膚感だったり身体の動きだったりリアルさを感じた。
息子と父が最後に笑顔で交わした会話と、そして最後に父の取った選択がどこまでも頭から離れない。
映画館を後にしてからもずっと涙が止まらなかった。
結局父にとって息子が息子であることに変わりはなく、一番優先させるのは「息子が生きること」なんだな、としみじみ思った。
素晴らしい映画でした。
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